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IPO以外のEXIT戦略(1)

今回はベンチャー企業や中小企業でIPOを目指している企業へそれ以外の選択肢のお話をしたい。オーガニックでの規模拡大に限界を感じている企業にはぜひ参考にして頂きた。

EXITの選択肢

①IPO(上場)
②事業会社へ売却
③ファンドへの売却

今回は②について詳しく見ていきたい。
まずIPOには準備期間が3年、上場コストが5,000〜1億円もかかってしまう。
売上規模はあっても利益率の低い企業では上場のメリット以上にコスト面でのデメリットの方ほ大きくなってします。そういう場合は上場の道は諦めて、事業会社への売却をおすすめする。

事業会社へ売却するメリット

M&Aで事業会社へ売却する場合すぐに多機能化できるとことが最大のメリットとなる。自社よりも大きい事業会社へ売却しその子会社になれば、資金力UP、良い人材も集まりやすくなり、これまでになかったネットワークも活用できる。これは単にIPOしただけでは得られないものだ。シナジー効果が高い企業を見極めてその企業の傘下になることで成長フェーズを一つあげることができる。これをミニIPOと呼んだりする。ぜひ成長戦略で迷っている企業はミニIPOを検討してもらいたい。

シナジー効果事例
・親会社に有資格者の人材が多くおり、工事請負件数を思いっきり増やせる
・親会社の与信枠を子会社も利用できることで、これまで以上の融資金額を獲得
・親会社の販売ネットワークを活用し、自社ではリーチできない顧客へ販売できる

このように成長の踊り場にいる企業は次のステップとしミニIPOを検討して頂きたい。成長戦略に外部資本のレバレッジを聞かせることで、目指していた世界へあっという間に登っていける!M&Aにはその可能性があるのでぜひ一度私どもへご相談いただければ幸いです。

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