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節分のできごと

週2日、火・金曜日に親子参加型の森のようちえんの活動をしています。

先日の活動日は、節分の前日ということで、お昼ご飯を食べた後、
室内で鬼のお面を作ることにしました。

参加していた子どもたちは1歳~3歳。
お母さんが描いた鬼になぐり書きで色をつける子、なんとなく顔に見える丸いものを描く子など様々です。

うちのムスメは、もじゃもじゃしたものを3つくらい描いていました。
「これ鬼?」と聞くと、
「エルサ(ディズニー映画『アナと雪の女王』より)と~
 魔女の宅急便(ちょっと前にTVで録画したものを見た)と~
 まーちゃん(妹)」との答え。
鬼を描かず、好きなものばっかり描いていたのです。

父親としては、まーちゃん(妹)が入っていることに胸がキュンと
しちゃうわけですが、保育者としては「みんなで鬼を描こうかー」と言って
始めたので、「あーどうしようかなー」とちょっと思ったわけです。

でも、考えてみたら、ふだん頻繁にお絵かきをしているわけではなく
久しぶりだったから、自分で描きたいものを描きたかったんだろうなぁと。
幼稚園や保育園によっては、「鬼のお面を作ろうね」と課題通りに
鬼を描かせるところもあるんだろうけど、目的は鬼を描くことではなく、
表現する楽しさを子どもたちに感じてもらうことなので、好きなものを
描いたのでもいいか、と。

結局、ムスメはエルサと魔女の宅急便をつけたお面を作り、それをかぶって
外で元気に走り回りました。

(追記)
家に帰った後、まーちゃん(妹)の絵も切ってと頼まれてお面を作ると、
まーちゃん本人にかぶらせていました。

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