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同世代と希薄過ぎる僕

今日さっき、ツイッターを見ると「エンカ」という言葉に出会った。これは「エンカウント」の略語で「遭遇する」という意味の英語。これを約束で出会うことやバッタリ会うことを「エンカする」と言うのだそう。

1人で行動することがほとんどな上、バイト先でも、両親ぐらい年上のお姉様方やおっちゃん、社員さんと話すことがほとんど。ラジオも大好き。大学、高校、果ては中学の同い年との付き合いはリア友ではほぼ0でSNSですらもこれぽっちしかやりとりせず、このご時世も相まって会うまではいかない。その結果、僕は若者言葉や文化に非常に疎い気がするし、半ばそれらを欲してるようにも思う。

数ヶ月前に、母校の軽音部の「追いコン」を見に行ったとき、2個下の後輩の女の子が「写真撮りましょ!」と誘われて、「キュンですポーズ」で撮ることになった。23歳の誕生日直後の人生初めてのことで少し楽しかったが、「こんなんやったの初めて」と言ったら後輩に少々驚かれ、この歳なのに「隔世の感」を抱いてしまった。

目上には失礼せずに円滑にコミュニケーションが取れているからいいし、ラジオを聴いていても理解はそれなりに追いついたりする。ただ、同年代との付き合いが希薄過ぎるとそれはそれで孤立を深めてしまう。老若男女幅広く付き合いがあったほうがいろんな価値観に出会えるし、僕の世界も広くなる気がする。

それでも、あいみょん、WOMCADOLE、ヨルシカ、サイサイ、緑黄色社会、流行りだとずとまよ、YOASOBI、Adoなど音楽趣味だけは非常に若めで演歌や歌謡曲、いわゆる懐メロはほぼ聴かない。Apple Musicでも徳永ゆうきさんの曲が1つだけ入っているぐらい。ラジオを流しても、聴き流すだけで知識は疎い。かろうじて歌手名がわかる程度。そんな感じで音楽趣味だけはまだ同世代とついていける方なのだと思う。

「ついていけない」などと考えると気持ちが老いてしまいそうなので、ポジティブな面に目を向けて現状を見たいが、やはり同世代と触れ合いたいと思う。リアルだと4歳下の妹と実家で話すぐらいしかないが、また、新たな出会いでその触れ合いを増やせたらななんてボヤッと抽象的なことしか考えてないが、もっと音楽以外の若者文化知らねばなと思う。

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