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遅れてきた冒険者の「ソーサリー」プレイ日記 第3回

はじめに この日記について

 こんにちは。30年ほど遅れてやってきた冒険者ヤズです。
ファイティングファンタジーシリーズ屈指の名作「ソーサリー」4部作のプレイ日記、第3回です。
 前回は第1巻「シャムタンティ丘陵」にて、目的地であるカーカバードの港町カーレまであとわずか、というところでスヴィンという人オークの部族の依頼を引き受けることとなった主人公、果たして成否は!?というところからの続きです。

ご注意!

以下ネタバレが続きますので未プレイの方は閲覧されないことを強くお薦めします。
また、今回は重大ネタバレに該当すると判断し、パラグラフ番号や選んだ選択肢など具体的な記述は伏せています。あしからずご了承ください。

前回の日記はこちらからご覧になれます。
遅れてきた冒険者の「ソーサリー」プレイ日記 第2回|ヤズ (note.com)


プレイ日記 第3回 シャムタンティ丘陵

洞窟の探索

 スヴィンたちに件の洞窟の入り口まで案内される。
ジャンを連れているか否かで展開が大きく変わりそうな気配。別れたことが果たして吉と出るか凶と出るか…?
 たいまつを使用して乗り込んでいくが、それなりの広さも深さもあるようだ。しかしここに来るまでに、とあるポイントでおそらくこの場所に関するヒントを得ていた。ヒントを正しく読み取れたか不安になりつつ、慎重に分かれ道を進んでいく。こういうシリアスな場面で分岐を選ぶときは毎回緊張する神経の細い筆者(笑)

と、見つけた!娘さん無事だった!
さっそく救出し、後は脱出するだけだ…と思いきや。

最大の難関、現る

 やはりと言うべきか、脱出を阻むようにとんでもない強敵現る。
ここでは個体名は伏せるけれど、普通ならどう考えても一人で挑むような相手ではない。
 筆者は以前ファイティング・ファンタジーシリーズを原作とするTRPG「アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版」(略称:AFF2e)でプレイヤーとして参加させて頂いた、とあるセッションで実際に対峙したことがあるのだが、その時は4人パーティで挑んで、それでもひどく苦戦させられたことをありありと思い出して冷や汗が出る。

一人で、しかも誰かを守りながら勝てるとは到底思えない。
しかしやるしかない!

 ここからの選択肢は白兵戦も魔法戦も選べるが、どうやら筆者は正しい選択ができたようで、体力点がギリギリになりながらも何とか危地を脱することができた。心底安堵し、深く息を吐く。…マジで怖かった~!(涙目)
 ともあれ、ふたり無事に村に戻ることができた。


そして旅は続く 次回に向けて

 ここまで読んでくださった貴方は「いや、君はただ本を読んでるだけだろう、そんなに緊張する?」と思われるかもしれませんが、普通の小説を読むのと違い、ゲームブックの場合は主人公=自分という体で、より感情移入して読んでしまうので割と真面目に緊張します。下手な選択肢を選ぶと即死するってケースもありますので息をするのも忘れるくらい怖かったです。
あと、やられてもう一度最初からやり直す面倒さの恐怖もちょっとあります(笑)

 さて、第1巻の物語はひとまず大団円となりました。
このシリーズをプレイしていて初めて見た驚くほど素晴らしい報酬も得て、次回は第2巻「罠の都カーレ」に続きます。
…もうこのタイトルからすでに危険な香りが漂ってきますな…。

 しかし、別のエンディングを迎えて次巻に続くってパターンもあるのかな。一通りクリアできたら検証の旅もやってみたいな。
それから冒険記録用紙のステータスや獲得したアイテムは引き継がれるものと思うけど、そのあたりのルールがどうなっているのかも初体験なのでちょっと楽しみ。

でれではまた次回に。あなたの旅路にも良きダイスの目がありますように。

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