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貝殻の中を覗く

最近コミュニケーションをよく取る
好きだと声を大にして言いたい人も増えたし、この人がいるなら明日も頑張れるんだって思うことも増えた

そのパワーを感じられる時
私は過去を振り返る。
好きだと思える場に私はいつでも依存して、それは時に音楽、アニメ、漫画、1人の人、とそれぞれ
何かにのめり込むことで愛情と安心を感じた。

無機質なものへの愛情は
私がそれを注ぐことで、対価を感じるかの如く、更新を待ち望んだ。

私はそうやって生きてきた。
居場所を自分で生み出すことでしか居場所というものがどうして私のそばにいるのかがわからなかったから。

どうしてこうなった?と考える時
中学卒業以来、与えられたコミュニティに馴染めることができなかったからだと想像する。
そして、無機質から得る愛情は
自身を誤魔化す程度にしかならなかったとも思い出す。

その点、最近は“やっと通常な人間関係性を持てている”と感じて、少し嬉しい

緊張することなく、言葉を無駄に選ぶことなく、私が私のままで接することができる人が増えてきたのだ。失うことを今から考える癖は今でも変わらないけれど、今が嬉しいのなら、それでいいではないか!と思っている

そして、臆病な私はそれが彼女彼らにとってもそうであってほしいと思うと共に、そうでなかった時、私の思い上がりになりかねないのだと気持ち悪く思う時もある。

私だけが仲が良いと、好きだと、この人にならなんでも話がしたいと思っていたら、付き合わせてしまっていたら。

そう思ったら勝手に寂しくて悲しくなってしまう。

でもそう言うところも私らしくて可愛い所だって、言い聞かせていきたい。


今年の目標は包み隠さず、どんなことがあってもあっけらかんとすること。
そして、温かくて居心地が良い場所から離れて、私のスペースでは会えない、本来出会わなければならないはずの人達と出会う、ということ。

可愛い靴、たくさん持ってるんだから
たくさんの人に会いに行こうと思う

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