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くたびれサラリーマン、たぬきの絵をかいてみる。そして心が浄化する。

さて、いきなりのタヌキである。この絵は、ウェブ検索してもでてこない、唯一無二の絵である。なんてたって、このワタクシが書いたものだからだ。

今日の言いたいこと。それは、「落書きは心の浄化だ!」ということを今日はお伝えしてみたいと思う。いいのよ、落書き。

このくたびれサラリーマンこと、やっさんは、ミドルエイジクライシスに悩んでいる。そこからの大脱出を目指す、ドキュメンタリー系noteである。多分、誰もしらないとおもうが、そうなのである。こんなものは、言ってしまったもんがちである。うむ。

さて。これを読んでいる読者も同じかもしれないが、サラリーマンというものはストレスの塊である。なぜなら、サラリーマンは、原則「やりたいことをやれない。我慢する。その対価でお金を頂戴している」からだ。いやいや、ちょっと待て、俺は私はサラリーマンだけど、そんなことはないぞ。やりがいあるし、やっていて楽しいぞ。お前の個人的な見解じゃないか、という多くのお叱りの声が脳内にミニマルミュージックのようにフォービートが刻まれる。ドンツクドンツク。しかしながら、それでもサラリーマンは原則やりたいことをやれるわけではない。ドンツクドンツク。

もちろん、起業して自分の会社を持っている人だって、やりたいことをやってるわけではない。上場していれば、株主の言うことが大事だし、資金繰りや人的資源が豊富にあるわけでない。やりたくても、やれない、ということはたくさんある。しかしそれでも、サラリーマンはやりたいことができないことが多いと思うのです。

何が違うのか。それは「自分でパーパスを決められるか」という点において大きく心持ちが違うと思う。ここではやりの「パーパス」という言葉を使ったが、簡単に言えば「結局なんでこの会社ってあるんだっけ」ということだ。ミッションが未来のゴールだとすれば、パーパスとはその組織体の存在意義だ。

サラリーマンは、会社に属している以上、「誰かが定めたパーパスを実現するために雇われている」ことになってしまうので、借り物の存在意義をまとわされやすい。創業者は、「そのパーパスを実現したいからやっている」ので、いろんなリソースがなかったとしても、そこに向かう達成感の解像度がすさまじく高いのだ。コンサルティング時代に、いわゆる創業者兼CEOの方とお会いするケースがあったが、サラリーマン社長とは温度感がまったく違うと感じたものだ。なにか、その創業者が現れると、その場の時空がゆがむような感覚をもったものだ(やっさんの超個人的な主観です。ハイ。)。だから、「やりたいことをやっている」感覚が、他の方と比べても激しいイメージがある。

とはいえ、先ほどの脳内フォービートの声の中に、「それでも僕は自己分析をして、自分のやりたいことを実現している会社に入っているんだ、それだけで幸せだよ。やれやれ、やだねぇ、もう。」という人もいるし、そういった人を否定するつもりもない。ただ、解像度の問題だ。心への刻まれ方のレベル感が違う気がするのだ。

なので、サラリーマンは、借り物のパーパスを実現するためのリソースであり、その対価として雇われているのだから、なかなか「やりたいこと」ってのができないんだろうなと思う次第です。そんな中で、じゃあ「パーパスを感じる方法」とは何か、というのを考えみたい。

実は簡単だ。やりたいことを、どんな制約もなく、思考を発散させることだ。スパークさせる。思いっきり。ドカーンと。その方法として、殊にお勧めしたいのが、だれにも何にも制約を受けず絵をかいてみることだ。そこには理由がなくていい。「なんとなく書きたいから」でもいい。そして最も重要なことは「上手な絵を描く必要はない」ということ。人物だったら、へのへのもへじだっていい。大事なのは、言葉にできないことをなんとなくでもいいから、インスピレーションに従って書いてみることだ。そうすると、モヤモヤとしてた自分の気持ちがすっきりするものだ。

ちなみにだが、目の前のことに集中して、なにかを堪能するというのは実はウェルビーイングでも非常に大事な要素である。「Savoring(セーバリング)」と言い、「味わう、堪能する」といった意味だ。なにか一つのことに神経を集中すると、心が落ち着き、ポジティブな気持になることが知られている(実はやっさんは、ウェルビーイングのオンラインコースを修了しているのである。えへん)。

さて、最初のタヌキに戻ろう。なぜやっさんはタヌキを書いたのか。まったくわからない。友人とチャットをしてて、急にエゾタヌキの話がでてきたので、話しながらふとペンを走らせた。でもこの間抜け顔が、なんかほっこりした。ミドルエイジクライシスで苦しんでる自分から出てきたとは思えない、このゆるい感じ。でも、この絵をみて感じたのは、「あ、俺って、こんなやさしい感じの、ほっこりとした絵を書けるんだ」という驚きだった。きっと文章を書いたら、あれこれあれこれ左脳で考えて纏めようとしてただろう。でも絵は嘘がつけない。あふれ出る、自分

全身のたぬきものせてみよう。

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うーん、ゆるい。なんで口が空いてるんだ。なんでちょっと斜めなんだ。でも。それでも。それがいい。それでいい。

ということで、みなさまも会議中の落書きから始めてみるといい。何気ない落書きに「あなたのやりたいこと」すなわち「魂が宿る」ことがあるんです。たまに。いつもじゃないけど。

だからいいたい。「みんなもどんどん落書きしていこうぜ」というのが今日の言いたいメッセージでした。

それでは明日も元気に働いていきましょう!


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