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近所の公園を少しだけ綺麗にしたら芽生えた「環境への意識」

こんにちわ。dotDのZackyです。
dotDでは、「働く時間の1%を社会貢献活動に当てる」というユニークな取り組みを始めています。内容の指定はなく、それぞれのメンバーが思い思いにボランティア活動などに参加しています。

今回は、この活動を通じて「環境への意識」が芽生えたお話を、実際の活動レポートと共にお伝えしていこうと思います。

なぜこのボランティアに決めたか

これまで恥ずかしながら、ボランティアというものにほとんど参加したことのなかった私は、ボランティアの探し方をググるところからスタートしました。

どうやら、直接ボランティア団体を探すか、ボランティア募集をまとめているポータルサービスを使うのが一般的らしい。同じ頃、社内メンバーからの勧めもあり、やはりボランティア団体やNPO法人の方々が主催している企画に参加するのが無難とのこと。多くのdotDメンバーがそういった企画に参加している模様でした。

私も例に漏れず、そういった企画に参加しようと応募までは進むのですが、雨での中止が2回、仕事が終われず開始時間に間に合わなかたのが1回。何度も応募するのに疲れた頃、考えついたのがこれでした。

勝手にやればよくね?

思い立ったが吉日、その週末に近所の公園の清掃活動を勝手にすることにしました。

いざ、清掃活動へ

清掃活動の舞台はここ。大田区大森エリアにある「平和の森公園」

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公園全体が多くの木々に囲まれ、芝生や池のある広場があるだけでなく、テニスコートやフィールドアスレチックなども併設されているため、老若男女が楽しめる大きな公園となっています。

まずは清掃活動に使う物資を近所のスーパーで調達しました。
企画された清掃活動の大半は、ゴミ袋やトングなどの必要な道具は支給してくれるのですが、それすらも自分で考えて調達し、やってみようと思いました。
今回用意したものは…
・ゴミ袋
・除菌ウェットティッシュ
・ゴム手袋
・汗ふきタオル(持参)(マリノス推したいだけ)

これで足りるのか不安しかなかったです。

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清掃開始

道具を携えて清掃開始。この公園は中央の広場や施設を囲むように緑道があるので、その緑道沿いを歩きながらゴミ拾いをしていきました。

広場も池も整備が行き届いており、すごく綺麗で過ごしやすそうなところでした。普通に今度遊びに来たい。

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実際にゴミがどれくらいあったかというと「かなり少ない」という印象でした。整備が行き届いているので管理側で清掃活動も丁寧にされている公園なんだろうと感じました。

成果

清掃活動が終わりました!
実はこの清掃活動の様子を私たちがデザインを担当している「onedog」で記録していました。下の画像は実際のアプリの画面になります。

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清掃活動で歩いた距離は2.06km、時間は1時間8分でした。
途中寄り道した箇所も細かく記録されているので、かなり精度高く記録されていることがわかりますね。(エンジニアのみんなありがとう)

今回の清掃活動で拾ったゴミですが、中を覗いてみるとこんな感じでした。

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タバコの吸殻、お弁当の容器、お菓子やアイスのパッケージ、お酒の缶、ペットボトルなどなど、いろいろな種類のゴミが集まりました。

お酒やつまみのパッケージ、タバコのゴミがまとめて放置されていたりもしたので、もしかしたら緊急事態宣言下で飲みに行けない人たちが公園で飲んでそのまま放置していったのかも知れませんね。

初めてボランティア活動をした感想

今回の清掃活動を通じて「私たち住民みんなが意識や常識を正しく持ち、公共の場を綺麗に使わなくてはいけないな」という、社会の一員であることを自覚するきっかけになりました。「そんなこと当然だろ!」と思われるようなことかもしれませんが、根本的な課題意識を持ち、行動に移すことが、ひいては住みやすい社会作りにつながるんだな、と感じました。

行政の抱える環境問題の一例として、「公共施設へのゴミ箱の設置」問題があります。ポイ捨てやゴミの放置を防ぐためには、公園内にゴミ箱を設置すること一番早い解決策かもしれません。そりゃあ目の前にゴミ箱があれば捨てる人もふえるでしょう。
ただ、ゴミ箱を設置したらしたで、外部からの家庭ごみの持ち込みや分別をしない人たちが出てきたりと、これまでなかった別の問題が発生します。sの結果、公園管理側の運用コストがかさみ、行政の負担になっていく未来を考えると、ゴミ箱の設置は短絡的な部分最適の解決策でしかない可能性があります。

じゃあどうすればいいか。そもそもの課題を根本的に解決するためには、私たちの環境に対する意識やモラルの向上が一番大切で、一般市民側からも草の根的に広め、浸透させていくこともできることだと思いました。

最近話題になったのですが、海外で活躍している日本人サッカー選手がこういった行動で称賛される姿が見られました。主体的に広めることもそうですが、一人ひとりの普段のちょっとした振る舞いや行動は周りの人がちゃんと見ていて、「社会に対して影響しているんだ」ことを自覚していくことも大切だと思います。

🧹 💨

今回の清掃活動で実際に拾えたゴミは少量だったかも知れませんが、その清掃活動から得られた知識や環境に対する意識の芽生えは、少量のゴミに勝る大きな収穫だったと感じています。

以上、公園の清掃活動をセルフでやってみた活動レポートとその成果をお送りしました。

次回は、自分が興味のある業界や社会課題に紐付いたものに参加してみたい思います。


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