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ウクライナ関連 情報ふたつ

ロシアのウクライナ侵攻に関する情報をふたつ紹介したい。

ひとつは、プーチン大統領が黒海沿いの巨大な敷地に「宮殿」を所有しているという、ドローンによる映像つきの報道。

https://www.youtube.com/watch?v=MAPkNRmXQvc

プーチン氏が便宜をはかった業者などが建造したものといい、カジノや劇場まであるという。

これに似た例として、ルーマニアで15年間大統領の地位にあったチャウシェスクがブカレストに建造した、80部屋もある豪華な自宅がある。東欧民主化のなかで国民に見放されたチャウシェスクは、1989年に処刑された。

「プーチン宮殿」の真偽のほどは不明なところもあるが、この種の情報がロシア国内で拡散すると、プーチン氏の指導力が低下する可能性もあるだろう。

もうひとつは、ウクライナの国歌のこと。

2022年3月6日、ドイツ・ベルリンでウクライナ援助のためのチャリティコンサートが開かれ、冒頭で犠牲者への黙祷のあと、ウクライナの国家が演奏されている。

指揮者は、イスラエル国籍でありながらイスラエルの暴力的な国家行為に抗議しつづけてきたダニエル・バレンボイム。

私はウクライナの国歌を聞いたことがなかったが、荘重で英雄的な、いい曲である。



タイトルは、「ウクライナは死なず」»Noch ist die Ukraine nicht gestorben«(このビデオの6分ごろから曲が始まる) 。

音楽は人の心をひとつにするというが、この映像はそういうシーンをわれわれに見せてくれる。

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