◆ 菅首相の答弁のつじつまが合わなくなってきた印象。

～～< 以下 引用 >～～　　　■ 学術会議改選「事前調整せず」　大西元会長、菅首相答弁を否定 ⇒ https://bit.ly/3l8L4xX ■　　　　　首相は５日の参院予算委員会で、学術会議の会員候補１０５人のうち６人を任命しなかったことに関し、１７年には行っていた事前調整をしなかったとして「推薦前の調整が働かず、結果として任命に至らなかった者が生じた」と答弁。これについて大西氏は合同ヒアリングで「調整というと協議して一致点を探って修正するというイメージがあるが、そうではない。実質的に決まっている名簿について説明した」との認識を示した。　　　首相が会員の出身大学や年齢が偏っているなどとかねて問題視していたと説明していることに対しても、「（官房長官時代の）菅首相にも何回かお目にかかったが、このような懸念が表明されたことはなかった」と疑問を呈した。

◆ 菅首相は、つまらないことで深みにはまりました。

　そもそも、トラブルになるとわかりきってるのに６名を学術会議の会員にする任命を拒否したのが、私には、どうにも理解できませんでした。

　６名の方々を学術会議の会員に任命しても、別に騒動になるわけでもない。学術会議の役割は専門家の立場から“政策提言”をするのが役割で、提言は命令ではない。[ #政策提言 ]

　６名の方々の影響力でどんな提言が出されるのかわかりませんが、もし、その提言が政府の考え方とどうしても合わないのなら、その提言は無視すればいい。

　国民の多くは、学術会議の存在さえ知らない人が大半。私など、いろいろな機会に政策提言していますが、誰も私の提言には耳を傾けてくれません。

　学術会議の提言は、ひとつの“意見”にすぎません。提言が無視されれば、国会などではそれなりに議論になりましょうが、今の野党の力ではそう大した議論になりません。

◆ それなのに、あえて、首相が任命を拒否するから、逆に、大騒動になりました。

　おかげで、菅首相は“嘘の上塗り”をするハメになった状況に見えます。[ #嘘の上塗り ]

　私流に見れば、菅首相は頭が足りない。頭がきちんと回っていない。見た目は人の良さそうなおじさんですが、それは“愚鈍宰相”の化けの皮。[ #愚鈍宰相 ]

　嘘を連発して“詭弁”を言い張るような人には国のかじ取りはまかせておけません。早めに誰かと交代させてもらいたい。

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●（注1）　　菅首相が愚鈍宰相ということについては、2020.11.04のブログ 『“あだ名”で呼べば“人となり”がピンとくる』をご覧ください。［→ https://bit.ly/32oFNuH ］