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#72 音の持つ力

昨日は、アロマの力の話を書きました。今日は音についてです。

昨日は、葉山で行われた『響きのワーク』~音を通して自分に出会う会 アントロポゾフィー音楽療法に参加してきました。ルドルフ・シュタイナーが提唱したアントロポゾフィー音楽療法は、聴くことや演奏することによって自己治癒力を高める療法です。

昨年、受講した子育てと台所の学びのオンライン講座@mit_te_mitで出会った、デザイナーのマキちゃん @amerimaが、今回の講座を主宰してくれました。mitteでは、音楽療法士の勝田恭子さん @kykatsutaが「響きのワーク」をオンライン上で行ってくださり、色や呼吸をイメージすることや意識を向ける音を選択することで、聴く力を養いました。オンライン上でも心が静まる感じ、呼吸が深くなる感じを体感できて、今までにはない「音」との出会いがありました。

今日は、その恭子さんをお招きして、リアルな場での「響きのワーク」でした!

-アントロポゾフィー音楽療法*楽器体験
-自宅でできる音楽的セルフケア講座
-子どもの聴く力を育む声や音とは?

響きのワークでは、恭子さんがたくさんのライアーを持ってきてくださいました(タイトル写真)。円になって、手足をを使ってのワークのあと、直感で好きなライアーを選び、各自が奏でていきます。
声と色のイメージと呼吸を使ったワーク、合唱を使ってのカノンもやりました。

とても言語化しにくい体験でしたが、今日のワークは、どれも、私にとってとても新しいものでした。同じライアーという楽器でも、個体によって、弾く人によって、こんなにも音色が違うのか、と印象的でした。
言葉のやりとりではなくとも、音から感じ取れる「その人」となりを感じました。
「そもそもその人がどんな人か、その人はどうなっていきたいか、を音を通してみていくことができる」
「例えば、今、問題行動があったとしても、その奥に光があって、その光に出会えたら、その人の人生が動いていける。その光を見つけることもできる」

ワークの中で、音のワークを通して感情や感覚が生まれます。その体験したことから、例えば「心を寄り添わせて見ててくれるとはこんな温かい感覚なんだ」など、音のワークを通して体験できる感覚があり、深い体験でした。
今まで知っていたことからさらに深く、音や音楽というのは奥深いのだと知りました。

最後に心に残った恭子さんの言葉です。
人生の大事なときに使うのは聴く力。感覚に耳を澄ませる力。
死ぬ瞬間にも、人は聴覚だけが最後まで残っていると言います。

ついつい、自分のことで頭がいっぱいになりがちな私。「聴く」力、これからも養っていきたいです。

今日も読んでくださってありがとうございました。
それでは、また明日!

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