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【釧路出張スキマ旅】ワークライフミックスの醍醐味を味わう

ワークとライフを切り離せない私は、ワークライフバランスには興味がない。

私にとっての「オン・オフ」は「起きている・寝ているorだらけている」で、「オン」には、仕事も私生活も含まれるから、そこを切り離してバランス良く過ごしましょうと言われてもどうもしっくりこない。

なので、私にとってはワークライフミックスがしっくりきていて、心地が良い。

このあたりのことについて以前書いた記事がこちら

こんな私が最近「ワークライフミックス最高だー!」と実感できたことがあったので、まとめてみることにした。

仕事をしながら旅をする

私は常々「仕事で全国を飛びまわりながらご当地グルメを食べ尽くしたい」と言っているが、実は全国と言いつつも「まずは北海道を巡りたい」と思っていた。

道産子だから北海道のことは何でも知っているというわけではなく、実は住んでいるのに知らない街が多いからである。

そんなことを漠然と考えていたタイミングで、全道6都市で開催されるセミナーに講師として登壇できる仕事に恵まれた。

ご縁に心からの感謝しながら、まず訪れたのは10年ぶりの釧路。

今年に入ってから不思議と釧路に縁があったので、久しぶりに行きたいなと思っていた矢先のことで、とてもありがたい話だった。

しかも今回は、仕事の後にまとまったフリータイムもあったので、ワークライフミックスを存分に楽しめる状態。

まさに仕事をしながら旅ができるスケジュールで、さらにありがたい話でしかなかった。

前泊の夕食は泉屋のスパカツ

札幌→釧路間はJR移動で約4時間。

私の担当セミナーは午前中開催だったので、前泊で釧路に向かった。

タイミングよく夕食にちょうど良い時間に釧路に到着したので、今回絶対食べてみたかった釧路のご当地グルメ・スパカツを食べることに。

インスタで事前調査したところ、かなりボリューミーという情報を入手していたので、この日は普段食べない朝食を軽く食べ、ランチ抜きでスパカツに挑むことにした。我ながらかなりの気合である。

釧路市内にはスパカツを食べることができる飲食店は多数あるが、ダントツ人気で有名なのは泉屋。

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泉屋一択で心底楽しみにしていたこともあり、店の外観を見ただけで浮かれた。

その浮かれぶりはショーケースを見てさらに激しくなる。

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今回はスパカツしか頭になかったが、他にも食べてみたいメニューが盛りだくさん。

特にスパゲティの上に薄い卵焼きとチャーシューが敷いてあるピタカはとても興味深かった。

次回はぜひ食べてみたいと思うが、まずは何よりスパカツである。

初志貫徹、ゆるぎない決意を持ってスパカツを注文し、待つこと10分。

ついに対面の時が来た。

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ドーン!とインパクトのあるスパカツが目の前に置かれ、鉄板がジュージューと音を立てていた。

正直なところボリュームは想像よりも若干控えめだった。

「これなら完食できそうだな」というのが第一印象である。

とはいえボリュームがあることは間違いないので、完食できそうなイメージを持ち、気合を入れて早速食べ始めることにした。

ミートソースは昔ながらの懐かしい味で、ひき肉が多めでとても美味しい。

カツは薄めで脂身もなくてさっぱり食べられた。

ミートソースとカツが絶妙で飽きずに食べられるよううまく調整されているのだろう。

最後の1/3ほどは飽きも出てきたが、ひたすらパルメザンチーズをかけ、時折タバスコをかけて味に変化をつけながら、完食した。

食べ終えた時は「まだ食べれるかも?」と調子に乗って思ってしまったが、席を立った瞬間、ズシンと満腹感に襲われた。

調子に乗らずに正解である。

ちなみにこの満腹感は翌日の昼過ぎまで続いた。

何だかんだとやはりスパカツは相当のボリュームがある。

お腹を空かせてから食べることをオススメしたい。

釧路といえばノロッコ号

今回の釧路行きが決まった時に絶対乗ると決めていたのは、くしろ湿原ノロッコ号

くしろ湿原ノロッコ号とは、釧網本線の釧路駅と塘路駅を結ぶ観光列車(トロッコ列車)である。

毎年4月下旬から10月までの期間限定運航で、2号車から4号車は窓が大きく開いた展望車両になっている。

そのため車窓から見える雄大な釧路湿原や釧路川の大自然を綺麗に写真に収めることもできるし、心地よい風を感じながら乗車することもできるまさにスペシャル列車だ。

午前中の仕事後に乗車するため、途中下車をしたり終着の塘路駅でも時間的にゆとりがなかったが、それでもノロッコ号は外せなかった。

ということで早速チケットの手配を急いだ。

平日ということもあり、自由席でもいいかなと思いつつも確実に乗車したかったので事前に札幌駅で指定席を購入。

乗車日の2週間前に購入したが既に残席わずかになっていたので座席はあまり選べなかった。

1人の場合、窓側のベンチ席が特等席っぽく感じるが、実際はテーブル席の窓側の方が景色は綺麗に撮影できる。

乗車時に写真を撮りたいのであれば、事前に座席の情報を調べ、好みの席を確実に予約できるようできるだけ早く席を抑えることをオススメしたい。

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こうして事前準備万端で迎えた当日は、パーフェクトと言っても過言ではない秋晴れだった。

気温も暖かく快晴でウキウキしながら釧路駅でノロッコ号の改札を待つこと10分。

思ったよりも早い時間に改札が始まったので足早にホームに行き、込み始める前に写真撮影をした。

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私は2号車の席を予約していたが、まずは4号車にしかない撮影スポットを目指し4号車へ。

タンチョウとシカが何ともかわいく飾られていた。

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実に釧路っぽいなと思いながら次に向かったのは、2号車。

2号車には販売ブースやスタンプ台などが設置されていた。

スタンプ集めが趣味なので、テンション高くスタンプを押し、販売ブースへ急ぐ。

ノロッコ号限定のお弁当は事前予約のみの販売だが、人気の牛乳プリンを目当てに販売列に並んだ。

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ノロッコ号は今年30周年を迎えたこともあり、記念ムード一色。

牛乳プリンにも記念タグがついていたり、他にも限定グッズが販売されていた。

買う予定はなかったが、限定に弱い私はついついマスキングテープをセットで購入。

かわいくて使うのがもったいないが、せっかくなのでトラベラーズノートで活用しようと思う。

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こうしてやりたかったことを一通り終え、上機嫌で発車を待つこと5分。

はじめは全然人がいなかったが、この頃になると所狭しと人が溢れてにぎわってきた。

何か車内を撮影したり、買い物をしたい場合は、できる限り改札開始とともにホームに行って用事を済ませた方がスムーズにゆとりを持ってできると思う。

ギリギリだと混雑してきてバタバタするので注意が必要である。

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片道50分の列車の旅。

ノロッコ号は、観光スポットに入ると運航速度が遅くなるので、ゆっくりと景色を楽しんだり、時に野生動物を目撃できたりもした。

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途中駅の釧路湿原駅はぜひ降車して観光したいスポットだが、今回は時間の都合上断念。

ただ人気スポットということもあり、釧路湿原駅から乗車する方も多く、ここからは満席の状態となった。

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清々しい風を感じながら、青空と白い雲、きれいな木々や山を見ていたら、あっという間に終着の塘路駅に着いた。

はじめは50分って結構長いかなと思っていたが、観光案内を聞きながら乗車しているからか本当にあっという間に感じた。

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降車した塘路駅で過ごせる時間は25分。

あまり時間もないので駅周辺をウロウロすることにした。

名物のいももちを食べようか一瞬迷ったが、その後食べる予定のものが頭をよぎり我慢した。

ひとり旅は大好きだが、こういう時は複数いた方が食べ物をシェアできていいなと思うこともある。

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いももちを諦めさらに散策をしていると、カヌーの受付所をみつけた。

ノロッコ号からも見えたが、カヌーでの釧路川下りは実に楽しそうだったので、今度は釧路に来た時はぜひカヌーで川下りをしたいと思う。

カヌーからノロッコ号に向かって手を振りたい、そんな夢が新たにできた。

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カヌーに乗っているところも妄想しすぎて危うく帰りのノロッコ号に乗り損ねるところだったが、無事に乗り込み釧路駅へと向かった。

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帰りはテーブル席で、観光スポットと言われる景色が広がる側に座れたが、真ん中の席だったこともあり、他の乗客の方が映り込まないように写真を撮影することはとても難しかった。

ただ窓側の方がとても親切で綺麗に写真が撮れるように配慮してくださったので、本当にありがたかった。

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人の優しさにも触れ、豊かな自然を眺めながら気持ちよく過ごせたノロッコ号。

30周年記念のタイミングで乗車できて乗車証明書も限定デザインだったり、いいこと尽くしだったと思う。

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とっても楽しい時間を過ごせたこともあり、今度は釧路湿原駅で途中下車をしたり、カヌーの川下りをしたいなと次のことを考えながら、帰りもあっという間に釧路駅に到着した。

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満足感が満ち溢れる中、降車して改札口に向かう途中で釧路駅ステーションギャラリーを見つけた。

綺麗な写真が展示されているので、ぜひ素通りせずに見て欲しい。

釧路の台所・和商市場

充実のノロッコ号の旅を終え、次なる目的地として決めていたのは和商市場である。

しばらく食べていなかった勝手丼を食べたいと思い、この日はノロッコ号で食べた牛乳プリンだけで凌ぎ、食べる準備を万全にしていた。

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とはいえ、時刻は16時近くになっていたので、もう勝手丼は食べられないかもしれないという覚悟もしていた。

その場合は、握り寿司や海鮮丼を食べることができる和商市場内の竹寿司に行こうと決め、イチかバチかで向かった。

時間も時間だったので市場の中は落ち着いていたが、奥に入っていくと私が求めていた光景が目の前に!

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新鮮なネタが所狭しと並べられ、自由に選べるようになっていた。

何店舗か勝手丼をやっているお店はあったが、1番最初に声をかけてくれたお店にお願いすること決め、まずはご飯を売っているお店に向かった。

ご飯とネタを売っているお店は違うのである。これがまた独特の文化で面白い。

ご飯の量が選べる優しいシステムで小~大盛りまで5段階くらいあった。

今回は普通盛りを選び、次はいよいよネタ選び。

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ネタを売っているお店に戻り、釧路産のネタから優先して選んでいった。

ネタを選ぶとお店の人が綺麗に盛り付けてくれるので、食べたいものを注文するだけでOK。

あまり値段を気にせず選んだ結果、今回の勝手丼は1,700円になった。

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彩りを考えてくれたお店の方がたまごをサービスしてくれたので、全体の仕上がりは華やかである。

海鮮系は札幌でも美味しいものは食べることができるが、勝手丼の魅力はたくさんのネタの中から自分で好きなものを直感で選んでいくオリジナリティだと思う。

そのエンタメ感が美味しさをプラスしているのかもしれない。

釧路は焼き魚の方が美味しいという話も聞くが、釧路を訪れた際はぜひ勝手丼や生ものも体験してみて欲しい。

日本に3店舗だけ!感動のコアラのマーチ焼

ノロッコ号と和商市場で勝手丼を食べるところまでは事前に決めていたスケジュールだったが、次の目的地である帯広行きのJR発車時刻まではまだ2時間ほどあった。

釧路駅近くのカフェでノマドワークをすることも選択肢ではあったが、私は、コアラのマーチ焼を食べに行くことにした。

コアラのマーチ焼きは日本に3店舗しかなく、奇跡的に北海道に店舗があるもののなぜか場所は釧路。

しかも釧路駅からは路線バスで30分かかる場所にある。

私には2時間しか猶予がなかったので片道30分かかる路線バスでの移動はリスクもあったが、最悪タクシーに乗ろうと腹をくくりお店に向かうことにした。

路線バスで居眠りをして乗り過ごさないようにだけは真剣に心がけ、無事にイオンモール釧路昭和店に到着。

店内で若干迷子になったものの、無事にコアラのマーチ焼の店舗を見つけた時はただただ感動した。

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誰か一緒にいたらおそらく飛び上がって舞い上がっていたと思うが、ひとりだったのでグッと自重。

ただ心の中のテンションは相当高く、ニヤけていたと思う。

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地元の高校生が冷静な口調でコアラのマーチ焼を注文している横で、興奮気味にコアラの写真を撮りながら注文の順番を待った。

コアラのマーチ焼は、ガーナ・カスタード・あずきの3種類で、時期によっては期間限定の味もあるらしい。

私はガーナとカスタードを選び、一緒に出張に来ている方へのお土産分も買って、自分の分は早速フードコートで食べることにした。

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袋からしてかわいさしかなく、コアラのマーチ焼に刺さっている帽子も野球好きにはたまらないデザインで嬉しかった。

特別めちゃめちゃ美味しいというわけではなく、一般的な大判焼きの味ではあるが、なかなか食べる機会がないことと圧倒的かわいさがたまらなく好ポイントである。

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ぜひ釧路に行った際は、イオンモール釧路昭和店に足を運び、コアラのマーチ焼を食べてみて欲しい。

お天気カメラで有名・幣舞橋(ぬさまいばし)

最後に釧路で忘れてはいけない観光スポット・幣舞橋(ぬさまいばし)もご紹介。

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北海道の天気で釧路と言えばよく見る風景がまさしく幣舞橋付近の景色で、今回は昼と夜と両方の景色を見ることができた。

昼は水面に日光がキラキラと光り、夜は夜景がとてもムーディー。

昼と夜とでは見れる景色が全然違うので、機会があればぜひ両方の景色を見て欲しい。

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ちなみに、今回仕事で利用した部屋からは、ぬさまい公園の花時計も見えロケーション抜群だった。

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限られた時間での釧路観光ではあったが、仕事も観光も両方充実した時間を過ごすことができ、ワークライフミックスの醍醐味を味わえたと感じている。

これからも仕事で全国を飛びまわりながらご当地グルメを食べ尽くす、そんな生活を送れるように頑張っていきたい。

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