明日の記事用の素材 ~「歴四半世紀の『社内発明者』が考えた、イノベーション論」の要約~

明日はこちらの3回目。明日の記事で使った素材を下に入れました。

先週投稿した20,000字ちょっとのこの記事を、各話(章)要約したもの。要約は手作業・・・

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イノベーションについて
イノベーションとは何か?調べてみた。イノベーションは「革新」の意味であり、「特許」や「論文」とは異なるらしい。「特許」「論文」の分野で、日本は検討している。そんな日本でなぜ「イノベーション」が出ないと騒がれるのか?これから考えてみたい。

イノベーションの条件(人物編)
イノベーションは技術の天才とマーケティングの天才の2人の天才、もしくは1人のカリスマと優秀なチームが起こす。

イノベーションを起こすには?(組織内イノベーション、オープンイノベーション)
自分たちでイノベーションを起こすには、組織内に技術とマーケティングの要素を内包するか、足りないものを外部に頼ることが必要。

3つの「技術」
技術の要素を分解してみる。技術には3種類、最初に1を作り出す発明、1を10にする技術確立、10を100にする量産、があり、いずれも必要である。

マーケティングって?
マーケティングはモノやサービスが売れるようにする仕組みを作る活動である。自動的に売れるような仕組み、という点で、売るための努力が前提のセールスとは違う。マーケティングは、リサーチ、戦略、広告宣伝活動、に分かれる。

イノベーションの事例研究(iPhone)
iPhoneの事例を、iPhone以前の世界、iPhoneが電話を再発明といった理由、スティーブジョブズの思想、とからめて解説した。

イノベーションの事例研究(Google検索)
Google検索の事例を、Google検索以前の世界、フリー、口コミという要素から解説した。

イノベーションの事例研究(青色LED)
デバイスのイノベーションの典型的かつ劇的な成功例として、青色LEDを解説した。青色LEDは、発明~量産の各段階でプレーヤーを替えながら成功した。

今、成長している国を考えた
成長している国でイノベーションが起こる、という考え方から、GDPの大きさと成長率、両方を掛け合わせたGDP成長額を考えてみた。

統計データを世界地図で色にして、伸びそうなところを探してみたい
前回に引き続きGDP成長額の話。米中、欧州が目立つが、シルクロードエリア、アフリカ中部、南米など、世界中に有望なエリアが散見される。

研究」で見る世界(限られた分野ですが)
論文、知識で世界は既にフラット。学会、共同研究では世界の分断が進んでいるが、成果には特に影響しない。多様性、AI等言われているが、この分野の現状では物量が最も効果的。

イノベーションの条件(環境面)のまとめと良い先行研究、今後
情報、知識はかつてと異なり世界同時に取得可能なため、イノベーションはどこで起こってもおかしくない。成長のための資金が豊富なところほどイノベーションは広まりやすいだろう、と考えると、経済規模、成長率ともそこそこ高いところの方が有利だろう。イノベーションについてまとめた記事を書かれているnoterさんがいる。

世の中には二種類の人間がいる。プロジェクトで動く人間か、タスクで動く人間だ。
タスクにはプロジェクト的なものとルーチン的なものがある。今目の前にいる人はどちらの考え方で動いているのか、注意が必要だ。

大企業でイノベーションを失敗させる3つの言葉
イノベーションのジレンマは、大企業では3つの言葉に集約される。
わが社では○○億円以上の売り上げが見込めないと、事業にならない
△△ブランドで売る以上、中途半端なものは出せない
うちが出せば、培ってきたブランド力ですぐに市場はひっくり返せる

物理限界、どう考える?
「物理的限界」という記事、「それを突破した」という記事、両方あるが、感覚ではなく論理的に考えることが必要。

年を取ると発明がきつい
年を取ると新しい考え方ではなく諦めない力が衰えるため、発明力に陰りがみられる。

SFを参考にすることでイノベーションを起こせるのか?
SFそのものをイノベーションにすることは難しいがSF的なものを考えるのはあり。

第17話 発明(と課題解決)の基本3要素
発明を最大限ざっくり書いてしまうとこの3要素で、課題解決も同じです。課題を解決すると何か効果がある、というのが特許の「進歩性」にあたる部分で、そこに、「過去の特許に書かれてないし当たり前の内容でないよ」となると「新規性」が出てさらに解決方法が技術的なものなら特許に、新規性か技術的な要素がなければ普通に課題解決になる、といった感覚でいいかと思います。
と書くと「当たり前じゃん」と思うくらい、こういうことやってる人、多いでしょう。(課題/解決方法/効果)の構文で考えるのが良さそう。

結局、イノベーションに絡む論説は課題設定の話
いろいろ出てくるけど結局言ってるのは課題設定のこと。あれこれ言ってる論説は「課題設定」の話だと思っとけば分かる。

イノベーションの個人的ジレンマ ~課題を解決したのに「それで?」と言われる~

  1. 課題と解決方法が合っていない

  2. 課題の方向が違う

  3. 課題が小さすぎる
    結論. 上司は最初のマーケティングを担う人物になります。上司がさらに上に宣伝してくれないと、技術はどこかで止まります。
    言い換えると、上司をマーケターにさせられなければ先は細い。

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