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祝!「来世は他人がいい」アニメ化

小西明日翔先生がアフタヌーンで連載中の漫画「来世は他人がいい」という漫画がアニメ化されるそうだ。めでたい。

あらすじ

極道の家で生まれ育った女子高生、染井吉乃。家庭環境は特殊でも、おとなしく平穏に日々を過ごしてきた。婚約者の深山霧島(みやま・きりしま)と出会うまでは――!デビュー作『春の呪い』で「このマンガがすごい!2017」(オンナ編)2位にランクインした小西明日翔の最新作。はみ出し者たちが織りなす、スリルと笑いが融合した極道エンタメがここに誕生!!

Amazonページのあらすじより引用

この漫画はいわゆる「極道もの」と呼ばれるジャンルである。とかく不良とかマフィアとかヤクザとか危険な魅力を持っている男性を好む女性層は一定層いるもので、そういったニーズに対応する漫画であると言えなくもない。

何を隠そう、私はこの漫画を1巻からずっと、続巻が出るたびに買い続けている。なぜか。

キャラクターが魅力的だからである。

この漫画は頭のおかしいヤツが次々登場する。ヒーロー(?)役の深山霧島は狂気の執着系サイコパスだし、主人公の幼馴染的存在である鳥葦翔真は、クールな外見とは裏腹に狂うほど主人公に惚れぬいている。主人公の祖父である染井蓮二は一見明るく見えて殺伐としたヤクザだし、深山霧島の祖父である深山萼はなんかもう人間性がない

そして私が見たところ、一番頭がおかしいのは一番常識人に見える主人公こと、染井吉野である。

彼女は一見普通の女の子なのに、なんてことはないと言わんばかり次々現れるサイコパスを飼い慣らし、暴力や恫喝にも怯えず筋を通そうとする。たまに見せる一般人らしからぬドスの効いたセリフには「姐さん……」と呼びたくなる迫力がある。

そんなわけで、普通の人が普通に恋愛してる姿に飽きた人間にとっても、頭のおかしいヤツらが血肉を切り刻みながら愛とか恋とか言ってるのはとても面白い。バイオレンスラブコメとも言えるようなジャンルではあるが、残酷描写がえげつない訳でもないので、ちょっと風合の違った漫画が好きな方には大変オススメできる。刊行を重ねるごとに増していく絵の迫力も必見だ。

また、「来世は他人がいい」というタイトルの意味は「来世は他人がいいと思ってしまうぐらい今生では宿命的に離れがたい二人」なんじゃないかなあと思っている。

あらためて、アニメ化おめでとうございます。

まだキャストの発表はないが、PVではヒーロー(?)の深山霧島役を石田彰さんが務めている。アニメでも続投だろうか。なんとまあ……。石田さんの外連味のある演技と深山霧島の胡散臭さが相乗効果をなして必見だと思う。

「来世は他人がいい」の1話はこちらから無料で読めるので、気になった方は読んでみていただけると嬉しい。


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