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フォロワーシップ

2019年6月に300人規模のイベントの2人いる統括の1人をやらせてもらいました。

そこで今自分に必要なことがつかめた気がするのでここに残そうと思ってこの記事を書いてます。

タイトルにあるように、自分に必要な力はフォロワーシップだなと。

今まで1人のリーダーに対して自分の全てを投げ打ってきた経験はないなって思います。勝ち気で負けん気の強い自分はどの組織に入ってもリーダーやメンバーに対して〝俺の方ができてる〟部分ばかりを探し、自分に足らないものから目を背け続けていました。

小学校から大学まで、いわゆる「副」の名の付くものは大体やりました。

副キャプテン、副生徒会長、副委員長などなど、、、

完全にただ言われたからやっているだけでした。

僕には本気でこのチームを良いものにしようという経験がなかった。

もちろん口では色々言ってました。

絶対良いチームにする、このクラスで良かったと思えるクラスにする、、、

役割的には自分の上に位置する委員長やキャプテンと共に。

今思うと、もしかしたら彼らは自分が思っていた以上にその言葉を本気で言っていたのではないかと思う。

自分が取ってきた経験には何の責任も伴っていなかった。

何か問題があれば委員長、大会で結果を残せなかったらキャプテン。

今考えると本当にスタンスが悪い補佐役だったと気づきました。

でもそれに気づけたのは、

リーダーをやったからでした。

300人という大規模イベントの責任を感じて、

本当に良いチーム、良いイベントをつくったりする必要に駆られました。

そうなって初めて、良いチームってなんなのか。そのために自分ができることって何なのか。考えました。

考えたけど全然分からなかった。今まで考えてこなかったツケが回ってきたのでしょう。

結局腹落ちするアウトプットとして残ったのは、このチーム経験をチーム全員の成功経験にするということのみでした。

メンバーには口酸っぱくそれだけを言い続けました。

するとどうでしょう。メンバーが自分の成功体験にする為だけではなく、メンバーの成功体験にできるようにと他者に積極的に関わる風土ができました。

チームメンバーのフォロワーシップのありがたさを肌で痛感しました。

自分がやりたいこと、やってほしいことをここまで具体的な行動に落として実現してくれようとする人がいるということはこんなにもやりやすいのか、嬉しいのか、楽しいのか。

この経験を経て、自分なりのフォロワーシップの定義が変わりました。

今までは、リーダーが言ったことを忠実に再現する力、という漠然としたものと捉えていました。

今は、リーダーが導きたい方向を深く理解し、言われたことのみならず自分の今できることを行動で示していく力だと考えています。

逆に、メンバーに対してフォロワーシップを体現させるリーダーこそ、偉大なリーダーだなって思います。

だからこそフォロワーシップを理解して、身につけたリーダーって本当に強いリーダーになれるんじゃないかなって思いました。

本当にいい気づきをもらいました。この機会を与えてくれた諸先輩方、一緒にチームを作ってくれたメンバーに感謝です。当分の間、フォロワーシップを意識して動きます。

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