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5ちゃんでロケットMOMOを布教した

・はじめに

 「宇宙品質にシフトMOMO3号機」が打ち上げられる直前、匿名掲示板5ちゃんねるの最奥、ニュー速(嫌儲)板に立てられたスレッドと、ニコニコ生放送やYoutube Liveにコメント参加し、そこでみられた率直な疑問やツッコミに対し、可能な限りレスしました。
 元投稿者や掲示板運営者の権利を侵害しないよう、表現を大幅に変更して記載しています。

・スペースデブリで環境汚染するな/不法投棄だ

 MOMO系は上がってすぐ落ちてくるロケットなのでスペースデブリになりません。なれません。材質はステンレスとCFRP、推進剤(燃料)はエタノールと液体酸素です。ありふれた物質ばかりですので、汚染の心配はしなくてよいでしょう。
 ZEROが打ち上げる高度500km程度です。この領域の衛星はごく薄い大気で減速し、数年で流れ星になってしまうのでデブリ問題はさほど深刻ではありません。

・また爆発するの?/はやく爆発しろ

 MOMO系の推進剤はエタノールと液体酸素ですので、それ自体が衝撃などで爆発することはありません。MOMO-F2の「爆発」について個別の要素を視ると、機体が落下した際の衝撃音と、その後に燃料タンクが破れて漏出したエタノールが燃えたという現象が映像的に合成されたものと言えます。また衝撃波を発する「爆轟」ではない事が分かります。以上の状況から「爆発」と呼ぶに相応しい状況とは考えにくいと考えます。
 むしろエンジンの正常運転中の方が爆轟に近い状態と言えるでしょう(燃焼によっては亜音速にしか達さず、ノズルで超音速に加速させます)。

・いままで何回失敗してるの?

 打上実験の実績は12回ほどあり、失敗も成功もあります。「ポッキーロケット」は目標高度1,111mに対して1,126mというニアピン賞を出しています。一方「ひなまつり」は発射台上で1cmも動かずに炎上しました。

・墜落したロケットの破片とか売ればいいのに

 クラウドファンディングの返礼品や、お土産として入手可能です。東京でもイベント時に販売されることがあります。
https://camp-fire.jp/projects/view/90132

・エンジンが予定外に止まったら観客席や住宅地に落ちる可能性ある?

 ほぼありません。海岸の射点から海上へ向けて飛行しますので途中停止しても海上警戒範囲内に落下します。
 制御を失って進路を外れてた場合には自動的にエンジンが止まる仕組みになっていますし、地上から停止信号を送る事も出来ます。そうするとロケットは、警戒範囲内に落下します。
 計算上必要な安全距離は射点から300m未満ですが、安全側の措置として発射指令所は約600mの場所に設置されており、直近の人家や無料観客席は1,400mの場所に設置されています。有料観覧所は約4,000m離れています。

・これ何するロケット?/強風の時に打ち上げられないのでは意味がない

 MOMO-F3の主ミッションは高知工科大学のインフラサウンド観測装置を上空へ運搬し、地上で発生させた号砲花火の音を観測し、データを地上へ送る事です。風はあまり関係ありません。
 他に想定できるミッションは高高度環境・微小重力環境(所謂無重力)を利用した科学実験や宇宙機の要素試験、イベント用途(卒業記念など)、宇宙葬など、様々な用途が想像され、低価格化が実現すれば誰も想像していなかったような用途も出現するでしょう。

・低スぺ過ぎて役に立たない/これ風船でよくね

 MOMO系は飛行機や気球では到達できない高度50km以上から、人工衛星で観測するには空気が濃すぎて観測困難な高度100km強程度の実験環境を提供します。これは人工衛星打上げ用のロケットではオーバースペックになってしまいますので、観測ロケットというジャンルがあります。国内外の観測ロケットは様々で、到達高度が数千kmというものもあります。
 MOMO2とMOMO3のフライトでは高知工科大学のインフラサウンド観測が企図されましたが、欲しい環境は高度50km前後だったようですので、MOMOは高性能過ぎたとも言えます。今回はMOMO側の都合である100km到達を優先させた形ですが、今後は到達高度を調整するサービスも出てくるのではないでしょうか。

・JAXAやIHIから技術移転すればいいのに/どうせ猿真似だろ

 JAXAもIHIも打上げ用小型液体燃料ロケットを運用していませんので、技術移転のしようがありません。どちらかといえばエンジンや燃料タンクの仕組みはアポロ計画の月着陸船に似ています。

・韓国のようにロシアから技術者呼べばいいのに/買えばいいのに

 国境を越えた技術移転には外交が必須であり、ベンチャーにとっては容易ではありません。
 基幹技術の使用権や完成したエンジン等を購入するのも手ですが、価格決定権の半分を握られた形になります。そうした場合でも自前で技術を持っておけば「ウチではン千万円でこの程度の性能出せるのだけど、オタクから買うと何円でどれくらいの性能?」と交渉材料にできます。手持ちの技術が全くないと、言い値で買わざるをえない可能性さえあります。

・米露のロケット技術は秘匿されている

 論文やプレス資料、一般向け説明や活動履歴映像といった形で大量の情報が公開されています。核心的な部分が公開されていない場合もありますが、全て秘匿されているわけではありません。
https://www.aiaa.org/publications/journals

・兵器開発だ/情報漏出で北の民主国家が兵器転用するだろう

 弾道ミサイルは半径数百m程度の範囲に落下させる精度があります。一方MOMO3の飛行実績では着水地点が初期の予定地点より13kmほど手前にずれていますので、たとえ小型核弾頭を積んでも役に立たないという計算になります。MOMO系は上昇中の飛行進路を保つ仕組みを持っていますが、弾道ミサイルのように落下位置を精密に制御する仕組みを備えていない為です。
 また車載・潜水艦搭載能力が無く、打ち上げ準備に8時間程かかりますので、地面で準備中に爆弾が降ってきます。兵器をご所望でしたら兵器メーカーから購入しましょう。

・打ち上げるのは赤道じゃなくていいのか

 MOMOは衛星軌道へ投入するロケットではありませんので、緯度による運動エネルギー的な優劣は関係ありません。
 運動エネルギー的に静止衛星軌道等の軌道に上げるには赤道付近が有利ですが、ZEROが主な顧客と想定している極軌道(南極や北極付近を通る縦の軌道)の打ち上げには緯度が高い方が有利です。

・何故この時期を選んだの?/改元狙いはあざとい

 主な理由は、漁業との兼ね合いです。MOMOは海へ向けて飛行しますので海上に1000平方kmほどの落下警戒域を設けており、打ち上げ期間中は漁場として利用できなくなってしまいます。警戒水域の監視や落下機体の回収試み、気象情報の共有などの面でも漁業者との協力・調整が必要であり、協議の結果2019年GWとなったようです。
 副要因として、観光客による地元への経済効果を最大化する目的と、ボランティアスタッフの確保の容易さからゴールデンウィークが選ばれたと考えられます。警戒域の警備や車の誘導、観覧所の設置運営などで多くのボランティアの支援を受けて打ち上げていますので、こちらも無視できない課題です。改元はたまたま付いてきたオマケでしょう。

・(延期に関して)これツアーどうすんの?/小遣い稼ぎの為にわざと延期してるんだろ/こういうの観に来る人はみんなお布施してんの?

 ツアー商品販売時にその点アナウンスされているので詐欺とは言い難いでしょう。有料見学会場「SKY-HILLS」の定員は400人ほどなので、売り上げ(打ち上げ協力金という名目)は200万円弱ほど、4月30日と5月1日の二日間だけ催行されるので、延期を繰り返しても売り上げ増になりません。
 5月4日の打ち上げ完了までの観覧者延べ人数ベースで、概ね7%の人が有料見学会場を利用したようです。

・(延期に対して)観に来た人のGW潰してるな/やるやる詐欺か

 洋の東西を問わずロケットの打ち上げは概して延びるもの。達人曰く、打ち上げを観る前に帰りの飛行機チケットを予約するうちはロケット観覧初心者だとか。良い事とは言い難いですが、機体の状態だけでなく自然環境や警戒区域の安全確保など、多くの要素が全て上手く行かないと打ち上げできませんので仕方ないのです。
 ちなみに無料観覧場の大樹町多目的航空公園には展示施設SORAがあります。小粒な施設ながらも超小型ロケットの実機展示や、航空機の開発系統図など見ごたえのある展示が詰まっています。入場無料です(冬季休業)。

http://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/kikaku/sora.html

・1942年にナチスが出来たのだから21世紀なら簡単なのでは?

 地球は大きく大気も絶妙に濃いので、工学的にギリギリの性能を引き出さないと宇宙空間へ行けません。効率性も含めて突き詰めると21世紀現在でも容易ならざる分野です。

・ヒドラジンとか今の時代ゆるされないだろ

 MOMOの推進剤はエタノールと液体酸素で相当安全です。今ノリノリのSpaceX、CrewDragonのSuperDracoエンジンの推進剤はモノメチルヒドラジンと四酸化二窒素(いずれも猛毒)です。正常に動作すれば有用な推進剤なのですが、漏出させてしまうと大変ですね。

・撮影されたくないから/失敗を隠蔽するために早朝に隠れるようにこっそり打ち上げたのだろう

 早朝は風が静穏になりやすいので、打ち上げ側にとっては最適な時間帯です。4月30日の技術的問題に続いて5月2日には強風のために順延となっており、風の弱い早朝に打上げる事にしたのでしょう。
 一方で観覧者にとってはホテルのチェックアウトが前日になり車中泊等で時間調整せざるをえない、観覧会場の開催人員は深夜労働となる、テレビの生中継の視聴率を稼ぎにくいなどといった問題があります。
 撮影に関しては、非常にオープンな会社ですので問題視していないでしょう。MOMO-flight2のハイスピードカメラ映像等が公開されています。
https://youtu.be/J11R_fVi1-o

・(打ち上げ後に)確たる証拠も無しに成功したとアナウンスするのか

 MOMO系にはGNSSというGPSの3次元版のようなものが積まれています。このデータは他の機体各所のデータと共に地上へリアルタイムで送信されていますので、機体の位置が分かります。2019年5月現在、OpenMOMOにてMOMO-TF1とMOMO-F2の位置情報のログ等が公開されています。
https://github.com/istellartech/OpenMOMO

・民生品使ってどんな部品使ってるの?

 ダイビングなどで使われる高圧ボンベや模型用電動モーターから、弁・コンピュータや各種センサー、燃料等は通販サイトでも買えるものです。また機体構造の半分ほどは一般的なステンレス板を加工したものです。

・民生品つかってるのに宇宙品質?

 「宇宙品質にシフトMOMO3号機」はネーミングライツによって決められた名称であり、宇宙用に開発された部品を使うという意図ではありません。

・今回の費用数千万と商業化1回6億以下ってだいぶ開きがあるんだけど

 今回のは弾道飛行するタイプで(約1トン)、6億以下と言っているのは衛星軌道投入するタイプ(約35トン)。機体の大きさも要求性能も全然違うのでお値段も異なります。

・安いって聞くけど本当に安いの?

 私はMOMO系の材料原価を650万円ほどとみています。当然ながら加工や組み立て、検査の作業に加えて政治的・行政的な手続き等も必要ですので最終的なコストは数倍に膨らみますが、それでもぶっちぎりの「安さ」です。
 一方で現在開発中のZEROの「安さ」には別の意味があります。衛星打ち上げロケットは物理的特性上、基本的に大きいほど効率が良くなります(表面積は二乗で増えますが体積は三乗で増えますので、タンクなどの効率が良くなります。空気抵抗も同様です)。ZEROは物理特性上効率の悪い「超小型衛星打上」を目指していますので、逆立ちしても大型ロケットに「安さ」で勝てません。しかし超小型衛星打上ロケットZEROにはライバルが居ます。
 たとえるなら、大型ロケットは乗り合いバスのように多くの質量を一定の軌道に乗せることが出来ますが、メインの大型衛星の都合が優先されます。これに対して小型ロケットはハイヤーのように、超小型衛星を目的の軌道までピンポイントに運ぶことが出来ます。このハイヤー界での安さを目指しているといったところです。

・本当にそんな需要あるのか?

 既に海外企業は超小型衛星打上の実績があります。
 電子回路の集積率の向上で人工衛星の質量あたりの性能が上がり、益々実用的になりつつあります。防災や国防、農業や漁業、経済活動の監視や衛星自体の開発の為の要素試験からエンターテインメントなど、さまざまな用途に広がっています。
 超小型衛星サービス会社にとって大型ロケットによる打ち上げの安さは魅力ですが、相乗りとなり日程が思うに任せませんので、打ち上げに先だって完成した衛星を手元に置いておく事は衛星自体を経年劣化させるリスクがあります。
 また衛星の重さと性能は基本的に比例します。相乗りで大型衛星用の軌道に投入されてしまうと超小型衛星側はまずサービスにならず、自前のエンジンで軌道調整するか、大気摩擦などでサービス出来る軌道まで遷移する必要が出てきます。これらの施策には衛星システムの複雑化や運用可能年数の減少等のリスク増大が伴います。そしてサービスに供せない時間は、衛星という資産の不活用であり、財務的な負担となります。
 打上げ費用を多めに支払うことでこれらのリスクやコストを圧縮し、サービスを増大できるのであれば合理的な選択肢となるでしょう。

・目的は何なの?

 会社名通り将来は恒星間輸送を行う事が目的らしいです。
 近々の現実的な計画は弾道飛行ロケットMOMOに続いて超小型衛星打ち上げロケットZEROの開発が進められています。ロケット打ち上げはロケット単体があれば良いというわけではなく、射場地元の理解も必要ですので、実績作りの面もあります。

・SpaceXの垂直着陸凄い。日本は世界で何位?

 米露中印欧に続いて6位くらいです。

・SS-520やスカッドEでいいじゃん

 MOMOは数千万円、SS-520の方が高スぺですがお値段5億円。またMOMOの方が音響や振動や加速度が少なく、お客さんの実験器具側に求められる耐久性能やノウハウが少なめで済みます。
 スカッドEを購入しても軌道投入機の要素研究になりにくい点が難です。

・これが成功したからといってZEROも安くでき、ビジネス的に成功すると決まったわけではない

 大型構造やステージ分離、上段点火にターボポンプ、厳密な打上時刻や精密な軌道制御など、MOMO系とは異なる技術が必要になり、安全の為の設備もより大掛かりになります。
 純粋にコストだけみると大型ロケットには絶対に勝てません。また既存の、或いは今後数年で次々と現れる超小型衛星打上サービスと競合しますので、顧客サービス面(即応性、技術サポート、軌道投入精度、イベントや広報との連携など)で勝負する事になるでしょう。

・民生品には品質にバラつきがあるので結局それに足引っ張られるだけ

 それを見越した設計や品質保証・品質管理ができるようになったら強いでしょう。近年は官製の人工衛星にも民生品を使う研究が行われており、適切に品質保証・品質管理が出来るのであれば問題ないでしょう。

・これを更に回収して再利用したら超安いんじゃ

 エンジンは高熱を受けるので使い捨てとなります。電装品や電動モーターは真空に晒された後でもコンデンサやグリスの性能が維持できるのか不明です。また機体自体回収を前提としていませんので落水時に大きな衝撃がかかります。回収後海水の洗浄も大変です。部分的に使えない事もないでしょうが、手間とリスクを負ってまで使う価値があるかは微妙なところでしょう。

・MOMOを続けてノウハウ蓄積してからZEROへ移行した方が良いのでは

 開発ノウハウと運用ノウハウはフィードする関係ですのでZERO開発に活かせる部分もあるでしょう。しかしMOMO運用では得られない技術に関しては開発を続けるしかありません。またライバル企業が前へ進み続ける中で足踏みするのは経営的なリスクでもあります。

・(延期に際して)部品交換なんて1日や2日で出来る作業じゃないだろ

 水流し試験や実際の燃料を使った試験を行うと数日がかりになりますが、交換するだけなら数時間で済むでしょう。

・イオンクラフトなど高高度通信網が出来れば超小型衛星は要らなくなる

 携帯電話を念頭に置いた通信サービスではまだ人工衛星は不利です(送受信機にある程度の出力を求められる為)。
 今話題のStarlink衛星は固定局の通信や基地局の無線化・多重化に寄与すると同時に、遠距離通信の高速化も行える性質のものです。イオンクラフト等の高高度通信網は前者のサービスとは競合しますが、飛行高度が人工衛星より一桁低い為、それらだけで遠距離通信を行うのは困難です。故に超小型衛星の需要は、少なくとも競合しない分野で残るでしょう。

・いまどきアメリカの一般人のロケットでさえ成層圏まで飛ぶのに

 モデルロケットCSXT"GoFast"は117.5kmの到達高度記録を持っています。ヤバい。とはいえ商業化する為にはお客様(ペイロード)に乗ってもらわねばならず、その為の空間や許容重量分の推力を確保せねばなりません。
 科学観測の場合には観測機器用の電源や観測結果の無線通信、またはパラシュート回収等のサービスも求められます。高度到達記録狙いのワンオフではなく、お客様のニーズにあわせた機体装備や飛行実施を提供出来なければ、安定的な商業打ち上げとはなりえません。

・風船や飛行機で下駄履かせたらいいのに

 空中からの発射は発射地点を選べたり、ロケットエンジンの性能が幾らか向上するといったメリットもありますが、ロケット側も専用の設計にせねばなりません。また地上設備が使えないので、特に液体燃料ロケットにとって不利になりがちです。
 飛行機発射型にするには飛行機の開発も行わねばなりません。大型化や安全性の問題で既存空港を利用できない設計の場合、専用の離発着場の整備維持コストが嵩む問題もあります。概して開発規模が大型化しますので、資金と技術力が要求されます。

・(打ち上げ後に)成功でホリエモン見直したみたいな話が多いけど資金提供面しただけだよね

 誰が法隆寺を建てたかみたいな話で、旗振る人とエンジニアリングの人両方とも大事だよね。殊、宇宙輸送機分野に投資する人は過少だったので、そこを支えたのでしょう。今後投資が集まるようになれば堀江貴文さんの立場や投資の軸足も変わるでしょう。

・堀江貴文は技術の蓄積を否定するからダメだ/車輪の再発明じゃないか

 サービスベースで考えた場合、旧来の技術への固執や、技術継承の際の伝統がサービス向上と相反する場合には、固執や伝統を排除した方が合理的であるという主張であって、技術全般を否定しているものではないという意味であると、私は理解しています。また、より合理的なものを作る営みを「車輪の再発明」とは言い難いでしょう。

・堀江貴文をベンチャーの神として担いで金儲けしようとする連中が云々

 嫌儲的価値観を堅持する上ではアイコニックな存在と、それに群がる人々を否定したいよね。わかる。

・SpaceXに勝てないようじゃ商業なんて無理

 SpaceXに勝ったら控えめに言って世界トップなんですがそれは。

・ゼン〇モンロケット/メ〇イキロケット

 5ちゃん以外でそういう事を言わないように。

・首相官邸に落ちろ

 そこまで飛ぶ性能ありません。

・アベがー

 知るか。

・おわりに

 以上、4月30日から5月5日にかけて行った約200件程のレスをもとに執筆しました。
 ある程度ロケットに興味はあっても、あえて調べたたり質問したりしない人が大半でしょう。5ちゃんねるは欲望や妬みがストレートに表現される場であると同時に、興味関心があるという事が赤裸々に表出する性質もありますので、興味関心に対してダイレクトに情報を届けようと企図したものです。たとえ繋がりやすい所に情報を流しても、繋がりやすい者同士が繋がるだけになりがちですので、最も情報がリーチしにくいであろう所に、僅かながらでも情報を届ける事には相当な価値があると考えています。
 今回の活動で1人にでも情報が届いたのならば、私の勝ちです。

・参考ページ

インターステラテクノロジズ株式会社
http://www.istellartech.com/

一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構 ALSET 空中発射システム
https://ssl.jspacesystems.or.jp/project_alset/?doing_wp_cron=1557984620.7792170047760009765625

宙畑
https://sorabatake.jp/2453/

SPACE WALKER Inc.
https://space-walker.co.jp/

Virgin Galactic
https://www.virgingalactic.com/

Leo Aerospace LLC
https://www.leoaerospace.com/

Apollo Lunar Module Propulsion Systems Overview
https://ntrs.nasa.gov/archive/nasa/casi.ntrs.nasa.gov/20090016298.pdf

Spacex Crew Dragon Sad Anomaly
https://youtu.be/scz-fFZT-dI

ホリエモンロケット「MOMO3号機」の成功が日本の宇宙産業にもたらす本当の意味とは
https://www.businessinsider.jp/post-190342

100th Consecutively Successful Launch of Sounding Rocket RH-200 from TERLS
https://www.isro.gov.in/launchers/100th-consecutively-successful-launch-of-sounding-rocket-rh-200-terls

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