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悩みは数珠繋ぎ

うれしいことがあっても
何か一つがきっかけになって3時間とか平気で悩んだりする事がある

今日、話してた話を思い出したとき
過去、言われた酷いこと、とか
悪意のない言葉で受けた怪我とか

厄介なことが多いと
私がもし、こうだったら良かったのかなと、自然に自分を曲げる癖がある

そうすると大体のことが相手の主導権となって、相手は怒らずに済むし悲しまなくて済むし納得してくれるし下手したら何にも気づかずにいてくれるし

そういう逃げ方で生きてきた
そういう逃げ方でいいと思ってた

でも、突然私の元へやってきた
“自分のバンド”という存在だけはどうしても曲げるわけにはいかないことの方が多かった

笑顔で振る舞っていたら
体に触れようとしてくる人がいたり

女性であることに価値を見出して
私の音楽、さっきは欠伸したり携帯見てたのに終わった途端に寄ってくる人

一度それで本音を話したらそういう人はいなくなった

自覚があったんだ、と分かったことも辛かった

でも忘れてないから
私、根に持つタイプだから
というよりトラウマに近いよ


話は変わるけど
毎日良くも悪くも予想通りの生活が私を待っている
音楽を作り、暮らしのためにお金を作って、ゆっくり大事な物を無くしてる感覚が最近よくある

大抵音楽をするうえで想定してた範囲内のことくらいしか起きない

期待を裏切る刺激や、人生が変わってしまうほどの出会いをしたい、と他力本願ながら思う

私の足で行ける範囲ではもう
そういう物を見つけられなくなってるくらい、最近のこころは萎れてもうじき潰れてしまいそうなのだ

それでも誰にも頼れないな

何故ってその人の人生において私が今そうやって考えていることが少しも関係ないから

「1人で何でもできるからえらいね」
子供の頃から今日までたくさんの人が私にこの言葉をかけてきた

自分でも、なんでもやれるように他人から見える行動をするのがとっても上手だと思う

褒める意味で今でも
「1人でバンド動かしてえらいね」
「これ全部1人でやってるの!?すごいねえ」

と、声をかけられる
その度にまた私は弱音を吐けなくなっていって、自立は素晴らしいと呪いをかけられ1人で弱ってる

強くないのに、1人では怖いのに、そばにいるよと言ってくれても肝心な時はいつも1人じゃないか、と繰り返すたびにそばにいてほしい気持ちと裏腹に人を遠ざけてゆく

本当に不器用に生きてると思う辛いなあ

いつかこの文章を読んで
そっと過去の自分を抱き締めてあげられますように

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