タイトル#002

挨拶

こんにちは。
こうゆうのって思ったよりみてもらえるものなんですね。
少しでも需要があったようで嬉しいです。
今回は、前回の終わりに記載したようにタイトル「蜉蝣」の意味について語っていきたいと思います。

タイトル

現在は、執筆前にタイトルを決めて解禁なんて事が続いているのですが
「蜉蝣」を執筆した7年前は物語の途中まで決めあぐねていました。
この話も後々していきたいと思うのですが、僕は登場人物やタイトルを決めるのが凄く苦手だし、だいぶ時間を割きます。
まぁ、そんな事は置いておいて

理由1

まずは一つ目は、単純に短い命、儚い命の例えですね。
だったらセミでもいんじゃね?ってなりますが、まぁまだまだあります。

理由2

二つ目は、漢字の作りです。

蜉蝣=二匹の虫の浮ついた遊び

結局は要(葉)と甲(憂華)の仕業という表現がしたかったんです。

理由3

三つ目は、陽炎(カゲロウ)
ゆらゆらと実態の分からない。
存在する物なのか、出来事なのか。
何が真実なのか。
そんなイメージの作品にしたかったからです。

理由4

四つ目は、蟻地獄
細かい分類もあるみたいなんですが
ウスバカゲロウの幼虫が蟻地獄だって事。
皆さんご存知であろう、なんかゲームの中ボスとかでよく見かけるあいつです。
抜け出せない、逃げ出せない、苦しい、みたいなニュアンスも含まれております。

なんか書き出したら色々止まらなくなるのでこの辺で

7年前

7年前にこの作品を書いた時、構想から脱稿まで一週間で終わりました。
その後、修正や追加などはありましたが今じゃ考えられない、、、

それも理由がハッキリしていて
当時、毎日のように自分や身近な人を失う夢を見ていて
その怖さを紛らわせる為に取り憑かれたようにパソコンの前にいた事を今でも覚えています。

アンケートの一つに「命」がテーマの作品なのに
軽く扱いすぎではないかという意見がありました。
そんなつもりがないのはもちろん
僕は、物語に毎回漢字一文字でテーマも掲げていて
蜉蝣のテーマは「嘘」です。

次回

次回は、このテーマについてと賛否あるオープニングアクトについて詳しく語っていきたいと思います。

最後まで、読んでいただきありがとうございました!

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