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サポーターとお金

“お金"という存在
正直言うと、僕はあまり好きではありません
もちろん、その存在が悪であるとは思いませんが、どうしてもあの生臭さのようなものは好きになれません。
とは言っても、お金と関わらずに生きていくこともできないので、適度な距離を保ちながら共存していきたいと考えています。

「チームをサポートしたい。」と思ったときにも、必ずお金はかかわってきます。
試合に行ったり、ユニフォームを着たり、ご飯を食べたり
すべての行為にお金がかかります。

サポーターの中には、「それはいらないだろ!」って思われてしまいそうなものまで買って、チームに貢ごうとする人もいます
Twitterなんか見ていると、むしろそういう人しか見かけません。

これは僕のSNS力がないだけかもしれませんが、そういうものを見ていると、どうしても「俺もできる限り貢献したほうがいいのかな?」とか、考えたりしてしまいます。

クラブとしてはよりたくさんお金を払ってもらえるほうが嬉しいでしょう
しかしお金は無限ではありません。
特に、高校生の財布なんてあっという間に底をついてしまいます。

ユニフォームなんて高級品は、年に一回買うだけでも大変ですし、チケット代も一回一回着実にダメージを与えてきます
ご飯もお金がかからないよう極力家で済ませたいですし、交通費なんてものは考えたくもないです

一部は親が負担してくれているという人も多いでしょうが、それにしても高いものは高いです。
なのですが、マリノスやそれにかかわっている人のことを考えると、「可能な限り物はクラブのグッズやスポンサーさんの商品で揃えたほうが良いのかな?」とか「ご飯はキッチンカーで買ったほうがいいのかな?」とか、そちらのほうが値段が高くても考えてしまいます。

もちろん、これらの思考が悪だというわけではありません
払える余裕があってそれだけ尽くしたいのならば払えばいいですし、そういう人がいなければクラブは存続できません。

それも理解しているからこそ、「払うべきなのかな?」という思考が生まれてしまいます
この感情と付き合っていくのは非常に難しいです。

自分は、無理のない範囲で好きなだけ貢げばいいと思っています。
が、“無理のない範囲”って何なんでしょうか?

まだ高校生であるということもあり、この点が何よりも難しいと感じています。

千円くらいだったら簡単に払えます
二千円も問題はありません
三千円も無理ではありません
四千円は少し大きいかな?でも払えない金額ではありません
五千円…たまにはそういう時もあるでしょうか。
六千円は厳しいです。でも財布の中にはありますし、銀行にはもっとあります。

“無理ではない”けど厳しい。
“無理のない範囲”は、一見“無理ではない”と同じ意味のように聞こえてしまいますが、実際はそうではありませんでした。

自分のお金が、生活費だとかの必要な支出に使われないからこそ、この違いを理解するのが難しいです。

二万円のユニフォームを買ったことが原因で生活が困窮することはありません
本格的に稼ぐのは今じゃないから、今からそれなりの額を貯金に回す必要もありません

支出を止める要素が“己の理性”以外に存在しませんでした。

おそらく今の大人も、経験を経る前は自分が後に後悔しないようバランスを保ってお金を使っていく、というのは出来なかったのではないかと思います
様々な経験をした今もなお自信はない、という方もたくさんいるかもしれません

お金について“100%後悔しない状態”に持っていくというのは大変でしょうが、いろいろな人のいろいろな経験を踏まえ、お金は無理して使うもんじゃないよというのは、どこかで教えてもらえたら良かったなと思っています。

教えてもらったことが過去にあったのかもしれませんが、ここまで自分事として考えたのは、今が生まれて初めてでした。

僕に関しては、もう今更感もありますし、そもそもただTwitterをやっていただけの人間がそういう手間をかけなきゃいけない筋合いはないと思うので、そういった授業とかをして欲しいとは思いません

が、TLを見る限り似たようなことについて考えたり悩んだりしたことのある人はほかにもたくさんいると思うので、もしよろしければ、自分の若いころの経験とか、今まで見てきた、経験してきたものを踏まえての自分の考えとか、そういうものがあれば是非共有してもらえたらいいなと思っています。

大人だけどそんなのわかんないよ、という方も多いでしょうが、それでしたら具体的な結論とかではなくとも、今までの失敗談とか、ちょっとした考えとかだけでも教えてもらえると嬉しいなと思います。

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