共感工房 “派閥解消は当然のこと”

◆ 当然のことだと思いますが、岸田首相が本部長では無理でしょう。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 自民派閥からの人事推薦禁止へ パーティー券公開拡大検討 ⇒ https://x.gd/1xg59 ■

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、内閣や党役員人事の際に派閥からの推薦を禁じる案が政権内で浮上した。

 ガバナンス・コード(統治原則)と呼ばれる党の行動指針に明記する方向で検討されている。パーティー券購入者が公開される基準額を現行の「20万円超」から引き下げ、対象を拡大する政治資金規正法の改正も調整する。

 自民関係者が17日明らかにした。


◆ たとえば、小泉政権の頃は、各大臣の人選は小泉首相が自分で個別の大臣に電話して説得していました。

 小泉首相の場合、派閥が大臣候補を推薦しても無視されていました。大臣には、人格面や能力面などから信頼に値する人を小泉氏が直接“1本釣り”していました。[ #派閥からの推薦 ]

 派閥から推薦された人を閣僚にしているようでは、自分の目指す政治は実現できない。何をしでかすかわからない“トンチンカン”を大臣にする可能性も高くなってしまう。

 でも、当時の野党は、そんな小泉首相のやり方を“丸投げ”とけなしていました。私流には、自分が信頼している人になら、丸投げした方が良い。[ #丸投げ ]

 丸投げされた方の人も、細かなことにまで四の五の指図されたのではやりにくい。主要な課題(テーマ)だけを聞いて、具体的なやり方は任せてもらった方がやりやすい。


◆つまり、小泉首相は、派閥など相手にしていなかったということだと思います。

 私も、派閥に気を使っていても、意味はないと思います。

 なので、今は政治評論家として活躍している“小泉チルドレン”の象徴的存在だった“杉村太蔵氏”などは、小泉氏からは派閥には入るなとくぎを刺されていたらしい。[ #派閥でつるむ ]

 小泉氏は、“派閥でつるんでしまう”のを毛嫌いしていたようです。[ #派閥でつるむ ]

 なるほど、自分の跡継ぎの“小泉進次郎”氏も、派閥には入らせていない。小泉進次郎氏は“無派閥”。選挙応援などでは不利な無派閥ですが、あえて無派閥を推進している。[ #無派閥 ]


 余談ですが、小泉純一郎氏は、“加藤の乱”の時に、政策集団的なつながりの“YKK”の加藤紘一氏や山崎拓氏に協力できなかったのが心残りだったのだと思います。

 あの頃の小泉純一郎氏は“森派の代貸的な存在”でした。基本的にはクールなタイプの小泉純一郎ですが、彼は、妙に義理堅い面もあるのです。

 だから、自分が首相になれた恩人の山崎卓氏は副総裁にし、田中眞紀子氏を外務大臣の要職に任命していました。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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