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ありがとう、委員長…

「空想委員会」というバンドのボーカルで「委員長」こと三浦隆一さんがこの世を去った。「大腸がん」で闘病していたことは知っていたが、ここで力尽きてしまったかと。「41歳」という早過ぎる別れだった。高校時代に知ってからかなりハマったこともあったり、春ソング、雪ソングをヘビロテしてたぐらいかなり馴染みのバンドだった。

高校生の頃にこのバンドをYouTubeで知って、『純愛、故に性悪説』という曲をいつも聴いていた。切なげな委員長の声と失恋したばかりの自分や潜在本能に通づる歌詞にハマっていった。

その後『ダウトの行進』というCDを買って、『ミュージック』を新快速などでよく聴くようになった。

そのCDに入っていた『僕が雪を嫌うわけ』とシングルカップリングだった『私が雪を待つ理由』は、個人的に定番雪ソングとして毎冬聴くようになった。

桜が舞い散る最近は『春恋、覚醒』にハマっていた。タイトルからしてぴったり過ぎるのとMVで「相鉄線」が登場する「オタク本能」でかなりハマった。サムネを「相鉄」にしたのはこの曲からで実際にこの同型がMVに登場し、貸し切った車内で「委員会」メンバーが演奏していた。

聴いたり聴かなかったりする曲が多かったし、好きと公言しても「多分知ってる人やあれんよなぁ」と諦めてきたからこうして語るのは「本邦初公開」のような。ただ、悲しいタイミングという。それでも、密かに好き好んでいたことは事実だ。

春の定番、冬の定番として好きになった上に、元が失恋を癒してもらったという感謝もある。結局生で見にいくことは叶わなかったが、変わらず好きな曲はもちろん、新たに発掘して列車のお供にしたい。

改めて、三浦委員長、今までありがとうございました。安らかに…

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。