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円の不思議


円という字は日本ではさまざまなな意味をなします。 

まず 意味ですが、

          『円』


1.

まるい。かどがない。
対義語: 方

2.

かけたところがない。過不足なく十分。
 「円熟・円満・円融など」

3.  日本の通貨単位。1円は100銭。明治4年(1871)の新貨条例により、両に代わって円が定められた。記号は¥。

円は別の言い方をすると 丸ですが 丸を描くときは

なぜか一筆書きをしなければ綺麗な丸はかけません。 

正解や良い🙆としての表現に丸が使われています。

この 正解は丸、不正解はバツという表現されていますが 欧米では 逆に 丸が不正解、正解は✔︎で表現されています。
また 海外製の家電スイッチに◯(丸)と−(マイナス)を見ますが、これは−がオンで ◯がオフなんですよね。 日本の感覚だと◯がオンだと思ってしまいます。
欧米だけでなく中国も同じ表現をしていて 韓国だけは日本と同様 正解は丸が使われています。ただ不正解はバツではなくスラッシュ/が使われています。

次に円周率というものがあります。
 3.141592653589793…よく小さい頃覚えましたね,
円周率って
 「円周の長さは、円の直径の長さの何倍か」ということを表しています。 円周率が3.14という決まった数で表されることからもわかるように、どのような大きさの円でも「円周は直径の何倍か」に対する答えはいつも同じ数字となります。

求め方は円の面積(半径×半径×円周率)や円周の長さ(直径×円周率)を計算する公式で使う無理数です。 無理数とは有理数ではない数。 つまり、きれいなカタチの分数で表すことができない。具体的には、 √ のついた数や、 π など。

 3月14日はユネスコも「国際数学の日」としている。 また米国では09年に下院議会が「全米円周率の日」とする議決案が可決された。 円周率は大量の計算が必要なことから、演算性能をアピールする対象としても使われてきた。 現在の円周率計算の世界記録は、22年にGoogleがGoogle Cloud上で達成した100兆桁だ。

100兆桁‼️笑

日本人の方の中でも10万桁を言える人がいるらしいです💦その方は壮大な物語として覚えているそうです🙀

円周率は日常生活で目にしたり使ったりしている人工物の生産過程で使われていて 道路の曲線部 建物の曲線部 製品の曲線部 円柱形の缶や瓶やペットボトル 車輪(乗り物) 日本の補助貨幣 円形断面を持つ配管や配線(水道管・ガス管・電線・光ファイバー)に取り入れられている。

この終わることない円周率には無限の可能性を感じますね。

この円は時計🕰️など 何かの周期としてなくてはならない目安として使われていますね。


次に 日本の貨幣の単価の「円」ですが 
硬貨は全て円形になっています。なぜかこれは、明治政府が、(1)四角形に比べ使用するときに便利、(2)角がないので摩損が少ない、(3)大量生産する上で好都合、といった理由から、貨幣を円形とする方針を定めたことによるものです。
しかし  
708年日本で最初の流通貨幣と言われる。「和銅開珎」はすでに円形をしています。
その頃から円形として作られていたのも 不思議ですね。


円はまどかとも読みます。
意味は

まあるいさま。穏やかなさま、安らかなさま。

また つぶらな(円な)、つづらか(円か)
つぶらな瞳とよくいいますね。 (まあるい可愛らしい目) 。 
つづらかは驚いたり、恐れたりして目を丸くするさまだそうです。まさにお化けを見たときの目!笑

円の謎はまだまだありそうです…

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