かおり

アメリカのシカゴで研究室を持つPIです。血管新生の研究をしています。

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最近の記事

これは全部嘘。ChatGPTが書きました。

しばらくnoteで記事書いてなかったなぁとふと思って、ちょっと遊んでみました。 私「イリノイ大学の山田かおりになりきって、noteで2000~3000字くらいの日本語記事を書いてみて」 ChatGPT「はい、ではイリノイ大学の山田かおりになりきって、以下のような記事を書いてみます。」 以下、ChatGPTによる記事です。 「アメリカ留学における英語力の重要性」 こんにちは、イリノイ大学に在籍する山田かおりです。私は留学生としてアメリカに来てから1年が経ちましたが、その

    • 雇い止めと任期付き研究者問題

      こんにちは。イリノイ大学の山田かおり(@KaoriYamada01)です。ネット記事用に書いたんですけど、研究界隈に特化し過ぎた話題なので一般受けしないからボツってしまったので、Noteで公開しますね。記事用だからちょっと文体は固いです。 海外で働いていると、日本は大丈夫か?などと同僚に聞かれることもある。彼らが日本を心配しているのは、かつての日本が科学立国として優れた研究成果を発表し、多くのノーベル賞受賞者を輩出していたこと、日本からくる研究者が概ね勤勉で真面目で優秀だっ

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      • 海外生活のちょうどいい距離感

        海外留学で不安ななか、日本人同士頼ることもありますよね。日本語で話せるだけでもストレス解消になったりしますし、日本人がほしがる特有のものの情報交換には、日本人同士のおつきあいは重宝します。 そんな狭い日本人コミュニティでトラブルに巻き込まれ、一人で悩むこともあります。私も渡米直後の頃はいろいろ悩んで、カウンセリングに通ったりもしました。そんな経験を踏まえて、まずは起こりがちなトラブルに巻き込まれないよう注意喚起をしたいと思い、記事を書きました。 もし悩んでいて、困っていた

        • 研究費申請書の書き方

          イリノイ大学の山田かおりです。独立ラボをもって研究者をしています。今日は自分の備忘録を兼ねて、アメリカでの研究費の取り方を記しておきます。 まず初めに、私にそんなこと語れる資格があるの?という話。いわゆるダニング・クルーガー効果による「完全に理解した」と思い込んでるだけの素人の可能性もありますが、正直私の気持ちとしては「全然わからん。でもこういうことかもしれない」というのがうっすらつかめてきたような…?でもわからん。もっと理解してるはずの教授陣でも苦戦してるから本当にわから

        これは全部嘘。ChatGPTが書きました。

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        • アメリカ研究生活
          7本

        記事

          卒論の指導-How to train your dragons

           こんにちは。イリノイ大学の山田かおり (@KaoriYamada01) です。自分の研究室を開いて2年、仲間を集めるエピソードや研究機器を集める件のnote記事の他にも、普段の研究生活のどたばたなどはTwitterでちょいちょい呟いています。私が結構しょっちゅううちの子自慢をしているので、どうやって指導をしたらそんないい子達が育つのか?とご質問をいただきました。あの子達はもともといい子達なんだよね、と言ってしまうと話は終わってしまうので、一応考察をしておきます。 日米そも

          卒論の指導-How to train your dragons

          アジア人ヘイトについて

           こんにちは。イリノイ大学の山田かおり (@KaoriYamada01) です。去年からアメリカで増えているアジア人嫌悪についての所感を書きます。おそらく日本にいる人達と感覚が違うなということをTwitterで感じたので、話しておきたいと思ったからです。 アジア人ヘイトの対象 アメリカにいるアジア人で今回のヘイト問題の対象になっているのはAsian American Pacific Islanders (AAPI) と呼ばれていて、極東アジア人(日本人、中国人、韓国人、台湾

          アジア人ヘイトについて

          Noteを始めた理由

          こんにちは。イリノイ大学の山田かおり (@KaoriYamada01) です。私がNote記事を始めたきっかけは、Twitterで「大学院進学をためらう子が増えてるのは研究者がネガティブなことばかりつぶやくからだ」という言説を見たからでした。 ネガティブな話 アカデミアにポストは限られていて、年々少子化の影響で老教授が退職してもポストが消えるだけ、若手にポストが空くわけではなく、ポスト獲得に悪戦苦闘する若手が愚痴をこぼすのは自然なことで、責められるわけではありません。私がT

          Noteを始めた理由

          いつでも元気でいるために

          こんにちは。イリノイ大学の山田 (@KaoriYamada01)です。今日はやりたい仕事を続けるために心を平穏に保つことについて。 気分とパフォーマンス 誰でも、落ち込むこともやる気が出ることもありますよね。嫌なことがあったり仕事がうまくいかなかったり悩みで心がいっぱいになったり、もう自信がなくなって仕事を続けるのは無理なんじゃないかと思ったり。そういう時に無理に仕事をしようとしてもいいパフォーマンスができなくてもっと落ち込むことになりますね。一旦休憩して気持ちを上向きにし

          いつでも元気でいるために

          学生さんの研究室選び

          イリノイ大学の山田かおり(@KaoriYamada01) です。アメリカ研究生活3週目は、ラボ選びの話。 日本にいた頃の話 私は日本で大学、大学院(修士と博士)に行ったので、自分自身が所属ラボを選んだのは学部3年の終わりごろの話です。先生方のことは授業での姿しか知らず、おもしろい授業をした先生、研究室の課題、くらいしか情報がないなか、同期が希望を出し合って、最大4人の枠を超えたら話し合いで譲り合うような感じでした。先輩が、うちは厳しいよ、やめときなよなど助言をくれたのに、「

          学生さんの研究室選び

          お気に入りの研究機器

          こんにちは。イリノイ大学の山田かおり (@KaoriYamada01)です。日本で博士号を取ってアメリカで自分の研究室を持つに至った経緯を話す第2弾。1週間に1回週末に更新できたらいいな。今日はラボ立ち上げに伴う機材購入のお話。 とりあえず基本装備空っぽでピカピカの研究室をもらってさぁ機材購入というのは箱庭ゲームみたいなもので、性能のいい機械を買うと生産性が上がる(気がする)が初期装備の研究資金と場所の広さの兼ね合いで、なにを選ぶかもPI次第。日常使う遠心機 (室温、冷蔵、

          お気に入りの研究機器

          研究室立ち上げの仲間を集めよう!

           こんにちは。イリノイ大学の山田かおり (@KaoriYamada01)です。日本で博士号を取ってアメリカで自分の研究室を持つに至った経緯を少しずつ話していこうと思います。今日は2018年年末からの話。 立ち上げメンバー 大型研究資金を得てさぁラボを立ち上げようとした時に誰をまず仲間にしようかと。ポスドク募集、テクニシャン募集を同時にかけますが、私の腹づもりでは1人目のメンバーはテクニシャンがいいと思っていました。ラボマネージャー兼テクニシャンでラボのメンテナンスを一手に引

          研究室立ち上げの仲間を集めよう!