京都検定2級がオススメする、京都・桜の名所5選


桜の季節がやってきましたね。
今週から徐々に見頃になっていくかと思われます。
若干雨が心配ですけど、お出かけしようかなと考えている方は多いのではないでしょうか。

ということで今回は、過去に京都検定2級を取得したことのある僕の、オススメの桜の名所を紹介していきたいと思います!

前から書こう書こうと思っていたのですが、あっという間に桜の見頃になってしまい、今のタイミングしか出せない記事なので、大急ぎで書きました。


僕は京都が好きなだけではなく、京都の中心部に生まれ育ったので、地理やアクセスの面でも京都の事を熟知しています。
桜の魅力だけではなく、それ以外の事もプレゼン出来たらと思います。

ちなみに今回紹介するのは、全て僕が実際に行ったことのある場所だけです。
過去に実際行ってみて、「やば。。すご。。めっちゃええやん。。」と思えたところばかりなので、説得力もあるかと思います。


なので、それらも踏まえて是非参考にしてみてください!



●円山公園


祇園と呼ばれるエリア、八坂神社の奥にある円山公園は、1886(明治19)年に出来た、京都で最も古い公園です。

公園の中央にある枝垂れ桜はあまりにも有名。一時期、劣化などで保存に苦労された時期もあったそうですが、現在もその荘厳な立ち姿で観光客を迎え入れています。

正直ベタではありますが、京都を代表する象徴的な桜。見ておいて損はないと思います。


行く時間が遅くなっても大丈夫。
今年から夜のライトアップ(3/24(金)~4/9(日)、18時~22時)が復活したそうなので、夜桜もがっちり楽しんでください。

歴史に興味がある人は、公園の奥の方にある、坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像の前で写真を撮るのも良しです。

八坂神社とつながっていて、屋台も数多く出ています。その辺も楽しめるかと思います。

あと、アクセスが非常に便利。ほぼ都会です。
桜を見た後は、祇園や河原町などでショッピングもありだと思います。



【バス】
・京都駅から市バス206号「祇園」下車

【電車】
・京阪「祇園四条」駅から徒歩約10分
・阪急「河原町」駅から徒歩約14分
・地下鉄「東山」駅から徒歩約15分



●哲学の道


哲学者・西田幾太郎が散歩しながら考え事をしていたことからこの名がつきました。

北は銀閣寺、南は永観堂周辺をつないでいる、「日本の道100選」にも選ばれているこの道には琵琶湖疎水が流れています。

小川の脇に咲いている桜を見ながら歩く。
めちゃくちゃ最高です。
桜の時期には正直何も思い浮かばなかったでしょうね、西田さん。

2018年のインスタ


道の脇には、個性的な喫茶店やお土産屋さんなどが軒を連ねています。
甘味処もちらほらあるので、京都の和菓子を楽しむのもいいですね。
お土産に買ったちりめん山椒がとてもおいしかったです。

僕自身は、南から攻めるパターンしか経験していないのですが、地理的に考えると北側スタートの方がいいかも。
南の永観堂周辺は、南禅寺や蹴上のインクラインで桜を楽しめますし、ちょっと足を伸ばせば岡崎エリア、平安神宮も現れます。

お楽しみは後にとっておく、、といった方はぜひ銀閣寺スタートで。



【バス】

京都駅から
・市バス100号「銀閣寺前」下車
・市バス17・5号「銀閣寺道」下車

四条河原町から
・市バス32号「銀閣寺前」下車
・市バス17・5号「銀閣寺道」下車



●石清水八幡宮


八幡市にある、宇佐神宮、鶴岡八幡宮などと並んで「日本三大八幡宮」の由緒ある神社。

京都市内からは遠いですが、逆に大阪方面からだと近いかも。

石清水八幡宮

石清水八幡宮の本殿へは、ケーブルカーに乗っていきます。
電車で山を登る体験もいいですし、境内にある桜もきれいなんですが、この周辺で一番見てほしいのは、背割堤(せわりてい)の桜。

初めて桜のシーズンに行った時、僕は先に八幡宮方面に向かったのですが、駅で降りたほとんどの観光客は、この背割提に向かっていました。

宇治川と木津川の間にある堤防に咲いている、1.4kmの桜並木は圧巻の一言。歩けど歩けどずーっと桜が続いています。
ここ最近では個人的に一番すごかったと思いました。

圧巻


堤防の下にはこれまた大量の屋台が。
芝生に座って桜を見ながら、ご飯を食べたりお酒を飲んだり、天気が良ければなお最高です。

その後のアクセスなどは少々不便ですが、「とりあえず綺麗な桜を思う存分味わうんだ」という方には絶対行ってほしいです。



【電車】
・京阪「石清水八幡宮」駅から徒歩約10分



●醍醐寺


伏見にある醍醐寺も京都市内の端ですが、こちらも桜の名所で行く価値ありです。

豊臣秀吉が晩年この地を愛し、寺の境内に近畿中の桜を集めさせ、花見を楽しんだと言われている「醍醐の花見」。
桜を見ながら優雅に余生を過ごしたと言われています。セレブすぎ。

秀吉が開いた、酒を飲んだり、どんちゃん騒ぎしたりするこの時の花見が、今の日本人の「お花見」という文化に繋がっていると言われています。
いわば「お花見発祥の地」ですね。

2017年のインスタ


約700本も植えられているだけあって、とりあえず桜がめっちゃ多いです。
本数もさることながら、枝垂れ桜、ソメイヨシノ、八重桜、山桜と種類も豊富なので、目でおもいっきり楽しめると思います。

そしてめっちゃ広い。
何年か前、母と祖母と行ったのですが、広すぎたので休憩したい祖母をベンチに座らせ、小一時間母と見て回りました。もちろん優しさで。

広い境内には、京都最古といわれる五重塔や、数多くの国宝が所蔵されている博物館など、桜以外の見どころも満載。

がっつり桜を楽しみたい方は、ぜひ履きなれた靴でお越しください。



【電車】
・地下鉄「醍醐」駅から徒歩約10分



●二条城


京都市内に現存している唯一のお城、二条城。
ここも桜の名所ですが、一押しポイントは夜のライトアップ。

僕の地元にあるので、近い存在ですが、昔はやっていた記憶があまりないです。以前よりイベントなどが増えた印象です。
他にも、入り口付近の道が整備されたり、ロータリーがきれいになるなど、ここ最近の二条城は盛り上がってきている印象を受けます。

夜の特別拝観で、桜がきれいなことは言うまでもないですが、すごかったのが、プロジェクションマッピング。

2017年の様子

重要文化財・唐門に映し出される映像がめちゃくちゃ綺麗で、これぞ京都の、しかもこの時期しか見れないものなので、必見だと思います。
今年は、3/17(金)~4/15(土)まで見れるので気になる方は是非。

城内には飲食スペースもあり、夜桜を見上げながら、お茶屋さんとかにあるあの赤い椅子に座って、甘酒を飲んだことが最高だったことを覚えています。

場所も市内中心部にあるので、比較的便利な二条城。
ご飯を食べてから夜桜か、夜桜を見てからご飯なのかは任せますが、京都の春の夜をぜひとも楽しんでください。

ちなみに、僕の母校である中京中学校が二条城の横にあります。
正面とは真逆に位置しますが、興味ある方はグラウンドの狭さだけでも確かめに行ってください。



【バス】
・京都駅から市バス9・50号「二条城前」下車
・四条烏丸から市バス12号「二条城前」下車

【電車】
・地下鉄「二条城前」駅からすぐ
・JR「二条」駅から徒歩約17分







ということで、桜の名所を紹介しました。

四季折々楽しめる京都。
今後も季節ごとに、京都の何かしらを紹介できたらと思います。


それではまた!



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