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最後のライブでした。


2月25日は芸人人生で最後のライブ、道頓堀ZAZA HOUSEにて開催の『やきそばパン』でした。

このライブは、プードル、たくろう、ドーナツ・ピーナツの同期3組で、2018年の4月からほぼ毎月(じゃなかった時もある)開催していたライブです。

解散が決まって、
「最後の舞台をどうしますか?」って聞かれた時、ちょうど2月の下旬にこのライブが決まっていたので、
「どうせならやきそばパンで最後にしたい」
という思いがあり、わがままながらこれを最後にさせてもらいました。





解散&引退のツイートをしてからというもの、芸人や友達、すでに引退された懐かしい先輩や同期など、いろんな人からメッセージをいただいてうれしかったと同時に、改めて、

「この世界はなんて温かい世界なんや」

と感動していました。

僕のことを思ってくれてる人がこんなにいるんやと実感しましたし、逆に言えば、引退を決めなければこんな気持ちを味わうこともなかったので、そういう意味でもこの決断をして良かったと思います。


ツイート直後に、Twitterで「プードル解散」が一瞬トレンドに入ったり、ライブのチケットが完売したりと、うれしい反面、

「いやそんなに「好きだったのに」とか「寂しい」とか反応してくれるなら、もっと前から言うといてよ。。。」

と複雑な気持ちになりましたが、これは仕方のないこと。

逆の立場になって考えた時、
「めちゃくちゃ好きとかではないけど、無くなったら無くなったで寂しくなる」
みたいな感情になるのは理解できます。
現在絶賛放送中の「ブラッシュアップライフ」というドラマにもそんなセリフがあって、めちゃくちゃ頷いていました。

「めっちゃファン」は少なかったけど、「ちょっと好き」な人は、それなりにいたんだなと、このタイミングで実感しました。
それもこれも、この決断をしたから知れたこと。
仕方がないことですね。


だからといって自分自身、ほんまにもう未練はありませんが、皆さんに伝えたいことは、

「推しは、推せる時に推せ。」

ですかね。

皆さんが応援している対象(推し)は、「永遠の存在」では到底ありません。
もちろん人間なので、内側ではあらゆる葛藤などを、抱えて生きています。
その葛藤などは、活動している間には中々吐き出せないもの。
その行為自体が、応援してくれる人に失礼だと思うからです。

なので、急に何が起こるかわかりません。
いついなくなるかわかりません。
突然、終わりを迎える可能性を誰しもが持っています。

他人事みたいに言いますが、今回それを身をもって僕が経験したので、その体験談から伝えたいです。
皆さん後悔のないよう、推せる時に推しましょう!






そんな事とかをいろいろと考えていた中で迎えた最後の『やきそばパン』。

会場は久しぶりの満席。

いつもは各組ネタ2本ずつとコーナーの1時間のライブなのですが、最後はネタ1本ずつとコーナー。

オープニングトークで僕が、たくろうとドーナツ・ピーナツのネタをリクエストする流れに。
両コンビとも懐かしのネタをやってくれました。

僕らも最後は結成初期の懐かしの鉄板ネタ。
めちゃくちゃ楽しくできました。

その後は相方メラちゃんのピンネタ。
もう次に向けてスタートを切っていたので、さすがだなと思いました。

コーナーは、YouTubeで着ていたお揃いのジャージで、懐かしのコーナーを振り返ろうというもの。

しかし、ドッキリを仕掛けられました。
マジでえぐすぎました。これを書いている今もまだちょっと混乱しています。

手紙のくだりもせこかったです。
うれしかったですけど、あんなんナシです。ほんまにうれしかったですけど。

気になった方、2月27日(月)の12時まで配信チケットが買えるので、是非とも観てください。


舞台袖には、同期や先輩など10人くらいが僕の最後を見届けに来てくれました。

終演後は、たくさんファンの方々が出待ちをしてくれて、差し入れや手紙をくれました。
大きいお花もいただきました。

マジでみんな温かった。
ほんまに幸せ者です。ありがとう。


打ち上げも行って、久しぶりに朝まで飲みました。
今めっちゃ頭痛いです。

でもやっぱり仲間と飲む酒は最高です。


これから、舞台で一緒になることはないけど、また遊んだりはしてほしいなと思いました。




まだ何も決まってないですが、何かしらで発信していくとは思うので、その時はまた応援よろしくお願いします!

では、また!



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