結果遠回りでも良い


仕事に向かう道中、Today's J-popのプレイリストからAyaseの歌声が流れてきた。

AyaseといえばYOASOBIのコンポーザーで、作曲担当で、本人もライブパフォーマンスでは機械を叩いていて。

そんなイメージの人が大半だと思うし、そのうちの1人が自分でもある。

どこかのインタビューで言っていた、「元々バンドやってて、ボーカルだったんです。だけど上手くいかなくてボーカロイド使って、、」というAyaseの発言を見たのか聞いたのか忘れてしまったけど、なんとなく心のうちに残っていた。

LiSAの楽曲中「往け」にはAyaseのコーラスが入っている。レコーディングの際にLiSAがコーラス参加しちゃいなよ、と言ったのだとか。これ聞いた時に、あとちょっとだなと僕自身は思っていた。

中学生の頃、福山雅治を聞いていた僕は彼のこれまでの経歴を調べた時に、彼も元々歌をやりたかった1人だったけれども、先に俳優としての仕事が入って、そこが上手くいって楽曲の仕事がもらえるようになったんだとか。そして今ではみんなが"俳優"福山雅治を認知しているし、"ミュージシャン"福山雅治を認知している。

だから今日聞こえてきたAyaseの歌声には痺れた。

かつてやりたかったことに辿り着けたんだと。

超最短距離ではなかなか目標を達成できない。達成できる人はいるだろうけど、超絶ラッキーボーイだ。だから僕らは周り道をするし、挫折するし、諦めることもあるし、別の道を見つけることもある。

試行錯誤の先に何か得られるものがあると信じながら。


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