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【地頭】の言語化

こんばんは。

地頭ってこういうことか、ということが言語化できた気がするので、備忘のために書いてみようと思います。

結論から言うと、
【仮説思考】と【論点思考】
を持ち合わせていること、と考えております。
そして、重要度は
【仮説思考】<【論点思考】
と考えます。
解くべき論点を間違えると元も子もないですからね。

仮説思考は、
思考の広がり、
因数分解して面を捉える力、
妄想力×MECE
といったところでしょうか。

論点思考は、
正しい問いを置く力、
論点を割り戻して
そもそも?と抽象化していく力、
全体を俯瞰して構造化する力、
と考えております。

ポイントは
ビジネスで求められる地頭力は
仮説思考、論点思考のように、鍛えられる
ということにありす。
⇒ 逆に言うと、マネジメントレイヤーの人にもし備わっていない場合、思考トレーニングを怠ってきた、とも捉えられます。

つまりどういうこと?

具体的に考えてみます。

例えば、ダイエットをしたい、というお題があった時に、何を考えますか?

糖質を抜こう、
朝ランニングをしよう、
ジムに通おう、

と考えてしまった方は、トレーニングが足りない可能性があります。
仮説思考が不足してます。

ビジネスで営業をする中で、お客さんからお金を借りたいんだよね、という相談があった際に、すぐに決算書を徴求し、いくら貸せるかばかり考えていないでしょうか。
仮説思考があれば、デットなのか、エクイティなのか、デットであれば、運転資金だろうか、設備投資だろうか、など具体的な深掘りをする前に妄想力×MECEで課題を面で捉えることができます。
これができると、一粒で何粒も美味しい提案ができるようになる可能性があります。

話を戻して、ダイエットですが、
ダイエットはシンプルに
摂取カロリー < 消費カロリー
となっていれば成功となります。

摂取カロリーを減らすアクションが
糖質を抜く、ということであり
消費カロリーを高めるアクションが
朝ランやジムといった手段がみえてきます。

このように、ダイエットを因数分解し、面で捉えることができることが、仮説思考となります。

それよりも重要なのが、論点思考です。

論点思考は、問いを置く力です。
そもそもとくべき問いが間違っていないか?という視点が大切になってきます。

ダイエットの話であれば、ダイエットをする目的は?と論点を割戻して考える必要があります。

健康のため
結婚式のため
モテるため

など、目的の一つの手段としてのダイエットだとすると、健康になるためであれば、もしかすると睡眠改善の方が重要な手段にもなり得ますし、モテるためであれば、金持ちになるには?と論点がゴロッと変わる可能性すらあります。

そして、ビジネスでよくあるのが、
誰の課題なのか?
をクリアにしないで進めるプロジェクトが多いです。
論点の持ち主によって解くべき課題も変わってきますので、そこもはっきりさせなければ堂々巡りとなります。

これをどう活かすか?

組織再編における人財配置に活用できると考えてます。

プロジェクトの流れを
①仕入:ソーシング(営業マン)
②加工:案件化、チームビルディング(企画)
③販売:エグゼキューション(プロフェッショナル職)
とすると、

より仮説思考が必要なのは
①仕入:ソーシング(営業マン)
⇒一粒を何粒も美味しくできる思考を持ち合わせているか

より論点思考が必要なのは
②加工:案件化、チームビルディング(企画)
⇒解くべき論点にリソースをさけるか

となってくると思います。

私自身は、
金融ディーラー職が長く
③販売:エグゼキューション(プロフェッショナル職)
が本職だったため、コンサルに転職するまでここまで仮説思考、論点思考をなく仕事をしていた事実に驚き、大変な成長痛を患いました笑

いまは、経営企画の業務に従事しながら、組織再編や人財育成に邁進するにあたり、この仮説思考論点思考をフル稼働しながらサバイブしております。

また、言語化できたらnoteしますので、お付き合い頂けますと幸いです。

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