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M&Aにはどんな方法があるの?

昨今よく耳にするようになったM&Aだが、その方法はさまざまな種類があります。今回は全体像の理解と、中小規模のM&Aで良く使われる方法について見ていきたいと思います。

M&Aの全体像

M&Aの全体像
(M&A SCCEED webから転用)

上記のようにM&Aは、買収と合併に加えて提携も含め3種類に分類される。
中でも中小企業のM&Aにおいては、買収の属する【株式譲渡と事業譲渡】が全体の8割を占めている。この二つについて詳しく見ていこう。

1、株式譲渡とは?
譲渡企業の株式を譲受企業に譲渡することで経営権を移動させる方法です。会社の経営権は過半数で握ることは可能ですが、M&Aでは100%の株式譲渡が一般的です。株式譲渡の場合、株主が変わるのみで全ての資産や取引上の契約をそのまま継承できるメリットがある。

2、事業譲渡とは?
企業全体でなく、特定の事業または全ての事業を譲渡する方法です。経営戦略における「選択と集中」をしたい企業などが行う手法で、譲渡企業が手放したくない事業や資産を残せるメリットがあります。譲受企業が赤字事業の承継を希望しない場合にも利用される。

中小企業のM&Aでよく使われる手法として合併も比較的多く利用される。

合併とは?
2つ以上の複数会社が1つの会社に統合することを指し、合併する会社(被合併会社)は消滅する。統合時に、新しい会社を作り権利や資産を承継する方法「新設合併」と、既存会社が被合併会社の権利や資産を承継する方法「吸収合併」の2つの方法がある。期待できるメリットは、被合併会社の技術やノウハウを承継でき新規分野への進出や既存事業の強化が図れる。

このように中小企業M&Aの方法は上記3つで行われる場合がほとんどですので、ぜひ企業オーナーには上記の内容とメリットを理解していただきたい。知識と準備がないオーナーが多く、それも日本でM&Aが進まない一因にもなっている。何度もお伝えしているが、中小企業のM&Aではほぼ100%が友好的な形で進められますのでM&Aの方法をちゃんと理解し、自社の経営戦略としてM&Aをご活用いただければ幸いです。


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