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ラジオ番組に出演します!


突然のご報告ですが、この度私えいきち、ABCラジオさんの「ミュージックパラダイス+」という番組に出演させていただきます!

なぜ出演に至ったかの経緯や、今回の出演で感じたことを書いていきたいと思います。



まずそもそも、ミュージックパラダイス+、通称「ミューパラ+」とはどういう番組なのか。

ABCラジオで、月曜から金曜の夜に帯番組として放送されている「ミュージックパラダイス」は、1991年放送開始という歴史ある音楽番組。
放送開始30周年を機に再編され、その後2022年10月から、土曜版として「ミューパラ+」が始まります。
アナウンサーやタレントなどが日替わりレギュラーを務める本家「ミューパラ」に対し、「ミューパラ+」は、週替わりで若手アーティストなどが、宣伝などを兼ねて単発で出演する番組です。

「radiko」公式の説明文はこちら。

毎週週替わりのアーティストがパーソナリティを務め、一夜限りのスペシャルプログラムをお送りする、アーティストによるアーティストのための番組が「ミューパラ+」


いやいやいや、、、大丈夫!?!?!?笑


おれ、アーティストでもなんでもないけど!?
なんやったら、芸人も辞めたただの一般人やけど!?
今年33歳の、一夜限りでもないスペシャルフリーターやけど!?


とまあ、なんやかんや言うてはいますが、実はもうすでに収録済みでございまして、後は放送を待つのみとなっております。



今回のありがたいお話は、三浪 さんなみさんという『霜降り明星のだましうち』などを担当されているディレクターさんからいただきました。

芸人時代は少し仕事でご一緒したことがあるぐらいで、がっつり絡ませていただいたことはなかったのですが、どうやら僕のインスタやnoteを見ていてくれていたそうで、「音楽の知識もあって、しゃべれる人」という印象から声をかけてくださいました。

noteでは、音楽のことに関する発信は少なめなのですが、インスタでは結構前から、ライブに行った様子や、おすすめの曲のスクショなど、音楽関連のストーリーズをちょこちょこ上げていました。

別に何につながるとか特に考えずにアップしていた、ただの趣味の投稿をちゃんと見てくれていたなんて。。ありがたすぎる。。

ここで僕が思った、すべての人々、中でも特に若手芸人に伝えたいことは、

「発信を止めるな!」


ということです。

自分の好きなことや趣味などを、恥ずかしがらずに発信することの大切さを、今回めちゃくちゃ感じました。

特に芸人の頃は、
「芸人なのに趣味のことばっかりアップするのってどやねん」
という、周りからの印象(特に言われたとかではないが、ネタで結果を出していないのに、、みたいな勝手な自責の念もある)を気にして、そういうアクションを憚ってしまいがちですが、絶対に気にせず発信した方がいいです。

関係者の誰かしらが見てくれています。
いつか何かが起こるかもしれません。

芸人時代、一度も自分のラジオ番組を持ったことがなかったヤツが、芸人を辞めて一般人になった途端、単発ですが自分だけの番組をやる機会を与えてもらったのです。
ほんまに人生何があるかわかりません。
我ながらオモロい世界線やなと思います。

また、芸人時代と明らかに違うのは、そのスタンスです。
おそらく芸人時代にこのお話をいただいていたら、「絶対に結果を出してやる、、!」と意気込みすぎて、一喜一憂が激しくなりすぎていたと思います。
今は、以前と違って「売れてやるぞ」という考えがありません。
もちろんいい加減にやるということではないですが、長い人生で見た時に、「こんな人生歩んでるヤツまあおらんやろ」という考えになり、力を入れ過ぎずに楽しめると思うのです。(なんやかんや収録は緊張したけど。。)


以前もnoteで書きましたが、仕事のためにと思いすぎると、心の底からは楽しくないし、仕事のために〇〇芸人を取り繕ったり、装ったりするのがしんどかった僕。

焦らず、「何かに直結させてやるんだ」と考えすぎずに、ただただ好きなものに全力になることの大切さを今改めて感じます。

以前、活躍するジャニーズタレントの仕事論みたいな本を読んだのですが、その中の、Hey!Sey!JUMPの伊野尾慧くんの言葉が当時めちゃくちゃ刺さりました。

好きなことを「点」とする。好きなことに対して極めて行くと、その「点」は大きくなっていき「円」になる。大きくなったいくつかの「円」が交わったところが自分の「強み」になる。

みたいなことを言っていました。(うろ覚えですみません)

伊野尾くんはデビュー当初、グループの中で一番仕事が少なかったそうで、その時間を生かして、明治大学に入学後は建築学を学び、東日本大震災のボランティアにも参加するなど、ジャニーズの活動には直結しないことに時間と情熱を注ぎました。
その経験がのちにロケ番組で生かされたり、建築について語る自分のコーナーを担当するなど、仕事に繋がった時に最大限自分の力を発揮できたそうなんです。

この考えが何年か越しに自分に降りかかってきたような気がします。

実は僕、インスタやnote以外にも、「ラジオトーク」というアプリで毎日12分の一人しゃべりラジオをアップしていたんです。
コロナの暇なときに始めて約2年くらい続けて辞めたのですが、あの時も仕事につなげようとか考えずに、ただただ好きなことについて喋っていました。

もちろん仕事になった方が絶対いいし、周りの同世代の芸人がラジオ番組を担当しているのを羨ましく思ってはいたのですが、この「好き」という気持ちを熱く伝えるこの行動が、いつか何かの役に立つかなと思ってやっていました。

まだ一回きりの番組に出るだけだし、大袈裟ではありますが、自分のやってきたことは間違えてなかったんだな、大きくなった円が交わった瞬間なのかなと、とても嬉しく思います。


最後に。
この機会を与えてくださった三浪さんには本当に感謝ですし、間を取り持ってくれたカベポスター浜田にも感謝です。
以前から浜田は、「お前はラジオに向いている(低音)」と常々言ってくれていて、今回も連絡をくれ、3人での食事会を主催してくれました。

つくづく周りの人々に恵まれていると思います。
本当にありがとうございます。



とまあ、このnoteを読んだ後だと、勝手に思い込め過ぎて変な感じでラジオを聴くことになりそうですが、ほんまに気軽に聴いてください。笑

テーマは「2015年のロックシーン」。
2015年を皮切りにひそかなブームとなっていたシティポップ。
中でも重要な3組の関東出身バンドの魅力や功績。
同時進行で起こっていた、カウンターとして人気を博した関西出身のバンドたち。
2010年代後半、邦ロック界隈では何が起きていたのかを、僕目線での考察で熱く語ります。

ぜひともお楽しみに!


「ミュージックパラダイス+」
8月12日(土)22:00~22:30
ABCラジオ


※野球中継により延期の可能性あり


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