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未熟さ故に挑戦に踏み切れない人へ

こんにちは、welldayの加藤です。
タイトルの通りで、このnoteは自らの未熟さが気になって新たな挑戦になかなか踏み切れずにいる人に向けて「大丈夫だから挑戦しようぜ」って伝えたくて書いています。

最近、welldayでは事業成長に伴い全方位積極採用中ということもありいろいろな方とお話させていただく機会があるのですが、はたから見れば十分実力があるのに、ご自身では挑戦するにはまだ足りないと思っていらっしゃる方が意外と多いという印象を受けています。

これは僕がwelldayにいる理由にも深く関係するのですが、僕は挑戦したい人が自分の可能性を信じて思い切って挑戦できるのが素晴らしいことだと思っているので、少しでもその背中を押せたらと思いこれを書いています。

特に、スタートアップに興味があるけど実力的にまだちょっと…と思っているエンジニアの方に届いたらいいなと思っていますが、内容についてはできるだけエンジニアやスタートアップに限らず一般的な話になるよう心がけたいと思います。

未熟さの自覚こそ挑戦者の素質である

自分が未熟であることを認め受け入れられるのは、それだけで素晴らしいことです。人間は自分が完璧であると思ってしまった瞬間に成長できなくなります。まず必要性を感じないですし、どこに成長の可能性があるかがわからないからです。挑戦とは、不可能を可能にしていく営みです。未熟であることを自覚し、足りないものを見出すことができるのは、挑戦をする上で最も重要な素質です。

未熟には際限がない

一度自らの未熟さを自覚した人ならば誰しも知っていることですが、未熟であることに際限はありません。何しろ世界には自分ができることよりもできないことの方がはるかに多いので、満ち足りるということがなくなります。もちろんある程度の線引きをして、現状を十分だと受け入れることもできます。僕たちは常日頃から意識的にも無意識的にもこの線引きをしていますが、本当に自分が追い求めたいことにおいてこの線引きは難しいでしょう。

もし今、自分には実力が足りないから、十分な実力がつくまで挑戦するのは待とうと思っているならば、一度考えてみてください。いつ十分な状態になるのでしょうか。そして仮にその状態になったとして、あなたはそれを十分だと認められるのでしょうか。

成功する一番の近道は挑戦すること

成功する一番の近道は挑戦することです。最初このフレーズを誰か偉い人が言っているのを聞いた時、そんなものは成功者の語る偏った意見ではないかと思ったのですが、少し考えてみるとそうでもないことがわかります。

挑戦せずに成功の近道を得る方法があるとしたらどんな方法があるでしょう。未来予知のように「絶対にうまくいく」方法を得るか、あるいは「地道にあらゆる失敗の可能性を潰す」方法が考えられます。前者は言わずもがな、複雑で難しい問題であれば後者もほぼ不可能です。これは先述の「人間できることよりもできないことの方が多い」というのと同じ話で、成功するケースより失敗するケースの方がはるかに多いからです。

では、間をとって「お試し」をしてみるのはどうでしょう。

サンドボックスという言葉があります。エンジニアの方は耳慣れた言葉かと思いますが、言葉の意味としては子供の遊ぶ「砂場」で、エンジニアリングの文脈で使う時は隔離された実験場のような意味合いで使います。

何か挑戦をするときも、最初から大きなリスクをとらず、まずは実験場で試してから、というのはアリだと思います。何となくノリのようなものは掴めるでしょうし、何よりリスクがすでに見えている場合、実際に大きな損害を出すことなく検証ができるのは素晴らしいことです。しかし、実験場でわかることの範囲は限られているということを忘れてはいけません。実験の結果が成功であろうが失敗であろうが、これは同じことです。

なので、結局のところ挑戦してしまうのが一番早いのです。スタートアップもそうですが、おそらく多くの人が悩むであろう挑戦は一朝一夕で結果が出るものではありません。当然のように挑戦を始めてからが本番で、小さな成功と失敗を繰り返しながら地道に前に進んでいくことになります。未熟であることを認められる人にとって、本番こそ濃密な学びを得て成長する絶好の場でもあるのです。

もちろん、いくつかステップはあるかもしれません。全くの未経験からいきなり専門職になりたい、と思っても難しいように物事には順序があります。しかし、そのステップを踏んでいくこともまた挑戦ですから、どっちにしろ始めるのが早いにこしたことはないと思います。善は急げ、です。

あなたはきっと素晴らしい挑戦者になる

もしあなたが未熟さを自覚しながら挑戦したいと思っているなら、きっと素晴らしい挑戦者になると僕は思います。

最近、ありがたいご縁で同じようにスタートアップで挑戦するエンジニアの友人が何人もできる機会があったのですが、彼らの誰もが未熟であることを受け入れ学びながら前に進み続けている姿を見て、やはりこの素質は挑戦において最も重要なものだと再確認しました。

welldayでもこのような素質は コーチャブル(coachable)と呼び、プライド(pride)と二語一対で行動指針の一角を為しています。ユーザーに価値を届け続けるためには、プロフェッショナルとして自信と誇りを持ってことに臨みながらも、未熟さを受け入れ謙虚に学び続けることが必要不可欠だと考えているからです。

このnoteが、誰かの挑戦を後押ししたら嬉しいです。

最後に、もし少しでもスタートアップで働くことや、welldayに興味があったらぜひカジュアルにお話しましょう。単に加藤と話してみたいという方(がいるのかどうかわかりませんが)も歓迎です。

また、冒頭にも言いましたが弊社は現在積極採用中ですので、welldayで働くことに興味がある方はぜひご連絡ください。

読んでくださりありがとうございました。

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