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滋賀でカニを食べた結果

1月から2月にかけて、毎年私の脳内に忍び寄ってくる願望がある。

「カニが食べたい。」

この願望は、脳内に入り込むやいなや、いとも簡単に私の脳を支配する。
そうなってからは、毎日カニをどこで食べるか検索する毎日が始まる。

しかし、ここで毎回問題が起きる。
本格的なカニを食べに行くには、近い場所でも関西の海側か北陸に行くのが常道。
めんどくさがりかつ気の短い私には、遠い場所までカニを食べに行って帰るのはなかなか耐え難く感じてしまう。←いつもはここで挫折する。
「かに道楽」で手を打つこともあるが、もっともっとガッツリたくさんカニを食べたい!!!

めんどくさがりのくせに、注文の多い自分に疲れる。
だが、今回は根気強く探した結果、初めての試みに行き当たった。

その試みとは…

「近場の、ちょっといい宿のカニのプランを利用する」

ということだった。

第一の目的は、カニを食べること。
それなりのお値段のところなら、変なものは出さないだろう。ということで願いは叶いそう。
そして、どうせなら旅行支援も利用して宿泊し、温泉も楽しみたい!!

ということで選んだのが、滋賀のおごと温泉にある宿だった。滋賀は、海も無いし正直カニのイメージとはかけ離れた場所な気がする。


結果…



大正解だった!!!

ちゃんとしたズワイガニを、お造り、天ぷら、そして鍋で楽しむことができた。

食べる途中であわてて撮ったカニ鍋

そして、今回の旅での収穫は、美味しいカニはもちろんだが他にもあった。

まずは、京都からおごと温泉の距離。
ふだん、JRの湖西線にはほとんど乗らないし、おごと温泉に行くのも初めてだった。いざ行くとなって、時刻表を調べたときの衝撃!!
なんと、京都駅から乗換えなしで20分!!!
近すぎてビックリだ。
カニをきっかけに調べなかったら、全然知らないままだったかもしれない。

次に、ちょっといい宿の利点を知ったこと。
今回、旅行支援で少し安くなることもあり、普段選ばないような価格帯の宿を選んだ。
そこで感じたのが、いい宿のホスピタリティの高さ!!!
到着してすぐに、ウェルカムティー(めちゃくちゃ美味しい)とチョコがもらえて嬉しかったし(←すごい庶民感😂)、スタッフの方一人ひとりの気配りや自然な楽しい会話が徹底されていて、ノーストレス。押し付けがましくなく、あくまで自然で丁度よい接客が心地良い。
部屋も、今まで宿泊したどの宿より広くて、それだけで非日常感を味わえた。
そして、お客様もみんな上品で常識的。

今回泊まった宿がすごく良かったというのはあると思う。(常連さんなのかな〜という方がたくさんおられた)

それにしても、今回の経験で、少し高いお金を出してでも、これだけ非日常感と満足感を得られるなら、次からもがんばってグレードの高い宿に宿泊したいと強く思った。


そして、今回泊まった宿が良すぎて次の予約ももうしてしまった。

カニを食べる目的を上回る何か大切なものを学び、また大人の階段を一段昇った。

そんな滋賀の旅だった。



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