ずっとTwitterで銭湯へのあふれる思いを綴っていたけど、Twitterの140文字では書きたいことが書き切れずもじもじしていたのですが、「そうだTwitterじゃないとこに書いて、リンクすればええんや」とごく当たり前のことに思い至るまでに一体何年かかったのでしょう。
「人生、何事も遅すぎることはない。やってみなはれ。」と、かつて私の背中を押してくれた会社の男性の先輩（岸和田出身）の言葉を胸に始めてみます。（でもその時に背中を押されたのはジョギングで、まだ始めてません）

第一相模湯さんは全体的に店主の方のおもてなしの心が伝わる落ち着く雰囲気で、ついつい長居したくなるお風呂屋さんでした。

可愛い内装❤️

脱衣所にはあちこちに置かれたグリーンが目に嬉しいです。脱衣所とお風呂場の間の出入り口の上部がガラスになっているのですが、ステンドグラス風の黄色系のお花と一緒に青い鳥が描かれていて、なんだか幸せな気分になりました。

ロビーにはハンドメイドのかぎ針編み雑貨が販売されていて、ひとつひとつに愛がこもっているのが伝わってきました。

ロビーの椅子に座ってすいかサイダーを飲んでると（わたくし無類のすいか好きなんです🍉）、天井から吊るされた猫ちゃんのモビールがゆらゆらしていて、可愛い…のんびり眺めながらのしゅわしゅわサイダー、美味でした。

おもてなしの気持ちが伝わる工夫

ロッカーを開けると目に飛び込んできたのが、扉の真ん中につけられた透明のビニールポケット。「下足札と傘のカギを入れてください」と書いてあり、帰り際によく「あれ？下駄箱の鍵どこやったっけ」とひとしきりポケットを全部ひっくり返すことの多いわたしにはとってもありがたい仕様…感動しました〜。

炭酸泉のコーナーも含め、お風呂に浸かりながら眺められるお知らせ貼り紙の内容が「カウブランドの自然派米ぬか石けん、オリーブ石けん ロビーで販売中」とか、「ハンドメイド雑貨販売中 ロビーでご覧ください」など、ちょっと気になるお知らせばかりでした。お店の情報をさりげなく入浴中に教えてくれるのはありがたい！自然派せっけん、気になったのに買うの忘れたことに今気づきました…。

黒湯温泉＋電気風呂

こないだ川崎の千年温泉さんにお邪魔した時、露天の黒湯温泉に電気風呂があって「初めて見た！」と感激したのですが、第一相模湯さんも黒湯温泉に電気風呂がしつらえてありました。

ずっと怖くて近づけなかった電気風呂に入れるようになってまだ数ヶ月ですが、最近は見つけたらトライするようにしています。だんだん電気風呂に慣れてきたかもとウキウキしながらこちらの電気風呂に入ったら、びっくり。電気が結構強めで、みぞおちをぎゅっと掴まれたような感覚！お湯から出した腕がビリビリ痙攣していて、この腕に誰かが触ったらどうなるのかな…とか考えながらしばし電流に身を委ねました。

黒湯からあがったら、お肌がしっとりしていました。やっぱり温泉は気持ちいいなあ〜。ワンコインで温泉に入れるなんてやっぱり贅沢だなあ〜。

今流行りのサウナ水風呂はないけど大満足。お店の方の「ゆっくりしてってね」という歓迎メッセージがお店のあちこちから伝わるお店だなあと嬉しくなりました。

ほっとできるお風呂屋さんの存在はありがたい！

第一相模湯さんは、自然派石けんを買いに、違う味のサイダーをいただきに、何よりまた気持ちいいお湯とゆったりした流れの時間を堪能しに、定期的にお邪魔したいなぁと思える銭湯でした。

お月様を眺めながらの帰宅ちゅうもゆるい風が吹いて、大変気持ちよかったです。