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身近な人で誰かが死にたいと言ったならば

先ずは、「話してくれてありがとう」と言ってみよう。

「ずっと苦しかったんだね。辛かったんだね。」と言ってあげよう。

死にたいと言っている人は、その人自身の中で何が起きているか分かっていない状態なんだ。

自分自身でほどけなくなった複雑に絡まりあった糸のなかに埋れているんだ。

だから、叫びたい。

助けて!と叫びたい。

でも、声にならない。

助けて!と叫んでも、誰も助けてくれないであろうと最初から諦めている精神状態なのかもしれない。

でもその人を、責めてはいけない。
その人なりに一生懸命今まで頑張ってきて、頑張っても頑張っても、己の中に答えを見いだせなくて余計糸が絡まり、どうしようもなくなった。

その時に、もしあなたにその人が「私、死にたい」と言ってくれたのであれば、あなたは【自分を頼ってもらえたんだ】と、誇りに思った方がいい。

死にたいなんて台詞、簡単に誰にでも言える言葉じゃない。

その人は、「あなたなら、きっとあなたなら私の気持ちを分かってくれるかもしれない」と、わずかな希望に託して、言葉にならない言葉を「死にたい」という一言に全て込めているのだろう。

「死にたい」と言われたのならば、先ずは「そうなのね。」と受け止めてあげよう。
そして続けて、「どうしたの?なんで死にたいって思うの?何かあった?」と優しく寄り添いながら聞いてあげよう。

決して開口一番に、「ダメだよ!死にたいなんて言ったら!」と、言ってはいけない。

「あなたが死んだら、残された人はどうなるの?」と言われても、正直その死にたいと思っている人にとっては知ったこっちゃない。そんなことも考えられないくらい余裕のない状態だから「死にたい」と言うのだ。

でも、「死にたい」って言う人は、本当は死にたくないのだ。

本当に死ぬ覚悟をしている人は、「死にたい」と誰にも言わずひっそりと死ぬ。

「死にたい」と誰かに言うってことは、「助けてください。私はもうどうしたらいいか分かりません!」という叫びだと捉えて欲しい。

「死にたい」と言っている人は、実は誰よりも「生きたい」のだ。

器用に生きることができない。
どんなに頑張っても上手くいかない。
頑張っても頑張っても周りからもっと、もっと!
と言われる。

疲れちゃったんだよな〜。

だからどうか、死にたいと言われた側の人。
これを読んでくれたならばいつかこの先そういう状況に出くわした時、下記を思い出してください。

①「私に話してくれてありがとね。今死にたいって気持ちがあるんだね。辛いね。苦しいね。ここまで本当によく頑張ってきたよ。何があったかよかったら聞かせてくれない?」と、言ってみてあげる。
(もちろん聞く側も精神的・肉体的にいっぱいいっぱいの場合は無理をして聞かなくても大丈夫です。共倒れになったら元も子もない笑 その時は、専門のカウンセラーなどに相談するのもありです。)

②「死にたいなんて言ったらダメ!みんなも苦しい中生きてるんだよ!あんただけじゃないんだよ!もしあなたが死んだら、周りは悲しむよ?」なんてゼッッッタイに言ってはダメ!!😂
その人なりに一生懸命自分のこと、他人のこと考えて生きたつもりなんだけど、上手く行かないことが多すぎて単純に疲れちゃっている状態なので、さらなる重荷を与えないこと。

少しでも死にたいと思う人が少なくなる世の中になって欲しいです。

みんなのハピネスのために、かずえは今日も自他の幸せを願い行動する!

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今日はここまで!

最後まで読んでくれた方ありがとう!

では良い一日を😊✨

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