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会社が成長する良い経営者の特徴 

こんにちは。
今日は、「会社が成長するいい経営者の特徴ってなんだ?」というお話しです。求職者や社員、投資家という立場ではなく、中小企業の支援に関わった経験をふまえてお話ししたいと思います。
※独断と偏見たっぷりです。偉そうに書いてごめんなさい。

1.社長の言葉と行動に一貫性がある

やるべきことを社員に明言し、実際に行動している方は素晴らしいなと思います。一時、倒産の危機に見舞われたある会社の社員さん(現在は役員)の話なのですが、「社長が覚悟を決めてほとんど寝ずに頑張っている、だから自分も付いていく」と決めたとのこと。社員は社長の背中を見ているんだなと感じました。

2.自責思考、ポジティブ

どうしようもないことは沢山あります。
コロナとか…物価高とかetc。それでもポジティブにふるまう社長さんは強いなと。あと、「仕事が好き!」といっている社長さんや社員さんがいる会社はとても好きです。

3.やりがいばかりを強調しない

「お金じゃなくて、やりがいが大事でしょ。」
もちろん、働く人のやりがいや成長はとっても大事だと思います。
ただ、その給与水準で言っちゃいかんよ~と思う事案もありました…。
やりがいも大事、でも、お金も大事…。

「ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」
仕事には、“満足感をもたらすもの”と“不満をもたらすもの”の2つがあり、
前者には、仕事の達成感ややりがい、後者は労働環境や給料などが上がられますす。
「給料を上げてもモチベーションアップにはならない、やりがいこそが大事」の根拠としてこの理論が引合いに出されることが多いのですが、果たして本当にそうなのかなと個人的には疑問です…。

4.コスト感覚を持ち合わせている、お金の管理が適切

・売上に対する費用を適切に把握しているか
・お金の流れや資金繰りをしっかり理解している
・金融機関に対して会社のことをきちんと説明できる
・従業員に対して給料のことをきちんと説明しているか

金銭的なものだけでなく、時間をコストとしてとらえ、“時間”に対する意識の高い会社はいい会社だと思います。例えば、仕事にかかる時間や工数をきちんと把握すれば、
・かけた時間に見合う利益を生み出せているか?
・社員の作業スピードは遅くないか?スキルアップが必要か?
・業務プロセスの改善が必要か?
・特定の社員に負荷がかかっていないか?
など、色々な角度からものごとを見れるからです。

5.業界内での自社のポジションを把握している

基本的にライバルのいない会社はないと思います。
ライバルと比べて、どのような点が違うのか?
自社のサービスはどんなところが魅力的なのか?
自社のポジションを把握している会社さんは成長していく傾向にあるなあ~と感じます。

6.会社に緊張感がある

緊張感がないと、組織としてのモチベーションが下がってしまうので…。
適度な緊張感、大事です!

7.社員が好き、大切にしている

私は企業訪問の際、社長さんに「会社や社員さんの好きなところ」を聞きます。
この質問で、
・どのようなカルチャーを大事にしているか
・社長が社員に対して、どのような考えを持っているか
・社員を大切にしているか、一人一人に目を向けているか
といったことが見えてきます。

この質問をして社員さんをほめる会社さんは、間違いなくいい会社ですし、業績がいい傾向(伸びていく傾向)にあります。
就職活動中の方はぜひこの質問をしてみてください。

以上、独断と偏見によるいい経営者の特徴でした。



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