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人文科学基礎演習B/教養演習F(第11回)

今回の扉絵は「日向の言葉」という1931年刊行の本の表紙。"No Kotoba"みたいに見えてしまいますね。でも当時こういうローマ字の扉絵ってオシャレだったんじゃないかなあ。

1. 発表準備のサンプル上映

前回の記事で書いたとおり,12月に発表動画の上映会をすることにしました。学生が準備するにもサンプルがある方がよかろうということで,学生達とTwitterの方々にご協力いただいた簡単な調査結果を使って発表のサンプル動画を作りました。制限が10分で,9:58というすばらしい出来(自画自賛)。ちなみにこの動画はあくまで授業でやるプレゼンの形をイメージすることを目的としているおり,また受講者も非専門の1〜2年生が中心なので,用語や議論には正直雑なところが多く含まれます。その点をご注意ください(あといくつかある言い間違いも)。

また,なるべく本番の状況を早く体験させたかったので,その環境で動画を再生しました。動画を再生しつつ,コメントを受け付けるので,それらを同時に出したかったのですが,YouTubeのコメントはちょっと使いづらいので,sli.doというサービスを利用することにしました。

ただ,コメントをあとから見るのも今ひとつだと思ったので,OBSというソフトを使って1つの画面にまとめ,それをZoomで画面共有しました。

画面-文字入り

OBSでは個々の画面の一部を切り出すことができるので,必要な情報に限っておきました。また,sli.doについてはchromeで文字サイズを150%にしました。学生達によれば,PCで見る限り字が小さいということはなさそうです。

sli.doを授業で使ったのは初めてですが,学生達の評判はよかったです。一応授業ではLINEオープンチャットも開けているのですが,匿名で質問して画面に一斉表示されるのは受け入れやすいようです。本音を言えばいつだって質問はしてほしいのですが,とにかく質問しやすくまたフィードバックを返しやすい形態があるなら,それを使うのは悪くないでしょう。

2. プレゼンの準備

本番は10分前後の動画を作ることになっていますが,いきなりスライドを作れというのも無茶な話です。そこでエクセルファイルを配布し,スライドのおおまかな構成を作ってもらうことにしました。スライドは1枚あたりだいたい30秒〜1分を想定しているので,10〜20枚で作ることになります。この構成表は「スライド番号」「パート(序論・調査・結果・考察など)」「目次」「おおよその内容」からなっています。

スクリーンショット 2020-11-26 21.22.55

3. 発表動画上映会の案内

前回も案内しましたが,以下の日程で発表動画の上映会を実施します。この授業では参加者を広く募集しています。教員はもちろん,学生や,大学がオンライン授業としてどういったことをやっているのか体験して見たい方や覗いてみたい方,いろんな方を歓迎します。以下の要領をお読みの上,お申し込みください。

「人文科学基礎演習II(B)」発表動画上映会
期日:2020年12月10日(木)
時間:16時20分〜17時50分(入退場自由)
会場:Zoomミーティング
発表内容(予定,順不同):
① 北海道の気づかない方言
② お菓子のネーミングに見られる特徴
③ Mr.Childrenの歌詞分析
④ 北海道の言語景観
⑤ 北海道内の2チーム分けジャンケンの分布
参加資格:特になし
申込期限・方法:12月8日(火)までに以下のリンクより
https://forms.gle/VfFTzWsL3thbA4Jn6
注意事項:見ているときの様子も知りたいので,できるだけ顔出しをお願いしております。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております。



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