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最後の大会を迎えて思うこと

中1と中3の娘の父親です。
週末は長女の部活(バレーボール)の最後の大会でした。
新チームスタート時はとにかく弱かったのですが、なんと地区大会を準優勝で終え、県大会出場!
長女は「また練習がある~~」とボヤいていました😵
正直なところ、長女の気持ちとしては複雑であるのだと思います。😓

新チーム発足時はとにかく弱かったけど長女はレギュラーでした。
長女としては勝てはしないけど、試合に出ることができていたので楽しかったようです。
その後、しばらくすると同じポジションにクラブチームからスーパー下級生が入ってきて、チームはその子中心になっていきました。
長女はレギュラーから外され、一時期は怪我もありユニフォームももらえない状況にまでなりましたが、最後の大会はメンバー入りできていました。
また、4月に部活の顧問の先生が変わったこともあり3年生を中心に「みんなで楽しく」というチーム方針から、実力主義で「少しでも勝てるチームへ」と方針が変わり、練習も厳しくなったそうです。
ちなみに、4月に中学入学した次女もバレー部に入部しています。
#部活中は姉に絶対に話しかけないらしい
#先輩って絶対に呼びたくないらしい
#姉は先輩風を吹かせたい

「レギュラー⇒メンバー外⇒メンバー入」とこの1年間で紆余曲折、ジェットコースターばりの浮き沈みを経験してきたことは、いろんな立場の人の気持ちが分かるという意味ではいい経験だったのかなと父としては感じていますが、本人はレギュラーではないことに悔しさも感じていています。だから、県大会出場にも複雑な思いが正直あるのだと思います。
チームスポーツなので、それじゃダメなことは分かってはいますが、長女の素直な気持ちなので否定するつもりも、考えを変えさせようとも思ってはいません。
#親子でも他人は変えられない
#受け止めてあげるだけ

私も小2から高3まで野球をしていて、上級生が少なかったこともあり小3からずっとレギュラーで、高校最後はキャプテンをしていました(中1は夏から、高1も夏からレギュラー)。
#プチ自慢
#弱小チーム

特にキャプテンの時は「試合に出ているメンバーだけでなく、ベンチのメンバーもスタンドのメンバーも一丸となって」というようなことを言っていましたが、ベンチやスタントのメンバーの本当の気持ちを分かっていただろうか、配慮できていただろうかと反省の気持ちでいっぱいです。

中学、高校の時のメンバーとは数年に1回程度ですが集まって食事をすることがあります。
レギュラーではなかったけど3年間続けたメンバーには「すごいよね」とその存在を認めることはこれまでにも伝えてきました。
もちろんその人たちがいたからこそという感謝の気持ちをもっていますが、それを直接伝えることはできていませんでした。
今度、中学や高校のメンバーと集まることがあったら今更感満載過ぎて照れ臭いですがベンチだったメンバーには「最後まで続けてくれてありがとう」を伝えたいなと思います。

そんな気持ちを思い出させてくれたのも長女が2年半、色々あったけど部活を最後まで続けてくれたからこそ。
試合に出られるかどうかは分からないけど、悔いが残るぐらい本気で長女には最後までがんばってほしいなと思いますし、色んな感謝の気持ちをもって長女を最後まで応援しようと思います。

長女が最後の大会を迎えて、『他人の気持ちなんてどんなに想像しても正確に理解することなんてできないけど、理解しようとすることをあきらめちゃダメだよね』、『やっぱり自分の気持ちは恥ずかしがらずに、素直に、ちゃんと伝えないと伝わらないよね』と改めて感じたというお話でした。
 
では、また✋

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