片野さんとレナートバルディさんから学ぶ。フットボリスタ紙版最終号
片野さんとレナートバルディさんの記事は毎度参考にさせてもらっていて、紙版最終号の「未来のフットボール」の論点がテーマの対談も例によって参考になりやした、、、
トップリーグでの戦術の押し付け合いは指摘されているように、だいぶ洗練化されてきて、やはり今後はリレーショナルプレーになっていくのだと。
で、その筆頭として今まだうまくいってないけれども、ブラジル代表監督のジニスが取り入れていっていると。戦術的なスタンダードの知識は標準装備となり、今後は代表活動で見られるような関係性の勝負になってくるのだな、と。たしかにアルゼンチンが優勝して幕を終えた1年前のカタールW杯はそれを示唆していたのかもしれない。
そしてフットサルでの最小単位グループ戦術である2人組の関係は重要視されていくんだろうなと思うし、何度も言っているようにフットサルとサッカーの融合がなされていくんだなと感じている。マクロからミクロへ何度も行ったり来たりするトレンドのなかで、改めてより高い個人の質、やれることの多さと個人戦術から派生していく2人組の関係。11人で織りなす全体のグループ構造は交代人数の増加とプレー強度の上昇により、少しハンドボールやバスケットボールちっくになっていくんではないかと予想。
フットボールでいえばどこに人数を割くのか問題になるので、もしかしたらアメフトやラグビーの系譜や要素は足されていくというか色として出てくることもあり得るな、と。
オフサイドルールやプレータイム変更により競技特性は次のステージになるかもしれないってのは今後我々指導者が順応していく必要があるし、自分が選手だった10年前の常識なんて当然のように過去の遺産になる
で、トップリーグでのこの変化に対して高校サッカーではいまどれくらい実装されてきているのだろうか。
埼玉県でのサッカーでは、僕個人としては敬意も込めてダイナミッククラシカルフットボールっていう名前で呼ぶことにしているんだけど、それがどれだけ横行しているか。細かいところがどれくらい指導できる人がいるのだろうか。まじでピヴォ当てトレーニングするだけでボールは前進するぞ。いつまで3×1ロンドをやり続ける?いつまで2人組基礎をなんとなくルーティーンでやり続ける?それはいつの常識だ、世界は進んでる
もっともっとアップデートしなければならないし、そして結果もついてこないと机上の空論、理想家で終わってしまう
もっと頑張らねば。
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