勉強法・勉強の仕方


0. まずやってみる

ここが一番重要ですが
やらないよりは
やった方がいいです。

当たり前ですが一番大事です。

例えば、参考書。
「これがいいって聞いた」
「学年トップやった友達はあれ使ってるらしい」
「これが一番自分に合っていると感じた」

いろんな情報をもとに
選ぶことでしょう。

でも、
「買うだけ買って満足」なんて人が
とても多いです。

せっかく買っても
やらなかったら無駄になりますよね。

勉強法も同じで
せっかく知っても
やらなかったら無駄になります。


勉強法を漁るばかりで
ノウハウコレクターになって
時間を浪費するより


効率が多少悪くても
まずは実際に勉強を始めた方が
成果は出ます。


1. 勉強法を探す

探し方はたくさんあります。
代表的なものについて、
それぞれ紹介していきます。

1.1. 本から探す

色々な勉強法が
参考書などに書いてあります。

本屋さんに行くと
1000円程度で
「筆者の大事にしている方法」
「研究者が大規模な実験をした結果」
をパクることができる
ので
とても便利ですよ。

例えば

"インプットよりもアウトプットにご褒美"
「『学力』の経済学」
"返し縫い記憶法"
「現役東大生がこっそりやっている、
すごい!勉強のやり方」
"締め切りを細かく区切る"
「図解モチベーション大百科」

などのような感じです。

本は「読みにくい」と
忌避されがちですが
そんな時は「目次だけ読んでみる」
のがおすすめです。


1.2 ネットから探す

ネットと本の大きな違いは
「見やすさ」
だと思っています。

ネットの記事は
「結論から書くことが鉄則」

のようになっています。

そのためすぐに様々な情報を
手にすることができる利点
があります。

代わりに、検索技術がないと
目的の情報に辿り着けない
です。

検索技術についての論文の例
・可能ならこちらから
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004709714

・無理ならこちらから(pdfへの直リンクです)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/konpyutariyoukyouiku/18/0/18_112/_pdf/-char/ja

とはいえ、本もネットも
「公表されている」という意味では
似たようなものです。

どんどん知って
どんどん実践していきましょう。


1.3 人から探す

僕はこれが好きです。

自分が理想とする人の
非公表・非公開の情報を手に入れます。


まずはモデルとなる人を見つけます。

例えば、
数学であれば、学年トップの人。

卓球であれば、その団体で
一番自分が目指したいタイプの人。

この人たちから
ある時は、昼ごはんを奢り
ある時は、教えを乞い
ある時は、ひたすら観察して

目指すモデルの人が
大切にしている考え方を学びました。


これの良いところは
説得力が段違いなところです。

だって目標の人ですもん。

理想の姿が目の前にありますからね。

「やったらできる」気がするので
やる気が変わります。


2. 実践してみる

繰り返しになりますが
行動しないと成果は出ません。

やりましょう。
動きましょう。


出来れば
実践した時に「反省」もしたいです。

「反省」と書くと
悪いことのようですので表現を変えると
フィードバックでしょうか。

・想像より上手くいったかいかなかったか
・それはなぜか
・何を変えたら上手くいくか
・何か利用できる点はないか

のように、
聞いた・知った方法を
自分に合うように
自分専用にカスタマイズする作業
です。


3. 選ぶ→組み合わせる


はじめの参考書の例でも書きましたが

「この方法で成績が上がったって聞いた」
「あの方法は悪いらしい」

などのように
勉強法を選んでしまいがちです。


「どちらか?・どれか?」

選択の発想だと、

得られるものって少ないんですよね。


そうではなくて組み合わせる


例えば、上記の
"インプットよりもアウトプットにご褒美"
"返し縫い記憶法"
"締め切りを細かく区切る"

と、脳科学の記憶の仕組みを
組み合わせた結果
記憶力の鍛え方」が出来ました。

ご褒美に対する逆の見方

"内発的動機づけ"
(ご褒美が逆効果になる可能性)
「図解モチベーション大百科」

を知ったため、ご褒美要素は消えています…笑


「あれはダメ」「これはダメ」と
散々選んで捨てて
唯一のものを選ぶ
よりも

色々な方法を組み合わせて
自分にとっての唯一の方法を作る
方が
精神的にも時間的にも
良いと信じています。


ちなみに
互いに矛盾したもの

例えば、
「公式は理解せずに暗記したら良い」
「公式は暗記せずに理解したら良い」

を組み合わせる時は、僕は

・好みで選ぶ
・矛盾しない環境を作って組み合わせ

のどちらかをします。


今回であれば
まずは軽く理解してから
公式の概形を軽く暗記
その公式の証明を理解して
最低限覚えるポイントを絞って暗記した後に
他の部分を理解する。

のような感じでしょうか。

僕は「理解も暗記も両方したらいいやん」
と思っているので
交互に繰り返すのが性に合っています。


最後に、
僕がほぼ毎回生徒に伝えている勉強法で
すぐに浮かぶものは

・テスト1週間以上前から勉強開始
・少量高速回転暗記
・テストの復習メイン
・要素に分けて読む
・テストは半分の時間で解けるまで復習

こんなところでしょうか。


人に教える上で
常に「楽な方法」を考えているので
明日には更に良い方法が
出来ているかもしれません。

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