でもHEROになりたい ただひとり君にとっての
深夜3時前久しぶりに勝手に涙がつたってきて、
懐かしく思っている、むかしは毎日こうだった
昔から生きてるのがほんとうに嫌で、私が好きなようにしてると批判されて静かに少しずつ心を閉ざすようになっていってたことを少しずつだったからか、もう忘れていた
気づいたら心の中の声を口に出すことを、思ったままのことを何も考えず口に出すことを、一切しなくなってた
こう言えば印象が崩れないかな、こういうときはこう反応するのが正解だよな、何も言わず黙っておこうと思ってたことすらなくなって、意識的に黙っておこうなんて思わずとも黙るようになってた
忘れてた
わたしはもっと、むかしは天真爛漫そのものって言われてた
なのにいまはそんなの一言も言われなくなった
自分を守る盾を見つけてもっと頑丈にもっと頑丈にってしてしまったのかもしれない。
たくさん言われた、つらかった言葉たちも言われなくなった。だけど、わたしは、なにか、だいじなものを失ったのではないのか、
学校の先生は一般論で成績表に個人への性格のことについて書く。冷たい、とか、周りの人をもっと気にするべきだ、とか、同級生は人と違うことを馬鹿にしたし、わたしはかなしかったし
ひとりぼっちなんだ、親はわたしのことで大げんかをするし、学校の人たちはわたしらしくいることを悪口ばっかり言うし、わたしがいるべきところがひとつもなかった。
そのうち、わたしの中の中身だけ鍵をかけてしまって外身のあたしだけ独立するようになってた、忘れてた、わたしは、わたしは、
ずっとなにも否定せず馬鹿にせず悪口を言わないで味方でいてくれるひとが欲しかった
たすけてってずっとずっっっといいたかった
だれもたすけてくれなかった
もう誰もいらないと思った。あたしが誰かをたすけてやる、って思ったんだった、そうだ、私は怒りに育てられた子だ
誰にも理解されてたまるか
真似できるもんならしてみろ凡人が。
バーーーカ。