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2度目の退職と5度目の引越しをして変わった考え方・習慣

こんにちは。
4月に2社目の会社を退職をし、5月の2週目に都内に引越しをしました。この約1ヶ月で個人的に変わったなと思う習慣や価値観などをまとめてみました。

前職の方とのつながりをもって退職すべし

1回目の退職の時は、特別どなたとも連絡先の交換や退職後に飲みに行くことなど特別なかったといいますか、その機会を作ろうとはしませんでした。
今回はできるだけ多くの方に連絡先を渡して、実際に退職後にも会うところまでつながりをもっていくことができています。

引越して5日後、引越し前の場所に戻ってヱビスの樽生つきBBQ

人間関係を理由に退職したわけではなく、かつ別に退職は悪いことではないので、特に気まずい点がなければ前職の方ともできるだけ良い関係を保つよう努力するのはいいことだと思います。それでも相手に受け入れられなければそれで終わりでOK。何の問題もないです。

引越しは決断とタスクマネジメントの筋トレ

5度目の引越しとなればもう慣れたものです。
ただタスクは一覧でnotionなどにまとめておくと、次回の引越しでも使い回せます。私は今回はあえて愛用のMoleskineに書いて、引越し中ずっと開きっぱにしておきました(タスクがあること自体を忘れるときがあるため)。

冷蔵庫・洗濯機は父が貰ってくれたため、ダンボール5個と布団類を圧縮してまとめたケースをヤマトさんに宅急便で送っていただきました。

また家具家電はじめ細かい掃除用具など、これまで使っていた殆どのものを処分しました。「ここで捨てれるだけ捨てなきゃ引越しする意味がない」と思い、中には惜しいものもありましたが思い切って捨てました。

そして新しいものを吟味・買う・部屋に設置収納することに2週間ほど費やしました。次の引越しや処分のしやすさなど、ここはしっかり時間をかけて選びました。収納ボックスの中など細かい部分でまだ納得がいっていないので、徐々に使いやすく工夫していきます(楽しい)。
買い替えた物の総額はまだ確認していませんが、一人暮らしの初期費用平均くらいではないでしょうか。
決して無駄遣いではなく必要なものを買ったわけですし、減った分はまた稼げばいいので、出費のことはあまり気にしないことにします。

引越し・転職を繰り返してきた結果、お金を使わずに貯めこんで、今のレベルを維持するような安定した生活や仕事を選ぶよりも、経験をお金で買って市場価値の高い人材に近づこうとレベルアップしていくことに価値を感じるようになりました。
リスクは埃のように定期的に取っていかないとどんどん積もっていきます。まとめて取ろうとすると余計なコストがかさむところも似ています。

リスク想定して先に出費しておくほうが結果的には低リスク

正直に白状すると、防災に関してとんでもなく無頓着でした。
ただ退去直前の寝る前に緊急地震速報にビビり、さらに入居してすぐにまた地震で目が覚めました(この時は機内モードにしており鳴らず)。

いかに自分が無防備な状態か自覚し、防災30点セットと簡易トイレ、ペットボトル入りの水、水でふやかして食べられるブルグルや常温OKの飲み物食べ物などをストックしました。
また各デバイスの充電をこまめにしたり、メガネをケースに入れて枕元に置いて寝たり、常に「何かあった場合」を想定して備えておくようになりました。

お部屋の中も、害虫やカビなど「何かあった場合」想定をこれまで以上にしています。フィルたんをあちこちに貼るなどして、お掃除の負担が増えるどころかむしろ少し楽になった気がします。フィルたんは本当に素晴らしい。

また今回の引越し先を決める際も、治安の良さ・駅から5分以内・職場から電車が止まっても歩いて帰宅(通勤)できる距離・リモートワークのしやすい環境をポイントに含めて選びました。
5回暮らす場所を変えて旅行もたくさんしてきたので、なんとなく治安の良い・悪い場所は感覚で分かります。実際に道玄坂のある場所で予定があり何も知らない状態で初めて行った時、本当にすごく嫌な感じを受けました。後で調べてみると二・二六事件があった場所でした。
リモートワークであっても100%出社しないで済むとは限りませんし、またかつての震災の時のように帰宅困難になってしまう可能性もあります。

ということでリスクを想定して備えると出費が痛く感じてしまうかもしれませんが、長い目で見るとコストを抑えられるケースも多くあります。
あまりケチケチしないのが逆にお得な生き方なのかもしれません。

退去前日も寝る環境だけは確保すべし

布団(割と新品で捨てたくなかったので宅急便で送りました)を新居に送った日の晩は、翌日に可燃で捨てる前提だったボロッボロの薄い毛布1枚で寝ました。それまで気温も高かったのに、その夜〜明け方に限って10度以下まで冷え込みました。完全に計算ミスです。

ここで寝てました

幸い電気はまだ契約していたので、さすがに午前2時頃に耐えきれなくなってエアコンをつけました。暖房がなかったら上京早々風邪を引いてたかもしれません…。それでも10畳のフローリングの部屋だったためになかなか暖まらず、暖房の風向を自分直撃にしておよそ1時間後にやっと眠れた感じです。その晩はロシア戦役の時のフランス軍が一体どうやって戦場で夜を越していたのかをずっと妄想してやり過ごしました。

by Wikipedia 「1812年ロシア戦役」ページより引用。半端なく寒そう

布団はできるだけギリギリまで残しておくか、寝袋を持っておく、もしくはどこか布団のある暖かい場所に泊まることを強くおすすめします。

明るい色で身だしなみと気持ちを整える

今回引っ越した街は都内で比較的おしゃれなエリアで、活動範囲の雰囲気は全体的に結構明るいです。前職でよく着ていたような全身暗いコーディネートだと景観にマッチしないように思います。
結果、黒やダークグレーをあまり着なくなりました。目標達成や自分をストイックに追い込むのには良い色なのですが、その分他人にも厳しくしてしまっていたと思います。暗い色は着ても差し色として使い、これまでと逆転した色使いを好む今日この頃です。
最近よく着ている色は、あまり黄色の強くないベージュや白、ライトグレー、グレージュです。ただネイビーは今までと同じように好んで着ています。雨の日も躊躇なく白いパンツなどを履いています。汚れやすいのでこまめに洗って清潔さを保てますし、汚さないように振る舞いも丁寧になるので、明るめボトムスは意外とおすすめです。
街行く方々もさわやかなレモンやミントグリーンなど、やはり明るい色にたくさん出会います。モノトーンコーデであっても、白面積がかなり占めているように思います。

また引っ越した賃貸も、クリームや明るいブラウン、白を基調としています。寒色系・ダークカラーのインテリアは似合わないので、基本白と黄色寄りのライトグレー、アクセントの黄色で揃えています。

ということで、これまで好んでいた寒色やダークカラーと反対の好みをもつようになりました。
私自身典型的なブルベ冬ですが、レモンやクリーム、面積が少なければイエベの得意なカラーでもマッチするんだと気づきました。
おしゃれの選択肢を増やせて、これからも新鮮な気持ちで身だしなみの工夫を楽しめそうです。

また明るめカラー効果のおかげか、気持ちも以前より前向きで明るく、感情が穏やかでやわらかくなった気がしています。(ただ毎日たっぷり7h寝れるようになったのもあると思います…)

健康を強いられる環境でジムいらず

間違いなく田舎で住んでいた時よりも、健康志向の高い生活を強いられています。

まず、新鮮なサラダボウルやコールドプレスジュースなど、ヘルシーな食べ物が簡単に手に入ります。
スーパーも健康志向が高く、通りがかりで簡単に新鮮な食材が手に入ったり面倒であればテイクアウトできたりするので、田舎に住んでいた頃に悩んでいたフードロスもゼロにできました。
多めに食材を買っておいて、今は別に食べたくないものを妥協で作って消費するストレスから解放されました。

あまりおいしくなくてチョコを投入して食べたオートミール

また入社前で暇だったのもありますが、毎日1万歩ほど歩いていました。働き出した現在も、毎日5,500歩程歩けています。
田舎にいた頃はネットショッピングにめちゃ頼っていましたが、今はよほどニッチなものでなければすぐ店舗で購入できるので、自分の足で買いに行くことがほとんどです。
*個人的にユニクロの先行商品が発売半月前に手に入るのがとても嬉しいです。最近は3Dニットがめちゃお気に入りです。
他にも駅など場所によってはアップダウンが激しかったり、買い物で楽しく見て回っているだけで意外とたくさん歩いていたり、とにかく歩く量が大阪に住んでいた頃に戻った気がしています。特に節制もせず好きなだけ食べていますが、体型は大きく変わらずです。足は筋肉がついて少しがっちりし、ウエストは少し痩せました。
やはり食べすぎより動かなさすぎが太る原因だと思っています。

2万歩歩いた日はさすがに途中で座りました

ただワインがあちこちでどっさり売っているので、あれこれ試すのが楽しくて酒量は少し増えた気がします…笑

PCや本に向かう時間が一時的に減る

これは言い訳でもありますが、部屋と生活リズムを整えることに2週間、その次の1週間は入社に向けて眉脱毛やオフィカジアイテムなど、身だしなみを整えることであっという間に時間が過ぎていきました。

あと新生活スタートしたてですので、PCや本とにらめっこするよりも、とにかくお出かけしたい好奇心でいっぱいです。
入社後もしばらくは週末もお出かけします。仕事に必要な学習もしながら。

転職と引越しは何度してもいい

組織側の損失を無視して述べますと、一生転職しないでずっと同じ場所で勤めることは大きなリスクだと思います。
1社目の時、「このまま一生ここで働いていたら、一生自分の足で立てない」と危機感を覚えて副業を始めました。1社目にいればいるほど、一緒に働く人・仕事・スキルが固定されていき、転職がどんどん難しくなっていくと思います。
同じ場所で粘った方が早く咲くのかもしれませんが、その場所の土壌が豊かでなかったら?ということで私はより豊かな土壌探しの旅に2度出ました。

現在の職場では、ただ社内で活躍することにとどまらず、市場から見て価値の高いデジタル・DX人材へキャリアアップするしくみをしっかり組んでいただいております。
歯車として囲い込もうとしないゆとりがあるから、逆に「もっとここにいたい」と思えるのだと(まだ入ったばかりですが)思っています。

また引越しは個人的にできるだけたくさんしたいと思っています。今住んでいるエリアはとても気に入っていますしできるだけ長く住みたいですが、少しずつグレードアップはしていきたいと考えています。
「引越しの出費はムダ」だとたまに聞きますが、一度もムダだと思ったことはありません。例えば「軽井沢での暮らし」「東京のどまんなかでの暮らし」といった経験をお金で買ったと思っているので、私には必要不可欠な大切な投資です。

ということで引越し・転職、迷われている方は、ぜひ思い切ってしちゃいましょう。


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