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題... 安倍派の残党の悪あがき

◆ 安倍派の残党の悪あがきにしか見えません。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 白川前日銀総裁を痛烈批判 自民・世耕氏「自身の時代総括を」 ⇒ https://is.gd/Iql7k4 ■

 自民党の世耕弘成参院幹事長は5日、NHKの討論番組に出演し、日銀前総裁の白川方明氏が黒田東彦総裁の「異次元緩和」を疑問視したことに対し、「白川総裁時代に金融緩和をかたくなに行わなかったことが、深刻なデフレに日本が陥った最大の原因だ」と痛烈に批判した。

 世耕氏は番組で、次期日銀総裁候補の植田和男氏が国会の所信聴取で示した金融政策に関する見解を評価。「黒田総裁の下の姿勢をしっかり引き継いでくれる」と述べ、植田氏がアベノミクスを継承するとの見方を示した。

 これに対し、立憲民主党の田名部匡代参院幹事長は同じ番組で、2%の物価上昇目標を明記した政府・日銀の共同声明について「見直すべきだ。アベノミクスは既に失敗している」と強調し、金融政策の抜本的な見直しを訴えた。


◆ 未だに“アベノミクス”が云々と言っているようでは、どうにもなりません。

 立憲民主党の田名部参議院幹事長の“アベノミクスは既に失敗している”という指摘は、的を射ています。アベノミクスは既に失敗したことは、現実の状況が証明しています

 ロシアーウクライナ戦争などの影響もありますが、日本は諸外国以上に極端な円安になり、日本の平均賃金が発展途上国並みに急落していることでそれがわかります。

 日本が先進国を標榜したいなら、世界のトップクラスの平均賃金をめざさなければなりません。韓国や台湾などにも抜かれて世界の先進国とは、ちゃんちゃらおかしい

 しかも日本はすでに超高齢社会に入っており、賃金の安い軽作業的な仕事は外国人労働者や高齢者などに依存しなければならないのは必定の情勢。[ #外国人労働者 ]

 そんな時に円安で日本の賃金が安ければ、外国人労働者も日本には来てくれません。彼らは、要は“出稼ぎ”なので、賃金の高い国に行くのは必然です。


◆ 私は20年以上も前からブログなどで指摘していましたが、今の日本は“加工貿易立国”の国ではありません。

 天然資源などが豊富な国なら、その資源をそのまま輸出していても“渡世”していくことができます。[ #渡世 ]

 アメリカやオーストラリアやロシアなどは、基本的にそんな国だと思います。そして、それらの国は国土も広く、農業にも適しています。農産物の輸出でも渡世できる。

 でも、天然資源に乏しい日本のような国では、そんなことはそもそもが無理な相談。器用な日本人は技術力を磨き、“技術貿易立国”をめざさなけれはならない国です。

 つまり、日本は、技術そのものを輸出して渡世していく技術貿易立国の国なのです。[ #技術貿易立国 ]


◆ “加工貿易”ならどうか?

 単純な加工貿易は、原材料を輸入し、それを国内で加工して外国に輸出するから、基本的に“加工費が安い”国で成り立つシステム。加工費が高い国では成り立ちにくい。[ #加工費が安い国 ]

 日本人の賃金が安くてもかまわないのなら、それもいい。でも、高い賃金を払う必要のある国で作れば価格は高くなり、他の国との価格競争に勝つことが難しくなる。

 それに、加工貿易で外国に製品を大量に輸出すれば、“貿易摩擦”が深刻化する。消費地に工場を作って、そこで作った製品をその国の消費者に使ってもらうのをめざす方がいい。[ #貿易摩擦 ]

 日本が経済的に繁栄するには、それしかありません。そして、ユニクロやホンダなどに象徴されるグローバルなスタンスの企業は、既にそんなやり方をしています

 ホンダなど、はじめから、日本ではなく、ニーズの大きいアメリカにジェット機の工場を作って、小型プライベートジェット機市場でナンバー1の実績を上げています。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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