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【台北2022/10】誠品生活信義店 台湾の今が何でもある

誠品書店のフラッグシップであった敦南店が2020年5月で営業終了後、信義店がその立場となったとのこと。以前はワンフロアだった書籍売り場もこちらでは2階と3階で面積はかなり大きくなっている。周辺は、「微風」や「新光三越」等、台湾の名だたる大型商業施設が隣接するエリアにある。地下は食品系、1階はアパレル、4階以上は、子ども関連や文具や雑貨、レストラン等、複合的な店舗。誠品生活南西店同様、もう単なる本屋ではない。書籍販売を中心とするライフスタイルショップと言ったほうが良い。書籍販売は、単価が安く効率が良くないとも聞いたことがある。とはいえ、台湾の文創を支える重要なポジションであることは変わりはない。

 とは言え、台湾の本屋巡りは楽しい。
台湾の1年に出版される点数は、日本の3倍らしい。そのうち1/4は、翻訳。その半分、全体の1/8は日本語からの翻訳書。日本のベストセラーは何でもある。

建築系も建築家の著作から、技術書まで、数多くが翻訳されている。台湾はスケルトンとインフィルが別途の場合が多く、インテリア系の書籍も多い。

デザイン系の雑誌のコーナーにもかならず行く。民進党政権以後、パンデミックの影響もあるのかもしれないが、台湾再発見系の雑誌も発刊されているらしい。ちなみに「秋刀魚」は日本情報誌。右上の最新号の特集はシティポップ。

誠品書店というと、深夜まで開いていて、みんな「立ち読み」ならぬ「座り読み」。金曜日の昼間でごく数人しかいなかったが週末はもっと多いのでしょうね。映画「台北の朝、僕は恋をする(一項台北)」等数多く描かれたシーンでもある。

店内には、台湾物産も数多くあり、本からお土産まで一通り揃い、夜遅くまでやっているので、使い勝手のいい店でもある。ということで毎回どこかしらの誠品には足を運んでしまう。

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