ゴミ収集車で収集されるゴミとしてのキャラクターの遺体が性癖

 ゴミ収集車で収集されるゴミとしてのキャラクターの遺体が性癖って?対象は?シチュエーションは?調べてみました(そういう構文)

※このnote上のあらゆる内容はフィクションであり、現実のいかなる事件・事故・人物・団体とも無関係です。当然ながら、人間の遺体をゴミとして出すのは犯罪です。絶対にやめようね※

そもそも、性癖とは?

 世のオタクたち(自分含む)は結構ファジーで語義に沿わない言葉の使い方をしがち(偏見)なんだけど、オタク的文脈で使われてる「性癖」って完全に誤用なんですよね。本来の意味としては「性格」「性向」に限りなく近い意味合いだったはずです。詳細は各自ググってください。
 今回のnoteはオタク的性癖について扱った物なので、以降の文中に性癖って言葉が出てきたらオタク的文脈の性癖(=好みのシチュエーション、属性)です。あしからず。

表題について

 さて、表題「ゴミ収集車で収集されるゴミとしてのキャラクターの遺体が性癖」について解説していきます。
 とはいえ、書いてあるままのことなので補足が必要そうなところだけ。

・対象
 好きなキャラクターなら誰でもいいです。性別、年齢、外見を問わず、ゴミ収集車でゴミとして収集されるところが見たい。

・ゴミ収集車
 海外ドラマとかよく見てる人は知ってるかもしれませんが、ゴミ収集車って国によって全然違います。私が好きなのは圧倒的に日本のゴミ収集車です。日本の住宅地で使われているようなゴミ収集車、しかもプレス式で収集してダンプ式で排出するやつが好きです。理由は後述。

・シチュエーション
 繁華街の朝、ゴミ収集の一環でゴミ置き場にあったキャラクターの遺体が当たり前にゴミとしてゴミ収集車に載せられるのが好きです。繁華街の路上にあった遺体が身元の確認もなく、当然のこととしてゴミとして収集される世界観の無常さ含めて好き。

・こだわりポイント
 合理的な理由によってゴミ収集車に遺体を載せる際は(人間なら)仰向けにして頭から入れることがマニュアル化されている……ことが窺える描写があると嬉しい。

・NG
収集業者がキャラクターの遺体を発見~他のゴミ含めて回収が終わったので次のゴミ置き場に移動するまでの一連の流れに悪意が介在するのはNG

 という感じなんですが、もうこの時点でついてこられない人もいるかと思うのでもう少し細かく掘り下げていきます。

ゴミ収集車による遺体収集のうまみ

 まずは具体的な萌えどころのプレゼンです。

1-1.無常エモ

 好きなキャラクターの無常な終わりはエモいし萌える、それそのものには多分わりと同意を得られるのではないでしょうか。ゴミ収集シチュもおおよそそれです。
 簡単に言えば、本来は身元不明どころかゴミとして燃やされて処分されることなど考えもつかないような「好きなキャラクター」がただの燃えるゴミとしてゴミにまみれて当たり前に焼却処分されてしまう過程を眺めるのはエモいよね。ということです。わかるでしょ?(圧) えっ、九相図とか好きそう?遺体を野晒しにするのはビジュアルが不潔で可哀想に感じるので苦手です。

1-2.BSS的マゾヒズム

 属性は1に限りなく近いけど別種の興奮です。「僕が先に好きだったのに」は悔しいじゃないですか。そんな感じの悔しさ由来の興奮。
 ストーリーに介入できない立場でありながら、「もしも介入できていたら好きなキャラクターは燃えるゴミという結末を迎えずに済んだのかも知れない」と感じるBSS的マゾヒズムが満たされるのが好き。

1-3.善意と合理性で舗装された非道徳

 死体に人権はないけどゴミ収集車は定期的に巡回するくらいの治安と文明度の世界で、誰にも悪意がない(重要)のに読者の倫理観では許容できないオチがつくのが好き。
 おそらくは街のどこか、描写されない理由によってゴミ収集所ではない所で行き倒れたキャラクターの遺体を「そのまま腐るのはよくないから」ゴミ収集所に運んだ人が居て、「マニュアル通りの職務として」収集した人がいる、結果(読者の倫理観では惨い扱いに見える)「燃えるゴミとして収集されたキャラクターの遺体」になるのってかわいいですよね。

1-4.想像の余地

 ゴミ収集シチュの一番好きなところは、キャラクターは既に遺体になっていて、収集される1幕だけが描写されるから前後に想像の余地があるところです。
 なんでキャラクターは死んだのか、どうしてそんなところで死んだのか。収集された遺体が焼却炉に落ちていくさま。全部に想像の余地があるのが最高なんですよね。
 想像の余地、オタクみんな好きでしょう(過言)。最後にサトシにキスしたカノンはラティアスだと思います(隙自語)

1-5.ビジュアル的「良さ」

 「頭から仰向けで」の理由です。最初に頭が呑み込まれることでますます「身元不明」感が強調された遺体の、死後硬直して真っ直ぐ伸びた足が破砕の振動で揺れながらゆっくりと呑み込まれていくのって綺麗で素敵だなぁと思います。

ゴミ収集車の多様性

 先述の通り日本のプレス式収集/ダンプ式排出のゴミ収集車がマスト!派なのですが、どうしてそうなっているのかを解説していきます。

2-1.そもそも、ゴミ収集車の種類とは

 性癖語りのnote見てくれてる者達のうち、ゴミ収集車に興味関心があって説明する前からだいたいの種別を知ってるぞ!って人が居たらその人は多分ゴミ収集車に関わる性癖の人なので、それ以外の人向けの解説です。
 先述の通り国によってゴミ収集車は全然違うのですが、たとえばアメリカのフロントローダー式ゴミ収集車は車体の前にコンテナを持ち上げるアームがついているデッケェダンプカーみたいな形のものが多いそうです。ゴミが入っているコンテナの中身をダンプの荷台に空ける形で収集して、コンテナは戻すらしいです。
 日本と同じ後部ローダー式でも、使用者が一切ゴミに直接触れずにゴミ収集車側の操作で収集するシステムのものを採用している国もあり、一般に「遺体がゴミとして収集されるシチュ」でもゴミ収集車の想定がズレただけでかなり印象に差が出るものです。

2-2.日本のゴミ収集車

 「日本のゴミ収集車の中でも」としたのは、日本の住宅地でよく使われているようなゴミ収集車は一見全部同じように見えますが、種類によって機構が全然違うからです。
 日本の家庭用ゴミ収集車は大きく分けて6種類あり、収集時の工程と排出時の工程によって分類されます。
 ・プレス式
 ゴミを収集する際に内部のプレートで圧縮・破砕しつつ奥に引き込む方式。当然ながら遺体を破砕する音が聞こえるのがいいですよね。車種にもよりますが、小型の冷蔵庫くらいなら問題なく収集できるので人体もちゃんと圧縮してくれます。 
・回転板式
 ゴミを収集する際にプロペラのような回転盤によって奥に引き込み、内部で押し込むことで圧縮する方式です。プロペラの強度や長さにもよりますが、あまり長くて硬い物は止まってしまうことがおおいので遺体の収集には不向きです。でも停止を受けて収集業者の人が遺体を奥に押し込むのは仕事熱心でありがたいから好き。
・ロータリー式
 ゆっくり回転しているロータリーに乗せてゴミを収集する方式。当然ながら長いもの重い物は不得手。あまり圧縮を行わないので汚水が出づらいという利点もありますが、回転板式よりさらに遺体の収集に不向きかつ停止したときの対処が難しいので、身元不明遺体が可燃ゴミとして収集される世界観では効率の観点からあまり見かけないと思います。
・ダンプ式
排出時の方式。ゴミの入った部分が傾いて中から滑り落とされるので、遺体がゴミにまみれながら滑り落ちる最高キュートな演出があります。
・押し出し式
 排出する際に内部の排出版で押し出すようにしてゴミを排出する方式。単に押し出されるので、キャラクターの遺体を収集させる観点だと遺体が焼却炉に向かって滑り落ちていく萌えが少し足りないんですよね。

2-3.っぱプレス式/ダンプ式よな!

 プレス式/ダンプ式の一番の利点は排出時の見栄えです。
 作品においてはおそらく描かれない場面になりますが、焼却炉に向かって滑り落ちる、圧縮破砕の関係で他のゴミと一体化したキャラクターの遺体「だったもの」は無常エモ萌えとしてゴミ収集シチュを好んでいる者としてたまらない良さがあります。
 また、収集中もキャラクターの遺体の破砕音がゴミ収集車自体の駆動音に混じって響くのが素敵だと思います。

最後に

 いかがでしたか?(一度言ってみたかった)ゴミ収集シチュ萌えのことが多少伝わったのではないかと思います。
 「悪意ある人が描写の中に存在すると読者である自分自身の悪意に投影先が発生してしまうのでBSS的マゾヒズムが足りなくなるし、なによりキャラクターの尊厳が悪意によって貶められてしまうのは悲しくなるから苦手」を抱えながらゴミ収集シチュ萌えの話を探すのは大変難しいものがあるので今回このnoteをしたためました。
 珍しい性癖だなぁと思いながら読んでいただけていたら幸いです。
 まあゴミ収集されるキャラクターが描かれたシチュ、実際見たことはないんですけど。

 情報提供お待ちしてます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(完)

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