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ルーティンで集中できる自分に変わる

こんにちは、山藤あるとです。

本試験会場では何かと気が散る要素は多いです。

日々の勉強でもなかなか集中できないということもあるかもしれません。

そんな時に、自分から集中できる状態を作り出すために、日頃から自分が集中できるルーティンを作っておくことは大事です。

・集中するまでに時間がかかる人
・つい周りが気になってしまう人
など、多くの受験生に最後まで読んでもらえたらうれしいです。


世の中は集中しにくいようにできている

試験自体が非日常

試験を受ける、という行為自体が非日常のものなので、それだけで緊張しても不思議ではありません。

試験会場自体がそもそも普段いかないところでもありますし、試験当日に周りを見ると気楽そうな人から寸暇を惜しんでテキスト等を見ている人など、いろんな人がいます。

試験開始直前には、注意事項の説明などちょっとしたセレモニー部分もあって自然と緊張感は高まります。

試験中にも、試験会場の近くでボヤ騒ぎがあったらしく煙臭くなったりとか、街宣車が通って大きな音が聞こえてきたりなんてこともありました。

そんな中で普段通りの実力を発揮するためには、それなりの準備が必要です。

日常も静かにしてくれない

日々の受験勉強をするにしても、ちょっと街を歩けば、家の中でテレビをつければ、いろんなビジネスがあの手この手で私たちの消費を促そうと目や耳に情報を送ってきます。

当たり前の話ですが、自分が受験勉強するかどうかは世の中には関係がないので、静かにして欲しいと思ったとしてもそうなるものではありません。

あまり気分が乗らない日もあるかもしれません。
だからといって勉強しないという選択ができるほど受験生に時間的な余裕があるわけでもありません。

日常的にコンスタントにきちんと集中して効果的・効率的に勉強してく必要があります。

ルーティンで集中できる自分を作る

ルーティンを作ってみる

本試験で集中できなくて実力を発揮できなかったというのはもったいないので、日々の勉強そのものも大事ですが、本番で実力を発揮できるように備えておくのも大事です。

これについて、よくあるのが自分なりのルーティンを作るということ。

これをやると自然と落ち着く、集中できる何かをあらかじめ用意しておくことです。

自分なりの何かを決めたら、答練や勉強を始める際に必ずやるようにすることで習慣化するようにします。

ある程度習慣化してくると、逆にあまりやる気がないような時でもルーティンをすることでいつの間にか集中できていた、なんてこともありますので、試してみて損はないかと思います。

ルーティンを作るポイント

ルーティンの内容は人それぞれです。

ただ、本試験でもいつもと同じようなルーティンで集中できるようにする、という観点からは、試験に持ち込めるものでできるようなルーティンにすることがポイントです。

例えば、音楽を聴くと集中できるという人もいるかもしれませんが、本試験で音楽聞きながらはできませんので、オススメできません。

また、周りの環境に左右されずにできる内容の方が望ましいです。

例えば、椅子の高さを必ず調節する、といったルーティンの場合、本試験会場の椅子が高さを変更できないものだった場合に十分な効果を発揮しないかもしれません。

もう少し言えば、なるべく簡単でシンプルな作業がよいと思います。

例えば、ペン回しをする、といったルーティンの場合、上手く回せないと余計に集中できなくなる可能性もあり、本末転倒になりかねません。

本試験などで緊張していても問題なくできるくらい簡単なものがよいと思います。

いろいろなルーティン

私の場合は、耳栓をつける、でした。

1人で勉強する時、答練を受ける時など、勉強の始まりには必ずまず耳栓をしていました。

普段やっていることをやるとあとはいつも通り、という感じになります。

他の人のルーティンで覚えているのは、
・筆記用具をいつもの配置に並べる
・電卓で1から50まで足す
・座ったまま軽く瞑想する
・本試験や答練についている下書用紙を切り離す
などがありました。

意識的に作ったものから、いつもやっていることに気付いたのでそのままルーティン化したものなど、様々です。

ルーティンのすすめ

ルーティンはちょっとした安全装置のようなものです。

普段特にルーティンなど使わなくても集中できる人も、ちょっとしたイレギュラーな出来事で集中しにくくなることもあり得ます。

そんな時にルーティンを行うことで集中を取り戻すきっかけにもなります。

ルーティンのいいところは、がんばって集中しようとする必要がなくなるところです。

集中しようとする労力を他のところに回せるようになるのは地味に効きます。

長い受験勉強生活では、その差は確実に出ます。

この点では、ルーティンは普段の勉強の際にも十分威力を発揮します。

合格の本質は変わること

例えば、周りが静かじゃないと勉強できないという人もいるかと思います。

人によって集中できる環境はそれぞれですが、だからといって周りを静かにさせようとすると労力も大きいですし、そもそも自分でコントロールできるものでもないので結果が出るとは限りません。

かといってそんな中無理やり集中しようと頑張ってしまっては、それだけで疲れてしまい本末転倒になりかねません。

それよりは、多少望ましい環境じゃなくてもルーティンを行うことで集中できるようなスキルを身につける方が建設的だと思います。

違う視点から言うと、ルーティンが確立できれば、周りの環境を言い訳にしなくて済むともいえるかもしれません。

もっと言えば、そもそも合格の本質は合格できない自分から合格できる自分に変わること、です。

そう考えると、ルーティンを作って周りの環境に左右されず集中できるようになることも、合格に必要な変化の一つともいえそうです。

特にルーティンがないという人も、意識的に作って試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

・世の中は受験勉強しやすいようにはできていない
 試験自体が非日常で緊張しやすい
 意識的に集中できるようになるスキルも必要

・ルーティンで集中できる自分を作る
 ルーティンを習慣化できれば、ルーティンが集中のきっかけにもなる
 意識的にルーティンを作った方がよい

・合格することは変わること
 周りの環境次第では集中できない自分から、周りの環境に左右されず集中できる自分になることも合格に必要な変化の一つ

ルーティンを作っていつでもどこでも集中できる自分を手に入れませんか。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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