ChatGPTのプロンプトとは

プロンプトとは命令文のこと
プロンプト次第で回答の精度が大きく変わるという

代表的なプロンプト

  • Zero-shot プロンプト

  • Few-shot プロンプト

  • CoT プロンプト

  • Xero-shot Cotプロンプト

  • ToTプロンプト

  • ReActプロンプト

  • 深津式プロンプト

  • ジュンスケ式ゴールシークプロンプト

Few-Shotプロンプト


プロンプト内でいくつか例をあげる
質問や指示、回答のパターンを学ばせる

CoTプロンプト


命令文で思考の順を指定する
順を追って考えて手順ごとに回答を返してくれる


取締役会実効性評価に関して、取締役に対するアンケートを作ってください。取締役それぞれの取締役会に対する評価、感じている課題などを知りたいです。
#手順
1.アンケートの目的を書き出す
2.[1]の目的を達成するために必要な情報を書き出す
3.[2]の情報を引き出すためのアンケート項目を作成する

Xero-shot Cotプロンプト

例は記載せず指示だけを入力
ただし、末尾に「ステップバイステップで考えてください」「手順に沿って回答してください」などと追加する
手順の部分もChatGPTに考えさせる方法

ToT(Tree of Thought Prompting)プロンプト


ChatGptは一直線に回答に向かって突き進もうとする。そこに評価という枝を挟むことによって、方向修正させつつ進ませようというもの。

取締役会実効性評価に関するアンケートを作ってください。
質の高いアンケートをつくるため、まずはアンケート項目を考える手順を作ってください。

←一度のプロンプトで完結するのは難しいので、段階的に進める。

今作ってもらった手順をあらためて評価してください。
評価には「株主や投資家が見て納得するか」という観点を含めてください。

←ChatGptの作った手順を評価させる。

ReActプロンプト


ChatGPTに推論させたあと、推論に基づいた行動を提示させるプロンプト
命令文に対して推論を行ったあと具体的な行動が示される。
[Thought:][Action:][Observation:]の3行を追加する

ReActプロンプトの型
命令文や質問文
Thought:
Action:
Observation:

深津式プロンプト


区切り文字を使って命令文や条件を明確にする。
条件に従って入力文から回答を作るという命令を明確に伝えることができる。

#命令文 :
あなたは[立場や役割を入力]です
以下の制約条件を基に入力文から[作成目標を入力]を作ってください。
#制約条件
[必ず守るべき条件を入力]
#入力文
[ベースとなる入力文章]

ジュンスケ式ゴールシークプロンプト


最初に曖昧なゴールを伝えて、途中経過のゴールとともに、曖昧な部分に対する提案や質問を作らせる。
その提案や質問にひとつづつ回答することで、途中経過のゴールが随時更新される。
この作業を繰り返すことで、徐々に方向を絞り込み、完成形をみつけるというもの。


あなたは[優秀な事務スタッフ]です。
以下の条件に従い、[私のニーズに最適なプロンプトを作成]してください。
#条件
1.まず私にプロンプロの内容を確認してください。
2.私の回答を基に以下のA/B/Cを作成してください。
A:改訂プロンプト(回答に沿った内容を完了したプロンプト)
B:提案(プロンプトを改善するための提案)
C:質問(プロンプトを改善するために必要な情報)
3.このプロセスを私が「完了」と伝えるまで続けてください。

ChatGPTが質問するので、それに答えます。何度かやりとりを繰り返すことにより適切なプロンプトを作ってもらいます。

まねるだけChatGPT


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