スターウォーズ見てきた

早速スターウォーズEP9観てきました。以下ネタバレ全開なのでよろしく。



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「これまでのあらすじ」から始まるのは毎度のことなんだけど、「パルパティーンが蘇った!」とか言われても何?って思ってしまったのは否めない。まあ死人が喋るのはSWのお約束だからシスだってそれやっちゃいけないってことは無いだろうけど。"Dark side of the force is the pathway to many abilities, some considered to be unnatural."でEP3のセリフだ!!とテンションが上がってしまった。

突如出てきたファイナルオーダー(ダサい)をファーストオーダーの面々すら不信感持ってたのは良い描写でしたね。これが後の展開にも繋がってたわけで。というかあの艦隊誰が動かしてるんだ?シス教団かそれこそクローン兵?

レイの修行パートがいきなり始まった時は今更修行してる場合か?と思ってしまった。ポーにも突っ込まれてたけど。レイア姫はあれ全部CGなんですかね?流石にアラが出ないようにするためか動いてるパートが少なかった。

ウェイファインダー、名前がまんますぎるのはもう突っ込むのはヤボだよね。無意味に飛んでたトルーパーはアレ何?今度やるボバフェットドラマの宣伝なのか?スゥーッハァーッっで大蛇をヒーリングした時はチャドー、フーリンカザン、そしてチャドー、と言いたくなった。翻訳はできるけど発声はできないシス言語、なんなんだ。指輪物語の暗黒語かなんかか。電気ビリビリでチューイを爆殺(勘違い)してしまうやりとり、これ必要だったか?そもそも何で電気ビリビリだと闇なんだろう…テレパシーで実際にネックレスをテレポートさせてしまうの、そんでそっから足が着くの、そんなんあり?と思うけどラストに繋がってると思うとまあ良いのかな…

言うを憚るシス言語を翻訳させるために脳味噌を弄られるC3PO、かなりかわいそうというか主人公がやることでは無いよな…まあ追い詰められてるから仕方ないが。ポーの元カノがメダルをくれたからと言っても相変わらずのザル警備。この辺はファーストオーダーが急激に拡大しすぎた弊害かもしれない。そして満を辞してのハックス将軍。「スパイは私だ」の発言は最高に輝いていたよ。それがたとえカイロレンが気に食わなかったから、という理由でも。

エンドアの月のデススターの残骸にピッタリハマる短剣、それいつ作られたの?割と最近じゃ無いとおかしいよね?つーか最初からレンのタイファイター奪えば良かったと思うんだけど…そして明かされるレイ・パルパティーンの名前と一瞬だけ映る超カッコいいバタフライナイフライトセーバー。出番ここだけかよ!宣伝のやつでほぼ全部じゃねーか!レイア姫の退場と刺されるカイロレン、チャドー呼吸で復活するベン・ソロ、この辺は予想できたこととは言えうるっときましたね。キャリーフィッシャーおつかれさまでした。

もうカイロレンもハックス将軍もいなくなって完全にパルパティーンに乗っ取られてしまったファーストオーダー、こいつらも一応普通の?人間なんだよな?トルーパーの宿命とは言えゴミのように殺されていく姿にはショッギョ・ムッジョを感じる。信号発信がシスの惑星からプライド将軍のスターデストロイヤーに変わったの、なんか文脈的な意味があるようなないような。パルパティーンを殺せば殺したレイがシスになる、まあわからんでも無いけどレイとベンが同時に来るとパルパティーン本人が復活するという理屈がわからん…つまるところ物語の最終的な「敵」としてシス皇帝が設定されてるから、レイとベンが和解してしまうと新たな敵としてパルパティーンが復活するということ?でもご都合主義は否めないな…そして噂のポリゴンショックの電気ビリビリ、これは体調悪くする人もいるのも分かるしつこさだった。

満を辞して集結する反乱軍、これまでずっと肩透かしだったからミレニアム・ファルコンを先頭に見渡す限りの艦隊がやってくるのは爽快でした。これ多分最初の「どこからやってきたのか分からないファイナルオーダー艦隊」と対比になってるんですよね。同じく無から艦隊が湧き出ているように見えて、これまで冒険をしてきて絆を繋いで来たからこそ彼らが集まってきてくれたのだ、という。この流れはとても美しくて、これだけでも観に行った甲斐はあったと思います。チャドー・ヒーリングで消滅するベン、あそこまでで満身創痍だったと解釈すればまあそんなもんかな…あれだけ色々やって今更反乱軍にもファーストオーダーにも戻れないだろうからしょうがないか。

トルーパーだったフィン、密輸業者だったポー、ダースベイダーの孫としてのカイロレン、銀河皇帝の後継者だったレイ、どう生まれたのかではなくてどう生きるのかを自分で決めるのだ、というのは一貫していて(若干しつこかったけど)それのラストを締める「レイ・スカイウォーカー」の名乗りはエイブラムズ監督が言いたいことがしっかり出せていたように感じました。そして色んなことが変わっても変わらないものもある、という象徴の銀河最速の船。やっぱり自分はスターウォーズが好きなんだ、ということが再確認できたスカイウォーカーの夜明けでした。


スシッ!スシヲ、クダサイ!