未経験からの転職活動で大事だと思うこと
こんにちは。
支援先から人材採用・育成に関する相談を受ける機会がある
周りで未経験からの転職を目指している人が多い
自分も実際に未経験から転職活動をした
ということで、企業側の視点も踏まえつつ、未経験からの転職活動で大事だと思うことを紹介したいと思います。
(前提)仕事で必要なスキルはどうにでもなる
よっぽど特殊な仕事でない限り、仕事で必要なスキルはいくらでも身に付けられると思います。(匠の技と言われるような職人だって、最初からすごかったわけではない)また、同じ業種・職種であっても、企業によって仕事の進め方は異なります。前職の経験がそのまま生かせるほうがむしろレアケースではないでしょうか。
1.転用できるスキルがないかを考える
これまでの経験が、新しい業種・職種でどのように生かせるかを考えます。
スキル・強みがない…という方は「ポータブルスキル」に着目して、探してみるのがおすすめです。厚生労働省のポータブルスキル見える化ツールがあるので、ぜひいろんな切り口から考えてみてください。
Web系の転職を考えている人であれば、以下の記事も参考になりそうです。
QUOITWORKSの村松さんのトークイベントで「ポータブルスキル」について触れられていたそうです。
2.努力できることの証明をする
未経験採用=ポテンシャル採用になるため、企業側から「活躍してくれそうだな」と思ってもらうことが重要になります。求職者側は「やる気」というマインドに加えて、努力できることの証明をしなければなりません。
プロセス…
結果だけでなく、その結果に至るまでのプロセスが大事なのではないかと思います。プロセスを伝えれば、自身が大事にしているマインドも伝えることができる(一貫性につながる)と思います。
資格…
また、資格は知識の証明と思われがちですが、本気度を伝えるために有効なツールです。
「経理職に就きたいので簿記2級に挑戦し、合格した」
「キャリア支援をしたいので、キャリアコンサルタントに挑戦した」
というと言葉に説得力が生まれますよね(ここではあまり資格そのものの難易度は関係ない)。行きたい業界に関連する資格があれば挑戦してみてもよいかもしれません。
ポートフォリオ…
クリエイター系の転職活動では諸説ありますが、私個人としては、ポートフォリオにおいて量は大事かなあと思います。量をこなせる=それだけ試行錯誤をしているということと思うので。制作実績を増やすだけでなく、勉強したことをまとめるのも立派な量だと思います。量は質から生まれる、というのは私の好きな言葉でもあります。
3.企業視点でのメリットを伝える
企業が採用・育成する目的は、会社の成長です。
自分のやりたいことが、企業やその企業のクライアントにとって、どのように役に立つか…を説明できるといいと思います。お互いWin-Winの関係になれるのがいいですよね。
まとめ:自信200%で行こう
その業界や職種での経験がなくても、そのかわりに異業種ならではの経験や強み、スキルはあります。きっと皆さんその企業には持っていないものを持っていると思います。堂々と胸を張ってよいのではないでしょうか。自信200%でいきましょう~。
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