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#102 移住して感じる「音」のちがい

夜になると、今、カエルの大合唱。
朝はウグイスの声で目が覚めます。

あぁ、豊かだなーと思います。田舎に引っ越してきて、生き物が奏でる音が自然に聴こえる。いのちの音がどこかしこで鳴っている。

ふと、東京に暮らしていたときのことを思い出しました。
私が、季節を感じるのは、味覚と音。
東京にいたときは、春は鳥のさえずる音。そしてスーパーにならぶ野草を買って帰って、そして時には、土手にお散歩してつくしやカンゾウを採ったりして春を感じていました。

八ヶ岳に越してきて、少し生活が落ち着いた今、ふとした静かな時間に、あれこれ気づくようになりました。

私はたぶん聴覚が敏感なところがあって、特に機械音がつらく感じます。日常的なところだと換気扇や掃除機の音がしていると思考力が下がったり。自動ドアの高周波の音なんかも気になってたりしてました。

八ヶ岳に引っ越してから東京に行く機会があると、あまりの音の多さに圧倒されます。そして人工音が多いですよね。今までは当たり前のようにその中にいて過ごしていたのに。
それが悪いと言っているわけではないのですが、人工ではない自然音があり、静けさがあるとき、根っこからリラックスしていると感じます。

風の音、葉がすれる音。枝がぶつかる音。少し遠くのキツツキの音。
それらがあって、そしてもっと遠くで車の音がたまにしている。

都会にいたときにはあまりに当たり前で、疑ったことはなく、移住して初めて、音の量と、その種類に気がついたのでした。

都心暮らしの人は、丸1日だけでも、深い自然の中に出かけてみませんか。情報も追わず、ただただ自然を感じてみると、自分の中に隙間ができて、ふだんなら思いつかないアイデアがわいたりするかもしれないですね。

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それではまた明日!


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