「田作り」の仕込み
今年は去年と少し違う。
いつも、ぎゅーとらに並ぶ南伊勢産の田作りが見当たらず。
一応、県内産は見かけたものの、去年までとパッケージが違う。
全く不自由はしてなかったものの、何だか戸惑いを感じつつも材料購入。
プレーンの田作り。
これに合わせるクルミと砂糖も。
仕込むときの砂糖はブレンドで。
ザラメ:グラニュー=3:7
ザラメで粘りを付与してタレの絡み方を良くする為。
タレ作り。
酒:砂糖=1:1
熱してアルコール飛ばす。
砂糖を溶かす。
アルコールが飛んだら醤油。
これも同量。
つまり、
酒:砂糖:醤油=1:1:1
今年の醤油は
薄口:濃い口=2:8
全て濃い口だと黒が強そうで。
あと塩味が有る方が、残り田作りで酒が飲みやすいかな、などと。
タレが出来たら、田作り乾煎り準備。
一緒にクルミも煎るから大きさを合わせよう。
原型を保ったクルミは縦にハサミで割る。
細長いカタクチイワシと細長いクルミ。
その方が食べやすいかなと。
出来たら乾煎り。
田作り乾煎り。
焦げ目を付けて、香ばしい香りがしてきたらヨシ。
田作りをボウルに。
タレを流し込む、その前にボウルもうひとつ。
ザルもひとつ。
ボウルがふたつ、ザルひとつ。
ボウルに田作り。
そこにタレ。
その田作りをザルボウルへ。
田作りを優しく振って、タレを絡ませ焦げカス落として。
タレが落ちていくから、それをまた、田作りへ絡ませて。
薄く、最低限に、ムラなく絡ませて。
冷めるくらいまで繰り返したら完成しておるでしょう。
年始のお客さんに提供だ。
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