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戦略無くして勝利なし-「戦略」言葉の概念について-(例:サッカー)

皆さん、こちらの記事に足を運んでいただき
ありがとうございます。

今回は戦略の言葉の概念についての記事です。

戦略とは一言で言うと、
スタンスです。


どういうふうに戦うのか、
どの分野に力を入れて、
どれくらいの人を投入するのか、
などといったスタンスのことを言います。

つまり戦略とは、
具体的なことを決めることではなく、
具体的なことを決めていくためのスタンスを決めることなのです。

例えば、サッカーで考えてみましょう。


サッカーにおいてよく耳にするのは
戦術という言葉ですが、
それを考える前にまずは戦略を考えなければなりません。
なぜなら、プレイヤーが戦略を理解していないと
いくら戦術について説明受けても理解はできても
納得はできないためです。
各々が戦術を納得できないとチームの統率力は崩れ、
試合に負ける可能性を高めてしまいます。

仲間のボール保持者に対して、必ず3角形の位置に仲間を配置して、パスを繋ぎ、ポセッションを高めるという戦術があるとしましょう。
これについてプレイヤーは理解できると思います。
そしてそれを実行するでしょう。
しかし、試合が80分になっても1点もゴールできていない状況の場合、
プレイヤー達はまだこの戦術を続けようと思うでしょうか?
おそらく思わないです。
残り10分で1点を獲得し、試合に勝たなければならないので、
積極的に相手ゴールを奪うプレーに変えると思います。
ボールを前に蹴り、スピードの速い選手や身長の高い選手を前に置くパワープレーや、やみくもにシュートを狙うロングシュートなど。
たしかにそれは勝つためには正しいのかもしれません。

しかし、監督の戦略が
相手を疲弊させて確実に1点を獲得を取ること
であるならば、この戦略を達成するための戦術を行なったのにもかかわらず、
最後の最後で戦略が崩れる、ということになります。
80分間ボールを回し、
相手が疲れて足が止まったところを
落ち着いてパスを回しながらゴールを確実に奪いにいく。
これを狙っていたのであれば、
プレイヤーの行いによって、戦略はおろか勝利も手放すことになりかねません。

戦略はスタンスであり、
それはプレイヤーに共有されるべきことです。
それがあって、一つ一つの行うことの意味を理解し、生産性を高めます。

これはサッカーだけでなく、仕事やプライベートにおいても同じことが言えます。

是非皆さんも戦略を組んでから、
具体的なアクションを起こしましょう!
そうすることで、日々の何気ない作業にもモチベーションを持って取り組むことができ、
成果を自分で勝ち取ることができます。

最後に

私は日々あらゆることに関して戦略を組んでおります。
そしてそれを組むのみならず、
自ら実行する、あるいは提案後フォローすることで
私自身、あるいは他者の成果を獲得しています。
今後も関わる人の人生に豊かさの種を蒔くために活動して行きます。

今後ともよろしくお願い致します。

よろしければサポートをお願い致します。記事や活動に充てる資金として運用いたします。今後ともよろしくお願い致します。