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大袈裟太郎と仲間たちの乱(大袈裟太郎/ショコラ/金武美加代)3

金武美加代のハンガーストライキ 記録

辺野古新基地建設を巡る沖縄戦戦没者の遺骨が混じった土砂の使用中止を求めてのハンガーストライキ

2021年3月8日から、東京の首相官邸前でハンガーストライキ、後にそのまま寝座り込みというスタイルで継続していたが、4月16日沖縄の玉城デニー県知事の辺野古関連事案への決定に不満を感じ急遽沖縄へ移動する。
そして、5月1日から那覇の県庁前でハンガーストライキを始める。多くの新聞、メディアに取材されたそのハンガーストライキ中の出来事を簡単にまとめました。

5月1日 ハンガーストライキスタート 
後に那覇市議会議員選挙に出るキャン幸容氏も共にハンスト。
初日の夜には3月初旬にハンストしていたガマフヤーの具志堅隆松氏も訪れ、滞在&談笑。

5月3日 金武は「国策に翻弄される島」というイベントにリモートで出演予定だったが、主催者の赤嶺和伸氏の対応への不満で直前にイベント出演取りやめ。

5月4日 来訪者の内地出身者で沖縄在住の辺野古反対運動に参加する男性の話(多くの知識と経験、アドバイスのような話)にイラつきを見せる。
また、新聞報道を見て応援したいと訪れた高齢の女性が、金武を見た感じ男性だけど名前は女性の名前なのねというような発言から始まるやり取りで、イラつく金武に対し説明する感じで「一般的に、普通は〜」と続け、自分も固定概念があったけど今は自由な時代だからそういうのもあるのね、という論調の話の「普通は〜」の部分に対し激怒。「すいません、帰ってください!帰ってください!お母さん帰って!!差別者は私はいらない!」と追い返す。
同日、twitterで金武の「ナイチャーは嘘をつく」発言が話題になり始める。

5月5日〜「ナイチャーは嘘をつく」論争 
沖縄の複数のアカウントが「ナイチャーは嘘をつく」という言葉は差別的であり良くない。と言い始めたが、発言主がハンスト中の金武という事がわかると、手のひらを返したように沖縄の差別されてきた歴史になぞらえて、金武を擁護する人が続出。中でも、とみた杏里氏は自分が間違っていたと直接県庁前に訪れ金武に謝罪、投稿は削除。

5月7日 キャン氏、ハンスト終了
この日から連日、県庁前に現れる右翼の街宣車に嫌がらせの行動を始める。車道に出て街宣車を叩く、写真を撮る、ワイパーを立てる、大きな声で名前と居住地、出身地を叫ぶ、嫌がらせを通報しに警察に駆け込むその男性を撮影しながら追いかけ警察に仲裁される、等。

5月9日 県庁前に訪れる来訪者に対し、ノーマスクで「PCR検査は信じてない」と発言

5月12日 夜、twitterアカウントyoという観光客に唾を吐き、携帯をはたき落とし蹴るなどのトラブルになる。

5月13日 朝、県庁前で見かけるホームレスが心配だと弁当を買って差し入れる。

5月14日 朝yo氏のアカウントで金武が暴力を振るったとされる動画が拡散され始める。
午前で金武のハンストは終了。友人の親川志奈子氏の自宅へ戻る。

金武のハンストは沖縄の琉球新報、沖縄タイムスに何度も取り上げられ、多くの議員や元議員も応援に訪れる。
(赤嶺政賢、糸数慶子、屋良朝博、多和田栄子那覇市議、平良織子那覇市議、渡久地修県議、比嘉みずき県議など)

注目を集めた2週間のハンストでしたが、数多くのエピソードと騒動がありました。また、日付けは不明ですが、熱心に訪れていた支援者の女性に対し恋愛感情があったようだが、その女性が金武に対して怒りの内容のメッセージを送ってきたようで、配信中その不満と悲しみでメンタルの調子を崩した事もありました。(その際の配信は削除されました)

沖縄でのハンガーストライキ中の発言 抜粋

(辺野古の抗議活動は)加害者(内地の人)がやれ!
現場主義ってどうなの?(辺野古の抗議に参加している人に向けて)
は?ラジオ体操ね?ありがとうって言われたいの?(辺野古の抗議に参加している人に向けて)
ポジショニングをわかってない腐れナイチャーは嫌われる
ポジショニングをわかってないヤマトの人とは繋がれない
支援者は当事者になり得ない!
当事者の運動を奪わないで下さい
ナイチャーは嘘をつく、沖縄で利用する
自分探しのナイチャーが大嫌いだ

これらの発言から、沖縄出身者のみで運動を進めたいから本土からの支援者を排除したいかの様にも見えます。この様な事を声高に言う運動が上手くいくのでしょうか?県庁前で多くの人に見守られながらのハンストで、今まで辺野古反対で活動したり支援してきた多くの人の心を折るような言動に見えます。



報道における金武美加代

「沖縄宜野湾市出身、東京都世田谷区在住、ロンドンに留学経験あり」 はおよそ統一されているのですが、職業についてはバラバラです。2021年3月〜5月の取材、報道です。

フリーランス内装業などを手がける 3月16日沖縄タイムス
都内でフリーのインテリアデザイナーとして活動 3月18日女性自身
都内で内装業を営む 3月21日しんぶん赤旗
内装業 3月26日東京新聞
都内在住の内装業 4月3日毎日新聞
仕事は内装業飲食業 4月25日ふぇみん
普段は内装業の会社で仕事をしているが社長の理解を得て休んでやってきた  6月号婦人の友

取材における職業は自己申告かと思いますが、辻褄が合わない部分があります。
また、金武はSNSで度々ウチの社長は〜と話を出していますが、その社長とは毎週土曜日にバイトに行っていた都内の中華系飲食店の社長(親友と呼ぶ人物)のことのようです。
また本人の発言として、アパレル関係、映像制作関係、という職業も語っていたようです。そして本人の配信でもグラフィックデザイナーの経験があると言っていました。


ハンガーストライキ終了後の金武

直後から沖縄の実家(両親はすでに他界)が空き家状態になっていたのを掃除やメンテナンスをしながら住み始めています。東京の自宅へは一度短期で戻ったのみで、2022年1月30日現在も引き続き沖縄滞在中。

時に沖縄内で遠出し友人宅へ泊まったり、人と会ったり、外食したり、また地元地域の住人とのトラブルも度々あり、活動的に動いている様子もあります。
yo氏とのトラブルは警察の捜査取り調べの後に検察へ書類送致され、不起訴になったようですが(2021年12月13日)気になるのは結果が出る前に出た声明文とカンパの呼びかけです。

キャン氏がFacebookで呼びかけ
「本来、金武さんは東京に住所を有し、東京で働いていました。しかしながら捜査協力のため事実上沖縄に長期間滞在せざるを得ず、弁護士相談の費用や当面の生活費など、少なくない出費を強いられてしまっています。
これは、金武さん個人の問題ではありません。仮に金武さんの言動に対して議論や意見の相違があるとしても、一方的に「暴力行為を行った」かのように決めつけられ、レッテルを貼られ、誹謗中傷等の攻撃がされて良いのかが問われている問題です。
つきましては、下記の通り、金武美加代さんへの支援カンパを募集しています。」

カンパや支援を募りtwitterやFacebookなど公開で多く拡散されていました。それを支援するのは個人の自由ですが捜査協力を理由にした長期滞在の為の支援という名目だったので、捜査が終了した今は何かしらの説明が必要かと思います。しかし、未だに何の説明もされていません。また先に出された3名連名の声明文でも「事態が進展した場合にはあらためて正式に表明する予定ですので〜」とされていますが、その正式発表もされていません。
(2022年1月30日現在)

https://note.com/miky_king/n/nd5f0f09f4565


 キャン氏Facebook でカンパ呼びかけ


事件後の金武

金武はyo氏との騒動後、発信をFacebook中心にし、友人のみへの公開に設定を変更しています。騒動後2021年5月以降のFB内でも、 以前のtwittetr同様に菅野完氏、横川圭希氏、石垣議員、事務所等への批判を繰り返していました。

金武は、自分への批判は菅野氏のことを告発した事により、菅野氏が自分のスタッフにやらせたり、犬笛を吹いて金武への批判を支持者にやらせているかの様に発言しています。
また、ハンスト最中のyo氏とのトラブルも、菅野氏またはやんか警察関連の人物だと勘違いしていた為に起きたようでもあります。

友人のみのFacebookでも、菅野完一派による沖縄の運動の分断工作によって、ネットリンチをされている。という事で「弁護士入れて本格的に戦います!」「こんなのを許していてはいけない」「しかるところで片付ける」「お金ないです、戦わせてください!」など、自分が東京で繰り返してきた誹謗中傷などによる自分への批判を、まるで沖縄の運動に対する批判や分断工作のように感情的に話し、沖縄の仲間に賛同とカンパを求めるような行動もありました。


まとめ
「嘘と誤魔化しが大嫌い」と自称する金武ですが、金武の動向やyo氏とのトラブルを見守り注視していた人達からすると、(SNS上では)ひっそり隠れているようなこの状況は釈然としません。
引き続き注目していきます。


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